エコア
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種類 | 株式会社 |
---|---|
本社所在地 |
日本 〒812-0039 福岡県福岡市博多区冷泉町4番20号 島津博多ビル8階[1] |
設立 |
2007年(平成19年)4月1日 1947年(昭和22年)4月5日創業[1] |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 8290001014649 |
事業内容 | エネルギー全般の供給 |
代表者 | 代表取締役社長 前原薫[1] |
資本金 | 4億8,000万円[1] |
売上高 | 344億円[1](2019年度) |
従業員数 | 445名[1] |
外部リンク | 株式会社エコア |
株式会社エコア(英: ECORE Co.,Ltd.)は、エネルギー全般の供給を行う企業。福岡県福岡市博多区に本社を置く。
概要
[編集]株式会社エコアの株主は伊藤忠エネクス株式会社(本社:東京)と株式会社新出光(本社:福岡)である。
2007年(平成19年)4月、両社の子会社でLPガス販売の九州シェア2位の伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社と4位の株式会社イデックスガスが合併し、発足した[2]。
沿革
[編集]ここでは、前身の伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社、株式会社イデックスガスについても記載する。
年表
[編集]- 2007年(平成19年)4月 - 株式会社イデックスガスと伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社が合併し、株式会社エコアが発足[3]。
- 2008年(平成20年)
- 2009年(平成21年)3月 - ナポリオートガス株式会社(鹿児島市)の全株式を取得し、当社100 %出資となる[3]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)8月 - 当社100 %出資の有限会社ガスメイツの社名を株式会社豊肥エコア(竹田市)に変更[3]。
- 2013年(平成25年)
- 2014年(平成26年)12月 - 熊本市内の小学校3校において発電事業、電力供給・販売事業を開始[3]。
- 2015年(平成27年)
- 2016年(平成28年)
- 4月 - 電力の小売自由化に伴い、電力「エコアのeでんき」の販売を開始[3]。
- 5月 - 伊藤忠エネクス株式会社所有の長崎ガス石油基地(長崎市)のガス貯蔵設備を取得[3]。
- 8月 - 当社100 %出資の熊本瓦斯株式会社が狩場ガス住機株式会社(熊本市中央区)の全株式を取得し、子会社化[3]。
- 10月 - 株式会社はしコーポレーションとの共同出資により、当社子会社の株式会社エコア八代ガスセンターの本社を鹿児島県出水市に移転、株式会社エネルギーライン肥薩を設立[3]。
- 10月 - 宮崎事業所・宮崎営業所(宮崎市)を移転、ショールーム併設の新事務所「エネルームみやざき」をオープン[3]。
- 10月 - 販売部による取次店方式による販売店への電力販売を開始[3]。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)11月 - LPガス・石油製品運送業の協燃運輸株式会社(福岡市博多区)の株式を80 %取得し子会社化[3]。
- 2019年(平成31年)4月 - 当社子会社の熊本瓦斯株式会社、孫会社の有限会社燃料よろずやを吸収合併[3]。
- 2019年(令和元年)9月 - 株式会社熊本LPGセンター(熊本市)へ出資[3]。
伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社
[編集]株式会社イデックスガス
[編集]- 2001年(平成13年)4月 - 株式会社新出光傘下のLPガス販売会社8社が統合し、株式会社イデックスガスが発足[3]。
- 2002年(平成14年)10月 - 株式会社新出光のLPガス部門を分社化し、イデックスガスに統合[3]。
- 2006年(平成18年)4月 - 伊藤忠エネクス株式会社、株式会社新出光、伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社、株式会社イデックスガスの4社間で合併準備委員会が発足[3]。
- 2007年(平成19年)1月 - 伊藤忠エネクスホームライフ九州株式会社と株式会社イデックスガスの合併を発表[3]。
事業内容
[編集]- ガス事業
- 物流事業
- LPガス卸事業・直販事業
- 保安事業
- オートガス事業
- 電気事業
- 通信事業
- リフォーム事業
- ショールーム展開
- ブランディング活動
- 社会貢献活動
都市ガス事業
[編集]2013年(平成25年)、伊藤忠エネクス株式会社より大分県中津市における都市ガス事業・プロパンガス事業を譲受し、中津ガス支店・営業所として運営している[3]。この中津市内のガス事業は、2000年(平成12年)に、中津市営ガスの民営化により伊藤忠エネクス(当時は伊藤忠燃料)が中津市から事業を譲受し、運営してきたものである[4]。
中津ガス支店・営業所
[編集]沿革
[編集]- 1956年(昭和31年) - 大分県中津市が市営ガス事業を開始[6]。
- 2000年(平成12年) - 市営ガス事業の民営化のため、中津市は事業譲受者を一般競争入札により選定[6][7]。伊藤忠燃料が落札し、事業を譲受[6][7][8]。
- 2001年(平成13年)7月 - 伊藤忠燃料が伊藤忠エネクスに社名変更[9]。
- 2005年(平成17年) - LNGサテライト施設が完成し、ガス種を13Aに変更[5]。
- 2013年(平成25年)7月 - エコアが伊藤忠エネクスから中津市におけるガス事業を譲受[3]。
営業所
[編集]→詳細は「エコアのネットワーク」を参照
脚注
[編集]- ^ a b c d e f “会社概要 企業情報”. 株式会社エコア. 2020年7月17日閲覧。
- ^ “企業情報”. 株式会社エコア. 2020年7月17日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al “沿革 企業情報”. 株式会社エコア. 2020年7月17日閲覧。
- ^ 伊藤忠エネクス株式会社『エネクスレポート2010』p.1(2021年11月29日閲覧)
- ^ a b 伊藤忠エネクス株式会社『エネクスレポート2010』p.21
- ^ a b c 2000年11月7日付西日本新聞「『公』から『民』譲渡成立 中津市営ガス入札 落札は伊藤忠燃料 6億円、応札1社だけ」
- ^ a b 2000年11月7日付西日本新聞「業界再編を加速か 九州7県 苦境に立つ中小ガス 8社が赤字経営 天然ガス転換が"重荷"に」
- ^ 2000年12月1日付西日本新聞「伊藤忠燃料と売買契約調印 中津市営ガス」
- ^ 伊藤忠エネクス株式会社『エネクスレポート2010』p.2
外部リンク
[編集]- 株式会社エコア
- 株式会社エコア - YouTubeチャンネル
- (株)エコア エネルーム (@ecore.eneroom) - Instagram