エロ神の怨霊
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エロ神の怨霊 | |
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The Revengeful Spirit of Eros | |
監督 | 小津安二郎 |
脚本 | 野田高梧 |
原案 | 石原清三郎 |
出演者 |
斎藤達雄 星ひかる 伊達里子 |
撮影 | 茂原英雄 |
製作会社 | 松竹蒲田撮影所 |
配給 | 松竹キネマ |
公開 | 1930年7月27日 |
上映時間 | 27分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『エロ神の怨霊』(エロがみのおんりょう)は、1930年(昭和5年)7月27日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎。モノクロ、スタンダード、サイレント、27分。
小津作品としては珍しく、エロ・グロ・ナンセンスを取り扱ったコメディ映画であるが、エロの部分は検閲で取り除かれたという[1][2]。前作『その夜の妻』を松竹蒲田撮影所所長の城戸四郎に褒められた小津は、お盆用の映画を撮る条件で温泉旅行の褒美を貰い、それで撮ったのが本作である[1]。初回興行は帝国館。現在、脚本・ネガ・プリントは散逸している。
あらすじ
[編集]山路健太郎は、情婦のダンサー・夢子と海へ身を投げて心中を図るが、山路は海岸に打ち上げられて生き延びる。帰郷した山路は、夢子の怨霊に怯える日々を送っていた。そんなある日、友人の石川から夢子が実は生きていてダンサーになっていると聞き、山路は夢子に対して復讐を企む。