エドガー・サンタナ
アトランタ・ブレーブス(DFA) | |
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基本情報 | |
国籍 | ドミニカ共和国 |
出身地 | プエルト・プラタ州プエルト・プラタ |
生年月日 | 1991年10月16日(33歳) |
身長 体重 |
6' 2" =約188 cm 195 lb =約88.5 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 アマチュアFA |
初出場 | 2017年6月10日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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エドガー・サンタナ・ファミリア(Edgar Santana Familia, 1991年10月16日 - )は、ドミニカ共和国プエルト・プラタ州プエルト・プラタ出身のプロ野球選手(投手)。右投右打。MLBのアトランタ・ブレーブス所属。愛称は上腕二頭筋や力こぶを意味するバイセプス(Biceps)[1]。
経歴
[編集]プロ入り前
[編集]10代の頃よりニューヨーク・ヤンキースやヒューストン・アストロズなどMLB数球団のトライアウトに参加していたが契約には至らず、日本でのプレーも考えた時期もあるという[2]。
プロ入りとパイレーツ時代
[編集]22歳になった2013年10月、ピッツバーグ・パイレーツと契約して念願のプロ入り[2]。
2014年に傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・パイレーツでプロデビュー。13試合に登板して1勝3敗2セーブ、防御率3.66、11奪三振を記録した。
2015年はA-級ウェストバージニア・ブラックベアーズとA級ウェストバージニア・パワーでプレーし、2球団合計で22試合に登板して1勝0敗4セーブ、防御率3.19、48奪三振を記録した。
2016年はA+級ブレイデントン・マローダーズ、AA級アルトゥーナ・カーブ、AAA級インディアナポリス・インディアンスでプレーし、3球団合計で43試合に登板して4勝1敗3セーブ、防御率2.71、71奪三振を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。
2017年は開幕をAAA級インディアナポリスで迎え、6月10日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[3]。同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャーデビュー[4]。この年メジャーでは19試合に登板して防御率3.50、20奪三振を記録した。
2018年は開幕から右のリリーフとしてメジャーに定着し、5月16日のシカゴ・ホワイトソックス戦ではメジャー初勝利を挙げた[5]。この年は69試合に登板して3勝4敗、20ホールド、防御率3.26、54奪三振を記録した。10月にトミー・ジョン手術を受けたため、2019年シーズンは全休となる見通しとなった。
2019年は前年の手術の影響で全休した。
2020年6月29日に禁止薬物のアナボリックステロイド(ボルデノン)の陽性反応を示し、80試合の出場停止処分を科せられた[6]。
2021年4月5日にカイル・ケラーの加入に伴ってDFAとなった[7]。
ブレーブス時代
[編集]2021年4月9日に金銭とのトレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[8]。4月30日のトロント・ブルージェイズ戦で3年振りにメジャーの公式戦に登板した[9]。
投球スタイル
[編集]主に使用するのはシンカー、スライダー、フォーシームの3球種で、2018年はシンカーを投げる頻度が大幅に増加している[10]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2017 | PIT | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | ---- | 81 | 18.0 | 16 | 2 | 12 | 1 | 1 | 20 | 0 | 0 | 8 | 7 | 3.50 | 1.56 |
2018 | 69 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 | 20 | .429 | 271 | 66.1 | 61 | 7 | 12 | 2 | 3 | 54 | 3 | 0 | 25 | 24 | 3.26 | 1.10 | |
2021 | ATL | 41 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 3 | 1.000 | 175 | 42.2 | 37 | 7 | 12 | 1 | 0 | 33 | 1 | 2 | 20 | 17 | 3.59 | 1.15 |
MLB:3年 | 129 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 4 | 0 | 25 | .600 | 527 | 127.0 | 114 | 16 | 36 | 4 | 4 | 107 | 4 | 2 | 53 | 48 | 3.40 | 1.18 |
- 2021年度シーズン終了時
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
投手(P) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | PIT | 19 | 1 | 1 | 0 | 0 | 1.000 |
2018 | 69 | 4 | 8 | 1 | 0 | .923 | |
MLB | 88 | 5 | 9 | 1 | 0 | .933 |
- 2020年度シーズン終了時
背番号
[編集]- 37(2017年 - 2018年)
- 67(2021年)
脚注
[編集]- ^ Adam Berry (2018年8月22日). “Pirates' nicknames for Players' Weekend” (英語). MLB.com. 2018年8月26日閲覧。
- ^ a b Stephen J. Nesbitt (2017年3月21日). “Pirates' late bloomer Edgar Santana continues rapid ascent to majors” (英語). Pittsburgh Post-Gazette. 2018年8月26日閲覧。
- ^ Eli Nellis (2017年6月10日). “Edgar Santana, A.J. Schugel to be called up to Pirates” (英語). SB Nation. 2018年8月26日閲覧。
- ^ “Miami Marlins at Pittsburgh Pirates Box Score, June 10, 2017” (英語). Baseball-Reference.com. 2018年8月26日閲覧。
- ^ Bell's single lifts Pirates over reeling White Sox 3-2
- ^ “Pittsburgh Pirates reliever Edgar Santana suspended 80 games” (英語). ESPN (2020年6月29日). 2020年8月2日閲覧。
- ^ Mark Polishuk (2021年4月5日). “Pirates Acquire Kyle Keller, Designate Edgar Santana” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月5日閲覧。
- ^ Anthony Franco (2021年4月9日). “Braves Acquire Edgar Santana From Pirates”. MLB Trade Rumors. 2021年5月5日閲覧。
- ^ “Atlanta Braves at Toronto Blue Jays Box Score, April 30, 2021” (英語). Baseball-Reference.com. 2021年5月5日閲覧。
- ^ “Edgar Santana Pitching Stat Details”. Baseball Cube. 2018年8月26日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Edgar Santana stats MiLB.com
- Edgar santana (@edgarsantana_16) - X(旧Twitter)
- Edgar Santana (@edgarsantana37) - Instagram