エルヴェイティ
エルヴェイティ Eluveitie | |
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基本情報 | |
出身地 |
スイス チューリヒ州 ヴィンタートゥール |
ジャンル |
フォーク・メタル[1] メロディックデスメタル[1] |
活動期間 | 2002年 - 現在 |
レーベル |
フィアー・ダーク・レコード シーズン・オブ・ミスト ニュークリア・ブラスト サウンドホリック パーフェクト・クライム・レコード 日本コロムビア アヴァロン・レーベル |
公式サイト | www.eluveitie.ch |
メンバー | |
旧メンバー |
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エルヴェイティ(Eluveitie)は、スイス出身のフォーク・メタルバンド。
民族楽器を取り入れた音楽性が特徴で、ライブではサポートを含めた大所帯の楽団編成で活動。バンド名は、ガリア語で『スイスに住んでいたケルト人』の意[2]。同語を採用した曲を主体としている。
略歴
[編集]2002年、クリゲル・グランツマンを中心に結成。2003年に、デモEP『Vên』をリリースし、翌年にオランダのフィアー・ダーク・レコードと契約。同年に『Vên』をリメイクしてリリースした。
2006年、1stアルバム『Spirit』をリリース。『Spirit』はサウンドホリックからもリリースされ日本デビューを果たした。
2008年、レーベルをニュークリア・ブラストに移し、2ndアルバム『Slania』をリリースした。また、同年には1stEP『Vên』と1stアルバム『Spirit』がフランスのシーズン・オブ・ミストから再発されている。日本では、ハウリング・ブル・エンターテイメント傘下のPerfect Crime Recordsから邦題『魔笛の国のスラニア』としてリリースされた。
2009年に、3rdアルバム『Evocation I: The Arcane Dominion』をリリース。同アルバムは、メタルの要素を廃し、フォークソングの要素が強いアルバムとなっている。
2010年、4thアルバム『Everything Remains as It Never Was』をリリース。同アルバムでは、再びメタル要素を含んだ、フォークメタルとなっている。
2012年、5thアルバム『Helvetios』をリリース。2nd、4thと同様フォークメタル中心のアルバムである。また、同年には廃盤となって久しい1stEP『Vên』のリレコーディングと、1stアルバム『Spirit』のリマスターを収録したコンピレーションアルバム『The Early Years』をリリースした[3]。
2014年6月、初来日公演。6thアルバム『Origins』をリリース。
2017年、7thアルバム『Evocation II』をリリース[4]。
2019年、8thアルバム『Ategnatos』をリリース[6]。
メンバー
[編集]※2019年8月時点
現ラインナップ
[編集]- クリゲル・グランツマン (Chrigel Glanzmann) - ボーカル/マンドラ/ティン・ホイッスル/ロー・ホイッスル/イリアン・パイプス/バウローン (2002- )
- ラファエル・ザルツマン (Rafael Salzmann) - ギター (2012- )
- ヨナス・ウルフ (Jonas Wolf) - ギター (2016- )
- カイ・ブレム (Kay Brem) - ベース (2008- )
- アラン・アッカーマン (Alain Ackerman) - ドラムス (2016- )
- マッテオ・システィ (Matteo Sisti) - バグパイプ/ティン・ホイッスル/ロー・ホイッスル (2014- )
- ファビエンヌ・エルニ (Fabienne Erni) - ボーカル/ケルティック・ハープ/マンドラ (2017- )
- アニー・リーディガー (Annie Riediger) - ハーディ・ガーディ (2022- )
- リア=ゾフィー・フィッシャー (Lea-Sophie Fischer) - ヴァイオリン (2024- )
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クリゲル・グランツマン(Vo/Man) 2019年
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ラファエル・ザルツマン(Gt) 2019年
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ヨナス・ウルフ(Gt) 2017年
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カイ・ブレム(Ba) 2019年
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マッテオ・システィ(Bag) 2017年
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ファビエンヌ・エルニ(Vo/Har) 2019年
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アラン・アッカーマン(Dr) 2019年
