エリク・アンダース
基本情報 | |
---|---|
本名 |
エリク・アンダース (Eryk Anders) |
通称 | ヤー・ボーイ(Ya Boi) |
国籍 | アメリカ合衆国 |
生年月日 | 1987年4月12日(37歳) |
出身地 |
フィリピン ルソン島クラーク空軍基地[1] |
所属 |
スパルタン・フィットネス →ファイト・レディMMA |
身長 | 185cm |
体重 | 84kg |
リーチ | 191cm |
階級 | ミドル級、ライトヘビー級 |
バックボーン |
キックボクシング ブラジリアン柔術 (茶帯) |
エリク・アンダース(Eryk Anders、1987年4月12日 - )は、アメリカ合衆国の男性総合格闘家。フィリピンのクラーク空軍基地出身。ファイト・レディMMA所属。元LFAミドル級王者。
来歴
[編集]母親がアメリカ空軍で働いていたため、フィリピンのクラーク空軍基地で生まれた[1]。少年時代は日本やアメリカの各州を転々とする生活を送ったが、高校生になるとテキサス州サンアントニオに移り住み、アメリカンフットボールに打ち込んだ[1]。
高校卒業後はカレッジフットボールの強豪校アラバマ大学に進学し、ラインバッカーとして活躍[2]。2009年のBCSナショナル・チャンピオンシップ・ゲームでは、7タックルと1サック、ファンブルフォースを奪い、勝利に貢献した[2]。大学卒業後、NFLのクリーブランド・ブラウンズと契約して入団した。
2011年から総合格闘技のトレーニングを始め、2012年にアマチュアデビュー。アマチュアで13勝3敗1分けの戦績を残す。2015年にプロデビューを果たした[2]。
Bellator
[編集]2016年10月21日、Bellator 162でブライアン・ホワイトと対戦。試合開始直後に左フックでダウンを奪い、わずか23秒でTKO勝ちを収めた。
LFA
[編集]2017年6月23日、LFA 14の初代ミドル級王座決定戦でブレンダン・アレンと対戦し、3-0の判定勝ち。王座獲得に成功した。
UFC
[編集]2017年7月22日、UFC on FOX 25でハファエル・ナタウと対戦。アレッシオ・デ・キリコの負傷欠場により、試合前週に急遽UFC初参戦が決まったが[3]、1Rに左ストレートでKO勝ちを収めた。
2018年2月3日、UFC Fight Night: Machida vs. Andersでミドル級ランキング13位のリョート・マチダと対戦し、1-2の5R判定負け。キャリア初黒星を喫した。
2018年8月25日、UFC Fight Night: Gaethje vs. Vickでティム・ウィリアムズと対戦し、3R終了間際に左ハイキックでKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年9月22日、UFC Fight Night: Santos vs. Andersでチアゴ・サントスと対戦。側頭部に肘打ちをもらい続け、3R終了時にアンダースが立ち上がれなかったため、レフェリーストップによるTKO負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2018年12月8日、UFC 231でミドル級ランキング14位のイライアス・テオドロウと対戦し、1-2の判定負け。
2019年6月29日、UFC on ESPN: Ngannou vs. dos Santosでヴィニシウス・モレイラと対戦し、左ストレートでダウンを奪い、パウンドで1RKO勝ち。パフォーマンス・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
2023年6月10日、UFC 289でマルク=アンドレ・バリオーと対戦し、判定負け。敗れはしたものの、ファイト・オブ・ザ・ナイトを受賞した。
戦績
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
24 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
16 勝 | 9 | 1 | 6 | 0 | 0 | 1 |
8 敗 | 1 | 1 | 6 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
○ | ジェイミー・ピケット | 5分3R終了 判定3-0 | UFC Fight Night: Rozenstruik vs. Gaziev | 2024年3月2日 |
× | マルク=アンドレ・バリオー | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 289: Nunes vs. Aldana | 2023年6月10日 |
○ | カイル・ドーカス | 2R 2:45 TKO(パウンド) | UFC on ESPN 42: Thompson vs. Holland | 2022年12月3日 |
