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エディ・タウンゼント賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

エディ・タウンゼント賞(エディ・タウンゼントしょう)は、日本ボクシング界における表彰の一つ。

概要

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井岡弘樹をはじめ6人の世界王者を育てた名トレーナーであるエディ・タウンゼントの偉業を称え、1990年に創設。主催は「エディ・タウンゼントを偲ぶ会」(会長・ガッツ石松)。

当該年度に活躍した、もしくは長く縁の下の力持ちとしてボクシング界に貢献したトレーナーが受賞の対象となる。なお、受賞者はプロアマ問わない[1]

2016年度は表彰がなく、2017年度より年間表彰でトレーナー賞が新設されたため、2015年度が事実上最後となった。

歴代受賞者

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年度 受賞者 所属ジム 主な育成選手 備考
1 1990年 松本清司 ヨネクラ 大橋秀行川島郭志松本好二
2 1991年 アレクサンドル・ジミン 協栄 勇利アルバチャコフオルズベック・ナザロフ
3 1992年 桑田勇 帝拳 大場政夫浜田剛史葛西裕一
4 1993年 大久保淳一 大阪帝拳 六車卓也辰吉丈一郎
5 1994年 積田進 新日本木村 上山仁小野淳一
6 1995年 福田洋二 渡嘉敷勝男竹原慎二飯田覚士
7 1996年 竹本吾一[2] グリーンツダ 井岡弘樹山口圭司
8 1997年 田中栄民 宮田 松倉義明真部豊
9 1998年 柳和龍 横浜光 畑山隆則
10 1999年 津々見敏英 畑中 畑中清詞杉田竜平中野博
11 2000年 島田信行 中外 本田秀伸越本隆志
12 2001年 三浦利美 国際 セレス小林トラッシュ中沼
13 2002年 該当者なし
14 2003年 川島利彦 ヨネクラ クレイジー・キム
15 2004年 松本好二 大橋 川嶋勝重有永政幸江口慎吾
16 2005年 山下正人 千里馬神戸 長谷川穂積
17 2006年 藤原俊志 六島 名城信男
18 2007年 大竹重幸 協栄 佐藤修坂田健史
19 2008年 葛西裕一 帝拳 西岡利晃五十嵐俊幸
20 2009年 該当者なし
21 2010年 チーム内山[注釈 1] ワタナベ 内山高志 初の複数名受賞
22 2011年 該当者なし 田中繊大(帝拳)が選ばれていた[3]が、辞退したため[4]
23 2012年 井岡一法[5][6] 井岡 井岡一翔宮崎亮 特別賞:武元前川南京都高等学校元監督)[5][6]
24 2013年 中出博啓 仲里 高山勝成
25 2014年 井上真吾 大橋 井上尚弥
26 2015年 高橋智明 ワタナベ 河野公平

脚注

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注釈

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  1. ^ 佐々木修平、高橋智明、石原雄太、松浦慎一郎

出典

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  1. ^ エディ・タウンゼント賞・「あんたも刺されたのよ!」 - stanbox7のBOXING MASTER
  2. ^ エディ賞受賞竹本トレーナー逝く ボクシングニュース「Box-on!」 2010年8月4日閲覧
  3. ^ エディ賞に田中繊大トレーナー”. ボクシングニュース「Box-on!」 (2011年12月23日). 2012年1月12日閲覧。
  4. ^ 残念ながらエディ・タウンゼント賞は!”. エディ・タウンゼントジム (2012年1月5日). 2012年1月26日閲覧。
  5. ^ a b “ロンドン金・村田の恩師にタウンゼント賞”. 日刊スポーツ. (2012年12月23日). https://www.nikkansports.com/battle/news/p-bt-tp0-20121223-1063214.html 2012年12月29日閲覧。 
  6. ^ a b “井岡一翔パパに「エディ賞」”. ボクシングニュース「Box-on!」. (2012年12月22日). https://boxingnewsboxon.blogspot.com/2012/12/blog-post_22.html 2012年12月29日閲覧。 

関連項目

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