旧メンバー
[編集]- ダニ・フューアー (Dani Furer) - リードギター (2003-2004)
- イヴ・トリベルホーン (Yves Tribelhorn) - リズムギター (2003-2004)
- ジャン・アルバーティン (Gian Albertin) - ベース/ボーカル (2003-2004)
- ダリオ・ホフステッター (Dario Hofstetter) - ドラムス (2003-2004)
- リンダ・スーター (Linda Suter) - フィドル/ボーカル (2003-2004)
- メットゥ・アッカーマン (Mättu Ackermann) - フィドル (2003-2004)
- ディデ・マーフュート (Dide Marfurt) - ハーディ・ガーディ/バグパイプ (2003-2004)
- フィリップ・レインマン (Philipp Reinmann) - ブズーキ (2003-2004)
- ベニ・ヘフェリ (Beni Häfeli) - ドラムス (2004)
- セヴァン・キルデール (Sevan Kirder) - バグパイプ/フルート (2003-2008)
- メリ・タディッチ (Meri Tadić) - ヴァイオリン (2003-2013)
- セヴェリン・"セヴィ"・ビンダー (Severin "Sevi" Binder) - ボーカル (2004-2006)
- イーヴォ・ヘンツィ (Ivo Henzi) - リズムギター (2004-2016)
- シーメ・コーチ (Sime Koch) - リードギター (2004-2012)
- ラフィ・キルデール (Rafi Kirder) - ベース (2004-2008)
- マーリン・スーター (Merlin Sutter) - ドラムス (2004-2016)
- サラ・キーネル (Sarah Kiener) - ハーディ・ガーディ/バス・ショーム/アコーディオン/ボーカル (2005-2006)
- アンナ・マーフィー (Anna Murphy) - ハーディ・ガーディ/ボーカル (2006-2016)
- パトリック・"ペデ"・キストラー (Patrick "Päde" Kistler) - バグパイプ/ホイッスル (2008-2014)
- ニコル・アンスペルゲル (Nicole Ansperger) - フィドル (2013-2015, 2016-2023)
- ミヒャリナ・マリーズ (Michalina Malisz) - ハーディ・ガーディ (2016-2022)
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ニコル・アンスペルゲル(Vio) 2019年
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ミヒャリナ・マリーズ(Hur) 2019年
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- 2006年 『スピリット』 Spirit
- 2008年 『魔笛の国のスラニア』 Slania
- 2009年 『イヴォケーションI〜神秘の地ガリア〜』 Evocation I: The Arcane Dominion
- 2010年 『エブリシング・リメインズ』 Everything Remains as It Never Was
- 2012年 『ヘルヴェティオス』 Helvetios
- 2014年 『オリジンズ』 Origins
- 2017年 『イヴォケーションII:ヴィジョンズ』 Evocation II: Visions
- 2019年 『アテグナトス』 Ategnatos
コンピレーション
[編集]- 2012年 アーリー・イヤーズ The Early Years
シングル・EP
[編集]備考
[編集]2016年にバンドを脱退したアンナ・マーフィー(Vo/Hur)、イーヴォ・ヘンツィ(Gt)、メルリン・スッタ―(Dr)の3人は同年にCellar Darlingを結成し、現在も音楽活動を続けている。[7]
脚注
[編集]- ^ a b “Eluveitie reviews, music, news”. sputnikmusic. Sputnikmusic.com. 2016年8月15日閲覧。
- ^ 米沢彰 (2012年8月). “ELUVEITIE”. 激ロック. 2013年7月5日閲覧。
- ^ https://columbia.jp/nuclearblast/bands/eluveitie/ Nuclear Blast Japan 公式サイト 2014年2月28日閲覧。
- ^ “エルヴェイティ「ケルトの文化はずっと俺の人生の一部」”. BARKS (2017年8月19日). 2019年8月31日閲覧。
- ^ “エルヴェイティ「クレイジーなフォーク・メタルを目の当たりにする覚悟をしといてくれ」”. BARKS (2018年1月30日). 2019年8月31日閲覧。
- ^ “エルヴェイティ「このアルバムはスピリチュアルな旅のようなもの」”. BARKS (2019年4月12日). 2019年8月31日閲覧。
- ^ “【インタビュー】セラー・ダーリン、エルヴェイティ電撃脱退から爆誕”. BARKS. 2021年4月21日閲覧。