エキスポライン
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エキスポライン Expo Line | |
---|---|
基本情報 | |
国 | カナダ |
所在地 | バンクーバー |
種類 | ラピッド・トランジット |
路線網 | バンクーバー・スカイトレイン |
起点 | ウォーターフロント駅 |
終点 |
キングジョージ駅 プロダクションウェイ・ユニバーシティ駅 |
駅数 | 24 |
1日利用者数 | 289,460 |
開業 | 1985年12月11日 |
運営者 | トランスリンク |
路線諸元 | |
路線距離 | 36.4 km |
軌間 | 1,435 mm (標準軌) |
電化方式 | 第三軌条方式・リニアモーター |
最高速度 | 90 km/h |
エキスポライン(英語: Expo Line)は、カナダバンクーバーにあるトランスリンクが運営するバンクーバー・スカイトレインの路線である。ウォーターフロント駅からキングジョージ駅を結ぶ本線と、途中のコロンビア駅からプロダクションウェイ・ユニバーシティ駅を結ぶローヒード支線がある。
概要
[編集]バンクーバーの中心にあるウォーターフロント駅からキングジョージ駅までを結ぶスカイトレインとして、1986年開催のバンクーバー国際交通博覧会に合わせて1985年に開業した。2002年にミレニアムラインが完成するまでは、路線名は付かずにスカイトレインと名乗っていた。バンクーバーの中心街から大規模ショッピングセンターのあるメトロタウン、高層住宅が立ち並ぶバーナビーと歴史的な都市のニューウエストミンスターを通り、バンクーバー最大の衛星都市であるサレーを結ぶ路線である。
ウォーターフロント駅からスタジアム・チャイナタウン駅までのバンクーバー中心部(ダウンタウン)では地下を走るが、その他の大部分は高架を走る事が、スカイトレインの命名理由となっている。ミレニアムラインのエバーグリーン延伸区間が開通する以前は、始発のウォーターフロント駅から途中のコロンビア駅までミレニアムラインが乗り入れていたが、開通後はミレニアムラインの乗り入れが廃止され、エキスポラインはウォーターフロント駅からキングジョージ駅とコロンビア駅からプロダクションウェイ・ユニバーシティ駅までの2支線に分かれた運行となった。
また、終点のキングジョージ駅からラングリー市方面への延伸が検討されている。
年表
[編集]- 1985
- エキスポライン ウォーターフロント駅 - ニューウエストミンスター駅間開業[1]。
- 1989
- コロンビア駅 に拡張[2]。
- 1990
- スコットロード駅 に拡張[3]。
- 1994
- キングジョージ駅 に拡張[4]。
駅
[編集]駅 | 営業キロ | 開通年 | 接続路線、施設 | 方式 |
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ウォーターフロント駅 (Waterfront Station) | 0.0 | 1985年 | ■カナダライン、■ウエストコーストエクスプレス、■シーバス ギャスタウン、バンクーバー・ハーバー水上空港、カナダプレース、ブリティッシュコロンビア工科大学、ハーバーセンター |
地下 |
バラード駅 (Burrard) | 0.85 | 1985年 | 地下 | |
グランビル駅 (Granville) | 1.14 | 1985年 | バンクーバー美術館、バンクーバー公共図書館 | 地下 |
スタジアム・チャイナタウン駅 (Stadium–Chinatown) | 1.73 | 1985年 | チャイナタウン、BCプレイス・スタジアム ロジャーズ・アリーナ バンクーバー・コミュニティ・カレッジ |
高架/地表/地下 |
メインストリート・サイエンスワールド駅 (Main Street–Science World) | 2.74 | 1985年 | パシフィック・セントラル駅 (VIA鉄道・アムトラック・ロッキーマウンテニア鉄道・高速バス) | 高架 |
コマーシャル・ブロードウェイ駅 (Commercial–Broadway) | 5.38 | 1985年 | ■ミレニアムライン | 高架/地上 |
ナナイモ駅 (Nanaimo) | 7.31 | 1985年 | 高架/地上 | |
29番アベニュー駅 (29th Avenue) | 8.06 | 1985年 | 地上 | |
ジョイス・コリングウッド駅 (Joyce–Collingwood) | 9.19 | 1985年 | 高架 | |
パターソン駅 (Patterson) | 10.71 | 1985年 | 高架 | |
メトロタウン駅 (Metrotown) | 11.44 | 1985年 | メトロポリス・アット・メトロタウン、クリスタルモール、バーナビー図書館 | 高架 |
ロイヤルオーク駅 (Royal Oak) | 12.64 | 1985年 | 高架 | |
エドモンズ駅 (Edmonds) | 15.02 | 1985年 | 地表 | |
22丁目駅 (22nd Street) | 16.06 | 1985年 | 高架 | |
ニューウエストミンスター駅 (New Westminster) | 19.74 | 1985年 | ダグラスカレッジ | 高架 |
コロンビア駅 (Columbia) | 20.29 | 1989年 | ■エキスポライン・ローヒード支線 ニューウエストミンスター市役所 |
半地下 |
スコットロード駅 (Scott Road) | 22.69 | 1990年 | 高架 | |
ゲートウェイ駅 (Gateway) | 24.93 | 1994年 | 高架 | |
サレーセントラル駅 (Surrey Central) | 25.96 | 1994年 | サレー市役所、サレー中央図書館、サイモンフレーザー大学、クワントレン・ポリテクニック大学、セントラルシティ・ショッピングセンター | 高架 |
キングジョージ駅 (King George) | 26.74 | 1994年 | ホーランド パーク, キング ジョージ ハブ, サレー記念病院 | 高架 |
- ローヒード支線
駅 | 営業キロ | 開通年 | 接続路線、施設 | 方式 |
---|---|---|---|---|
コロンビア駅 (Columbia) | 0.0 | 1989年 | ■エキスポライン本線 ニューウエストミンスター市役所 |
半地下 |
サッパートン駅 (Sapperton) | 2.44 | 2002年 | ロイヤルコロンビアン病院 | 高架 |
ブレイド駅 (Braid) | 3.53 | 2002年 | 高架 | |
ローヒード・タウンセンター駅 (Lougheed Town Centre) | 5.53 | 2002年 | ■ミレニアムライン | 高架 |
プロダクションウェイ・ユニバーシティ駅 (Production Way–University) | 7.13 | 2002年 | ■ミレニアムライン、サイモンフレーザー大学 | 高架 |
ギャラリー
[編集]-
エキスポラインを走るMark I
-
エキスポラインのメイン・ストリート-サイエンス・ワールド駅
-
29番アベニュー駅
-
エキスポラインのコロンビア駅
脚注
[編集]- ^ 「Glitter, bands and balloons」『The Vancouver Sun』1985年12月1日、1面。
- ^ (英語) (PDF)The Buzzer. (1989-02-24). https://www.translink.ca/-/media/translink/documents/rider-guide/buzzer-archives/1980s/1989/buzzer_1989_02_24.pdf#view=fitH.
- ^ 「Ride across river offers new views」『The Vancouver Sun』1990年3月16日。
- ^ (英語) (PDF)The Buzzer. (1994-03-11). https://www.translink.ca/-/media/translink/documents/rider-guide/buzzer-archives/1990s/1994/buzzer_1994_03_11.pdf.