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エルスト・ピサロ彗星

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エルスト・ピサロ(彗星)
7968 Elst-Pizarro
133P/Elst-Pizarro
仮符号・別名 P/1996 N2
(1979 OW7)
分類 彗星・小惑星遷移天体
軌道の種類 小惑星帯
発見
発見日 1996年7月14日
1979年7月24日
発見者 E. W. エルスト
G. ピサロ
M. R. S. ホーキンス
R. H. マックノート
S. J. バス
軌道要素と性質
元期:2012年9月30日 (JD 2,456,200.5)
軌道長半径 (a) 3.161 AU
近日点距離 (q) 2.650 AU
遠日点距離 (Q) 3.672 AU
離心率 (e) 0.162
公転周期 (P) 5.62 年
軌道傾斜角 (i) 1.39
近日点引数 (ω) 132.18 度
昇交点黄経 (Ω) 160.15 度
平均近点角 (M) 336.84 度
物理的性質
自転周期 3.471 時間
絶対等級 (H) 14.0
Template (ノート 解説) ■Project

エルスト・ピサロ彗星 (133P/Elst-Pizarro) またはエルスト・ピサロ (7968 Elst-Pizarro) は、周期彗星小惑星の両方に登録された彗星・小惑星遷移天体離心率が低く、メインベルト彗星と呼ばれるグループに属する。この天体を「彗星として」発見した二人の名前で呼ばれている。

1979年7月24日ロバート・マックノートらによって小惑星帯に新しい小惑星が発見され、1979 OW7という仮符号を与えられたが、正確な軌道を決定するには至らなかった。

1996年7月14日エリック・エルストグイード・ピサロが彗星状の尾を持つ天体を発見したが、これは 1979 OW7近日点付近で通常の小惑星とは違う振る舞いを見せたものであった。次に近日点を通過した2002年後半にも、数ヶ月間に渡って彗星としての活動が観測された。こうしたことから、この天体は主にで出来ていると考えられる。

関連項目

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外部リンク

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