エリー・ゴールディング
エリー・ゴールディング Ellie Goulding | |
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基本情報 | |
出生名 | Elena Jane Goulding |
生誕 | 1986年12月30日(37歳) |
出身地 | イングランド ヘレフォードシャー、ヘレフォード |
学歴 | ケント大学 |
ジャンル |
インディー・ポップ エレクトロ・ポップ シンセ・ポップ フォークトロニカ |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | ボーカル |
活動期間 | 2007年 - |
レーベル | Neon Gold, Polydor, Cherrytree, Interscope |
共同作業者 | Starsmith, Frankmusik, Diana Vickers, Gabriella Cilmi, Little Boots, Tinie Tempah, Erik Hassle, Lissie, Mumford & Sons, スクリレックス, Swedish House Mafia, Lupe Fiasco, DJ Daaar |
公式サイト |
elliegoulding |
エリー・ゴールディング(Elena Jane Goulding 1986年12月30日 - )[1]は、イギリスのシンガーソングライター。レコードプロデューサーのStarsmithとFrankmusikの出会いからキャリアが始まり、後にエリーのマネージャーとA&Rとなったジェイミー・リリーホワイトに見出された。2009年7月にポリドール・レコードと契約した後、翌年EP盤の『An Introduction to Ellie Goulding』でデビューを果たす。2010年発売のデビューアルバム『Lights』でイギリスアルバムチャートで1位を記録し、イギリス国内で85万枚を売り上げた。エルトン・ジョンのカバー曲「Your Song」が2010年12月にイギリスで2位を獲得し、2011年4月にバッキンガム宮殿で行われたウィリアム王子とキャサリン・ミドルトンの婚礼で同曲を披露した。2011年3月にアメリカで発売された曲「Lights」はBillboard Hot 100で2位を獲得し、アメリカレコード協会でトリプルプラチナを受賞。2012年10月にセカンドアルバム『Halcyon』を発売し、イギリスのアルバムチャートで2位を獲得、アメリカでは初のトップ10を記録した。2013年までに全世界で約400万枚のアルバムと1500万枚のシングルのセールスを達成[2]。
略歴
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ヘレフォードで生まれ、ヘレフォードシャー・キングストンの近くの小さな村であるライオンズホールで4人兄弟の2番目として育てられた[3]。両親は5歳の時に離婚。9歳でクラリネットの演奏を学び、14歳からギターを弾き始めた。15歳の時から音楽の制作を始めた。国立ケント大学で英文学(国文学)を学び、大学在学中に歌唱コンテストで優勝した。エレクトロに触れるようになり、StarsmithとFrankmusikの協力のもと、「Wish I Stayed」を制作した。大学でのコンテストで、Turn First Artistのジェイミー・リリーホワイトに見出された[4]。Turn First Artistの社長のSarah Stennettに歌を披露した後、音楽の道に進むため大学を中退し西ロンドンに家を構えるようになった[5]。リリーホワイトはエリーのマネージャーとA&Rを担当している。
キャリア
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2009–10: アルバム発売前
- デビューシングル「Under the Sheets」が2009年11月にイギリスで発売。2009年10月に「Wish I Stayed」を発売し、同年12月22日〜28日までイギリスのiTunes Storeで無料配布を行った。デビューアルバム発売前にBBC Sound of 2010で歌を披露し、将来の期待の星であると賞賛された。
2010–11: Lights
- 2010年3月発売のデビューアルバム『Lights』はイギリスで1位、アイルランドで6位を獲得。アルバム内のシングル「Starry Eyed」「Guns and Horses」「The Writer」はそれぞれ4、26、19位を記録した。2012年6月にはアルバムの売上がイギリスで85万枚、世界中で160万枚を達成。アメリカのエレクトロアーティストでありプロデューサーでもあるスクリレックスと「Summit」という曲で共同制作している。エリーはスクリレックスの南アメリカツアーなどで同行している。
2012–現在: Halcyon
- 2012年にはゼッドのアルバム『Clarity』の曲「Fall into the Sky」、カルヴィン・ハリスのアルバム『18 Months』の曲「I Need Your Love」でフィーチャーしている。2012年7月下旬、セカンドアルバム『Halcyon』が同年10月8日に発売予定であることを発表した。アルバムに先行して、8月21日にシングル「Anything Could Happen」を発売。11月19日にセカンドシングル「Figure 8」を発売し、発売前からイギリスのチャートトップ40内を記録。「Burn」でゴールディングのシングルで初めて、イギリスの公式シングルチャートで1位を獲得。
- 2015年5月には歌手テイラー・スウィフトのミュージックビデオ「Bad Blood」に Destructa X 役で出演している[6]。
私生活
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エリーは熱心なランナーであり、毎日6マイル走ることを目標としている。2010年にはマラソンを走るプランを発表した[7]。セカンドシングル『Run into the Light』のサポートとして、フェイスブックを通じUKツアーの7都市でエリーと一緒に走る企画を立ち上げ、ファンを数名招待した。欧米でも同様の企画を行いたいと述べている。2013年4月28日にワシントンで行われたNike Women Half Marathonでは、1時間41分35秒を記録した[8]。
