コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

エルヴェイティ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
エルヴェイティ
Eluveitie
2023

バンド ロゴ
基本情報
出身地 スイスの旗 スイス
チューリヒ州 ヴィンタートゥール
ジャンル フォーク・メタル[1]
メロディックデスメタル[1]
活動期間 2002年 - 現在
レーベル フィアー・ダーク・レコード
シーズン・オブ・ミスト
ニュークリア・ブラスト
サウンドホリック
パーフェクト・クライム・レコード
日本コロムビア
アヴァロン・レーベル
公式サイト www.eluveitie.ch
メンバー
旧メンバー
  • ダニ・フューアー (リードギター)
  • イヴ・トリベルホーン (リズムギター)
  • ジャン・アルバーティン (ベース/ボーカル)
  • ダリオ・ホフステッター (ドラムス)
  • リンダ・スーター (フィドル/ボーカル)
  • メットゥ・アッカーマン (フィドル)
  • ディデ・マーフュート (ハーディ・ガーディ/バグパイプ)
  • フィリップ・レインマン (ブズーキ)
  • ベニ・ヘフェリ (ドラムス)
  • セヴァン・キルデール (バグパイプ/フルート)
  • メリ・タディッチ (ヴァイオリン)
  • セヴィ・ビンダー (ボーカル)
  • イーヴォ・ヘンツィ (リズムギター)
  • シーメ・コーチ (リードギター)
  • ラフィ・キルデール (ベース)
  • マーリン・スーター (ドラムス)
  • サラ・キーネル (ハーディ・ガーディ/他)
  • アンナ・マーフィー (ハーディ・ガーディ/ボーカル)
  • ペデ・キストラー (バグパイプ/ホイッスル)
  • ニコル・アンスペルゲル(ヴァイオリン)
  • ミヒャリナ・マリーズ(ハーディ・ガーディ)

エルヴェイティEluveitie)は、スイス出身のフォーク・メタルバンド

民族楽器を取り入れた音楽性が特徴で、ライブではサポートを含めた大所帯の楽団編成で活動。バンド名は、ガリア語で『スイスに住んでいたケルト人』の意[2]。同語を採用した曲を主体としている。

略歴

[編集]
スロベニア・トールミン公演 (2007年7月)

2002年、クリゲル・グランツマンを中心に結成。2003年に、デモEP『Vên』をリリースし、翌年オランダのフィアー・ダーク・レコードと契約。同年に『Vên』をリメイクしてリリースした。

2006年、1stアルバム『Spirit』をリリース。『Spirit』はサウンドホリックからもリリースされ日本デビューを果たした。

2008年レーベルニュークリア・ブラストに移し、2ndアルバム『Slania』をリリースした。また、同年には1stEP『Vên』と1stアルバム『Spirit』がフランスシーズン・オブ・ミストから再発されている。日本では、ハウリング・ブル・エンターテイメント傘下のPerfect Crime Recordsから邦題『魔笛の国のスラニア』としてリリースされた。

2009年に、3rdアルバム『Evocation I: The Arcane Dominion』をリリース。同アルバムは、メタルの要素を廃し、フォークソングの要素が強いアルバムとなっている。

2010年、4thアルバム『Everything Remains as It Never Was』をリリース。同アルバムでは、再びメタル要素を含んだ、フォークメタルとなっている。

2012年、5thアルバム『Helvetios』をリリース。2nd、4thと同様フォークメタル中心のアルバムである。また、同年には廃盤となって久しい1stEP『Vên』のリレコーディングと、1stアルバム『Spirit』のリマスターを収録したコンピレーションアルバム『The Early Years』をリリースした[3]

2014年6月、初来日公演。6thアルバム『Origins』をリリース。

2017年、7thアルバム『Evocation II』をリリース[4]

2018年2月、約4年ぶりの来日公演ツアーを開催[5]

2019年、8thアルバム『Ategnatos』をリリース[6]

メンバー

[編集]

※2019年8月時点

現ラインナップ

[編集]