× | パク・ジョンヨン | 5分3R終了 判定1-2 | UFC Fight Night: Holm vs. Vieira | 2022年5月21日 |
× | アンドレ・ムニス | 1R 3:13 腕ひしぎ逆十字固め | UFC 269: Oliveira vs. Poirier | 2021年12月11日 |
○ | ダレン・スチュワート | 5分3R終了 判定3-0 | UFC 263: Adesanya vs. Vettori 2 | 2021年6月12日 |
ー | ダレン・スチュワート | 1R 4:37 ノーコンテスト(アンダースの反則の膝蹴り) | UFC Fight Night: Edwards vs. Muhammad | 2021年3月13日 |
× | クリストフ・ヨトゥコ | 5分3R終了 判定0-3 | UFC on ESPN 8: Overeem vs. Harris | 2020年5月16日 |
○ | ジェラルド・マーシャート | 5分3R終了 判定2-1 | UFC Fight Night: Joanna vs. Waterson | 2019年10月12日 |
○ | ヴィニシウス・モレイラ | 1R 1:18 KO(左ストレート→パウンド) | UFC on ESPN 3: Ngannou vs. dos Santos | 2019年6月29日 |
× | カリル・ラウントリー・ジュニア | 5分3R終了 判定0-3 | UFC 236: Holloway vs. Poirier 2 | 2019年4月13日 |
× | イライアス・テオドロウ | 5分3R終了 判定1-2 | UFC 231: Holloway vs. Ortega | 2018年12月8日 |
× | チアゴ・サントス | 3R 5:00 TKO(レフェリーストップ) | UFC Fight Night: Santos vs. Anders | 2018年9月22日 |
○ | ティム・ウィリアムズ | 3R 4:42 KO(左ハイキック) | UFC Fight Night: Gaethje vs. Vick | 2018年8月25日 |
× | リョート・マチダ | 5分5R 判定1-2 | UFC Fight Night: Machida vs. Anders | 2018年2月3日 |
○ | マルクス・ペレス | 5分3R 判定3-0 | UFC Fight Night: Swanson vs. Ortega | 2017年12月9日 |
○ | ハファエル・ナタウ | 1R 2:54 KO(左ストレート) | UFC on FOX 25: Weidman vs. Gastelum | 2017年7月22日 |
○ | ブレンダン・アレン | 5分5R 判定3-0 | LFA 14: Allen vs. Anders 【LFAミドル級初代王座決定戦】 |
2017年6月23日 |
○ | ジョン・カーク | 1R 1:35 TKO(パウンド) | LFA 6: Junior vs. Rodriguez | 2017年3月10日 |
○ | ブライアン・ホワイト | 1R 0:23 TKO(左フック→パウンド) | Bellator 162: Shlemenko vs. Grove | 2016年10月21日 |
○ | ジェシー・グラン | 1R 3:18 TKO(パンチ連打) | Valor Fights 37: Grun vs. Anders | 2016年8月27日 |
○ | デカイレ・サンダース | 1R 0:33 リアネイキドチョーク | V3 Fights: Sanders vs. Anders | 2016年6月18日 |
○ | ギャリック・ジェームズ | 3R 4:07 TKO(パウンド) | Strike Hard Productions 42 | 2016年5月14日 |
○ | デマーカス・シャープ | 5分3R 判定3-0 | Southern Explosion 1 | 2015年10月10日 |
○ | ジョシュ・ラズベリー | 1R 0:40 TKO(左フック→パウンド) | Strike Hard Productions 40 | 2015年8月22日 |
獲得タイトル
[編集]表彰
[編集]- UFC パフォーマンス・オブ・ザ・ナイト(2回)
- UFC ファイト・オブ・ザ・ナイト(2回)
出典
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- エリク・アンダース (@erykanders) - X(旧Twitter)
- エリク・アンダース (@erykanders) - Instagram
- UFC 選手データ
- エリク・アンダースの戦績 - SHERDOG