アメリカンフォークシンガーのLissieと親友であり、2010年には一緒にイギリスでツアーを行った[9]。ニュージーランド出身のインディーポップシンガーのロードやアメリカのポップシンガーのケイティ・ペリーとも親しい友人である。2009〜2011年までGreg Jamesと交際しており、その関係がエリーのセカンドアルバム『Halcyon』の数曲に影響していることを認めている[10]。2012年にスクリレックスと交際しており、2013年9月にはエド・シーランが同年の夏の間、交際していたと述べている。
人物
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R&B、エレクトロ、ヘビーメタル、フォーク、ヒップホップ、ポップ、クラシックなど幅広いジャンルの音楽に影響を受けていることを述べている。影響を受けたアーティストとしてビヨンセ、イモージェン・ヒープ、ビョーク、アーニー・ディフランコ、ジョニ・ミッチェル、ローリン・ヒルを挙げ、同世代ではフローレンス・アンド・ザ・マシーン、マリーナ・アンド・ザ・ダイアモンズ、ケイティ・ペリー、ラナ・デル・レイ、レディー・ガガ、リアーナ、アウル・シティーに感銘を受けたことを述べている。ラッパーのカニエ・ウェスト、ドレイク、ニッキー・ミナージュも敬愛している[11]。ゴールディングの音楽スタイルはケイト・ナッシュ、リッキ・リー、トレイシー・ソーン、Meikoによく比較される[12]。
慈善活動
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2010年にはブリティッシュ・ハート・ファウンデーション(British Heart Foundation)の為に、グレート・ノース・ラン(Great North Run)に参加した[13]。2011年には、ロサンゼルス統一学区の貧しい子供達の支援を目指したStudent Run LAというチャリティマラソンに参加した[14]。2012年にはエリーのCD1枚の売上につき1ドルをFree the Childrenチャリティに募金することをPandora Radioと共に行った[15]。2013年6月1日にはロンドンで行われたグッチ主催の教育・健康・公平に関しての世界中の女性問題の意識向上を目的としたキャンペーン「Chime for Change」のコンサートイベントでパフォーマンスを行った[16]。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]年 | タイトル | アルバム詳細 | チャート最高位 | 認定 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
UK [17] |
AUS [18] |
BEL [19] |
CAN [20] |
FRA [21] |
GER [22] |
IRE [23] |
NZ [24] |
SWI [25] |
US [26] | ||||
2010 | Lights |
|
1 | — | 54 | 66 | — | 42 | 6 | 28 | 90 | 21 | |
2012 | Halcyon |
|
1 | 16 | 14 | 8 | 85 | 8 | 1 | 3 | 7 | 9 | |
2015 | Delirium |
|
3 | 3 | 1 | 2 | 34 | 5 | 2 | 4 | 5 | 3 | |
2020 | Brightest Blue |
|
1 | 25 | 17 | 38 | 101 | 12 | 9 | 19 | 9 | 29 |
|
"—"は未発売またはチャート圏外を意味する。 |
受賞
[編集]年 | オーガナイゼーション | ノミネート | カテゴリー | 結果 |
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2010 | BBC Sound of 2010 | Ellie Goulding | Sound of 2010 | 受賞 |
BRIT Awards | Critics' Choice | 受賞 | ||
Q Awards | Best Female Artist | ノミネート | ||
Best Breakthrough Artist | ノミネート | |||
MTV Europe Music Awards | Best UK & Ireland Act | ノミネート | ||
2010 MP3 Music Awards | The BNC Award | ノミネート | ||
BT Digital Music Awards | Best Female Artist | ノミネート | ||
UK Festival Awards | Best Breakthrough Artist | ノミネート | ||
Virgin Media Music Awards | Best Newcomer | ノミネート | ||
Lights | Best Album | ノミネート | ||
2011 | BRIT Awards | Ellie Goulding | Best British Female | ノミネート |
Best British Breakthrough Act | ノミネート | |||
2011 Glamour Magazine Awards | Pandora Newcomer of the Year 2011 | 受賞 |
出典
[編集]- ^ “Ellie Goulding”. BBC Music. BBC Online (2009年). 2011年2月19日閲覧。
- ^ "Ellie Goulding tickets, tour and event information - Ticketek Australia". Ticketek Australia. Retrieved 8 March 2014
- ^ "About " Ellie Goulding". elliegoulding.com. Retrieved 20 January 2012.
- ^ "Interview with Sarah Stennett". HitQuarters. 21 January 2013. Retrieved 24 January 2013.
- ^ "University drop-out Ellie Goulding named as top breakthrough music act for 2010". Daily Record. 8 January 2010. Retrieved 8 January 2010.