旧メンバー

[編集]
  • ダニ・フューアー (Dani Furer) - リードギター (2003-2004)
  • イヴ・トリベルホーン (Yves Tribelhorn) - リズムギター (2003-2004)
  • ジャン・アルバーティン (Gian Albertin) - ベース/ボーカル (2003-2004)
  • ダリオ・ホフステッター (Dario Hofstetter) - ドラムス (2003-2004)
  • リンダ・スーター (Linda Suter) - フィドル/ボーカル (2003-2004)
  • メットゥ・アッカーマン (Mättu Ackermann) - フィドル (2003-2004)
  • ディデ・マーフュート (Dide Marfurt) - ハーディ・ガーディ/バグパイプ (2003-2004)
  • フィリップ・レインマン (Philipp Reinmann) - ブズーキ (2003-2004)
  • ベニ・ヘフェリ (Beni Häfeli) - ドラムス (2004)
  • セヴァン・キルデール (Sevan Kirder) - バグパイプ/フルート (2003-2008)
  • メリ・タディッチ (Meri Tadić) - ヴァイオリン (2003-2013)
  • セヴェリン・"セヴィ"・ビンダー (Severin "Sevi" Binder) - ボーカル (2004-2006)
  • イーヴォ・ヘンツィ (Ivo Henzi) - リズムギター (2004-2016)
  • シーメ・コーチ (Sime Koch) - リードギター (2004-2012)
  • ラフィ・キルデール (Rafi Kirder) - ベース (2004-2008)
  • マーリン・スーター (Merlin Sutter) - ドラムス (2004-2016)
  • サラ・キーネル (Sarah Kiener) - ハーディ・ガーディ/バス・ショーム/アコーディオン/ボーカル (2005-2006)
  • アンナ・マーフィー (Anna Murphy) - ハーディ・ガーディ/ボーカル (2006-2016)
  • パトリック・"ペデ"・キストラー (Patrick "Päde" Kistler) - バグパイプ/ホイッスル (2008-2014)
  • ニコル・アンスペルゲル (Nicole Ansperger) - フィドル (2013-2015, 2016-2023)
  • ミヒャリナ・マリーズ (Michalina Malisz) - ハーディ・ガーディ (2016-2022)

ディスコグラフィ

[編集]

アルバム

[編集]
  • 2006年 『スピリット』 Spirit
  • 2008年 『魔笛の国のスラニア』 Slania
  • 2009年 『イヴォケーションI〜神秘の地ガリア〜』 Evocation I: The Arcane Dominion
  • 2010年 『エブリシング・リメインズ』 Everything Remains as It Never Was
  • 2012年 『ヘルヴェティオス』 Helvetios
  • 2014年 『オリジンズ』 Origins
  • 2017年 『イヴォケーションII:ヴィジョンズ』 Evocation II: Visions
  • 2019年 『アテグナトス』 Ategnatos

コンピレーション

[編集]
  • 2012年 アーリー・イヤーズ The Early Years

シングル・EP

[編集]
  • 2003年 Ven (デモEP)
  • 2004年 Ven (EP)
  • 2009年 Omnos (シングル)

備考

[編集]

2016年にバンドを脱退したアンナ・マーフィー(Vo/Hur)、イーヴォ・ヘンツィ(Gt)、メルリン・スッタ―(Dr)の3人は同年にCellar Darlingを結成し、現在も音楽活動を続けている。[7]

脚注

[編集]
  1. ^ a b Eluveitie reviews, music, news”. sputnikmusic. Sputnikmusic.com. 2016年8月15日閲覧。
  2. ^ 米沢彰 (2012年8月). “ELUVEITIE”. 激ロック. 2013年7月5日閲覧。
  3. ^ https://columbia.jp/nuclearblast/bands/eluveitie/ Nuclear Blast Japan 公式サイト 2014年2月28日閲覧。
  4. ^ エルヴェイティ「ケルトの文化はずっと俺の人生の一部」”. BARKS (2017年8月19日). 2019年8月31日閲覧。
  5. ^ エルヴェイティ「クレイジーなフォーク・メタルを目の当たりにする覚悟をしといてくれ」”. BARKS (2018年1月30日). 2019年8月31日閲覧。
  6. ^ エルヴェイティ「このアルバムはスピリチュアルな旅のようなもの」”. BARKS (2019年4月12日). 2019年8月31日閲覧。
  7. ^ 【インタビュー】セラー・ダーリン、エルヴェイティ電撃脱退から爆誕”. BARKS. 2021年4月21日閲覧。

外部サイト

[編集]