エクタシアン
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累代 | 代 | 紀 | 基底年代 Mya[* 3] |
---|---|---|---|
顕生代 | 新生代 | 66 | |
中生代 | 251.902 | ||
古生代 | 541 | ||
原生代 | 新原生代 | エディアカラン | 635 |
クライオジェニアン | 720 | ||
トニアン | 1000 | ||
中原生代 | ステニアン | 1200 | |
エクタシアン | 1400 | ||
カリミアン | 1600 | ||
古原生代 | スタテリアン | 1800 | |
オロシリアン | 2050 | ||
リィアキアン | 2300 | ||
シデリアン | 2500 | ||
太古代[* 4] | 4000 | ||
冥王代 | 4600 | ||
エクタシアン(英:Ectasian、中国語:延展纪(延展紀))は、14億〜12億年前にあたる中原生代2番目の地質時代(紀)の一つ。日本語名は決定されていない。
名称はクラトン上の堆積岩・火山岩の堆積物(Platform cover)がこの時期に拡大し続けたことから、ギリシャ語で「伸展」を意味する ectasis に由来する
この時期にグレンヴィル造山運動(英語: Grenville orogeny)が始まり多くの山々が作られ、超大陸ロディニアが形成される切っ掛けとなった。当時生まれた山々は今日の大陸上でも見られる。
カナダ・サマーセット島の地層であるHunting Formationは、12億年前、エクタシアン末期の地層である。この地層から発見された真核生物の化石Bangiomorpha pubescens(紅藻の一種)は、知られる中で最古の有性生殖をする生物であり、そのため最初の複雑な多細胞生物とされる。
参考文献
[編集]- James G. Ogg (2004). “Status on Divisions of the International Geologic Time Scale.”. Lethaia 37: 183–199 .
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- “Ectasian Period”. GeoWhen Database. 2006年1月5日閲覧。
- 仲田崇志 (2009年10月29日). “地質年代表”. きまぐれ生物学. 2011年2月15日閲覧。