- ^ “4thシングル「バッド・ブラッド」のミュージック・ビデオ解禁!”. ユニバーサルミュージック. 2015年7月16日閲覧。
- ^ Harrod, Horatia (21 February 2011)."'He was Obsessed with Murder': Ellie Goulding interview". The Daily Telegraph (London). Retrieved 23 February 2011.
- ^ Hartzog, Deenie (28 April 2013)."Ellie Goulding Runs Nike Half Marathon, We All Want To Be Her". Styleite Media. Retrieved 10 May 2013.
- ^ Maddux, Rachael (5 January 2010)."Best of What's Next: Lissie". Paste. Retrieved 29 May 2010.
- ^ [ Ellie Goulding Splits With Radio 1 DJ Greg James http://www.huffingtonpost.co.uk/2012/01/09/ellie-goulding-split-greg-james_n_1193208.html]
- ^ "Meet Brit Pop Star Ellie Goulding". Us Weekly. 12 May 2011. Retrieved 6 November 2012.
- ^ Lester, Paul(16 February 2009). “New band of the day – No 486: Ellie Goulding”The Guardian. Retrieved 19 February 2011.
- ^ "Ellie Goulding puts heart into Great North Run". British Heart Foundation. 22 September 2010. Retrieved 22 April 2013.
- ^ Smith, Sarah (21 April 2011)."SEE PICS: Ellie Goulding jogs for charity in LA". InStyle. Retrieved 22 April 2013.
- ^ Goulding, Ellie (29 November 2012). "Add my mixtape to your playlist". Twitter. Retrieved 22 April 2013.
- ^ "Ellie Partners with Pandora for Free The Children". 30 November 2012. Retrieved 22 April 2013.
- ^ “Ellie Goulding”. Official Charts Company. 2015年2月21日閲覧。
- ^ Peak chart positions for albums and singles in Australia:
- All except "Army": “Discography Ellie Goulding”. australian-charts.com. Hung Medien. 2012年10月21日閲覧。
- "Army": “ARIA Top 100 Singles – Week Commencing 9th November 2015” (PDF). ARIA Charts. Pandora Archive. p. 4. 2015年11月16日閲覧。
- ^ “Discografie Ellie Goulding” (Dutch). Ultratop. Hung Medien. 2012年9月1日閲覧。
- ^ Peak chart positions for albums in Canada:
- Lights: “Albums : Top 100”. Jam! (2011年5月19日). 2011年5月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年5月20日閲覧。
- Halcyon: “Ellie Goulding – Chart history: Canadian Albums”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年1月31日閲覧。
- ^ “Discographie Ellie Goulding” (French). lescharts.com. Hung Medien. 2012年9月1日閲覧。
- ^ “Discographie von Ellie Goulding” (German). Offizielle Deutsche Charts. GfK Entertainment. 2015年10月26日閲覧。
- ^ “Discography Ellie Goulding”. irish-charts.com. Hung Medien. 2010年5月13日閲覧。
- ^ “Discography Ellie Goulding”. charts.org.nz. Hung Medien. 2010年5月13日閲覧。
- ^ “Ellie Goulding” (select "Charts" tab). swisscharts.com. Hung Medien. 2010年8月25日閲覧。
- ^ “Ellie Goulding – Chart history: Billboard 200”. Billboard. Prometheus Global Media. 2013年1月31日閲覧。
- ^ a b Pakinkis, Tom (2015年11月13日). “Official Airplay Analysis: Elvis sees sales increase by 12.1% to stay atop on albums”. Music Week. Intent Media. 2015年11月13日閲覧。
- ^ a b c "British certifications – Ellie Goulding". British Phonographic Industry. 2013年8月30日閲覧。 Type Ellie Goulding in the "Search BPI Awards" field and then press Enter.
- ^ a b c “Gold/Platinum” (英語). Music Canada. 2021年6月21日閲覧。
- ^ a b c “Gold & Platinum” (英語). RIAA. 2021年6月21日閲覧。
- ^ “ARIA Charts – Accreditations – 2014 Albums”. Australian Recording Industry Association. 2014年2月3日閲覧。
- ^ "Gold-/Platin-Datenbank (Ellie Goulding)" (German). Bundesverband Musikindustrie. 2015年1月11日閲覧。
- ^ “New Zealand album certifications”. Recorded Music NZ (2014年5月19日). 2014年11月25日閲覧。[リンク切れ]
- ^ “Awards – Search for: Ellie Goulding”. swisscharts.com. Hung Medien. 2013年6月12日閲覧。
- ^ “Gold & Platinum Searchable Database”. Recording Industry Association of America. 2015年10月27日閲覧。
- ^ Trust, Gary (2016年2月1日). “Ellie Goulding's 'On My Mind' Crowns Adult Pop Songs Chart”. Billboard. Prometheus Global Media. 2016年2月1日閲覧。
外部リンク
[編集]先代 Little Boots |
Sound of... 2010年 |
次代 Jessie J |