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東京の合唱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京の合唱
Tokyo Chorus
監督 小津安二郎
脚本 野田高梧
原案 北村小松
出演者 岡田時彦
八雲恵美子
撮影 茂原英朗
編集 茂原英朗
製作会社 松竹蒲田撮影所
配給 松竹キネマ
公開 日本の旗 1931年8月15日
上映時間 91分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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東京の合唱』(とうきょうのコーラス)は、1931年(昭和6年)8月15日公開の日本映画である。松竹キネマ製作・配給。監督は小津安二郎モノクロスタンダードサイレント、91分。

世界的に不景気な時代に仕事を失った父親が再起する姿を描いた小市民映画で、悲劇的な内容に喜劇的な側面を持たせている[1]。初回興行は帝国劇場。第8回キネマ旬報ベスト・テン第3位。1953年(昭和28年)に東宝で『サラリーマンの歌』としてリメイクされた。

あらすじ

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生意気な中学時代を過ごし、現在は妻と3人の子供を持つサラリーマンの岡島はボーナスを心待ちにしていた。だが、老社員が不当にクビにされたことを社長に抗議して自分も解雇されてしまう。そして、中学時代の恩師である大村先生が定年退職後に始めた食堂「カロリー軒」をいやいや手伝うことになるが、最終的には地方に就職口を見つけるのだった。

スタッフ

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  • 監督:小津安二郎
  • 脚色・潤色:野田高梧
  • 原案:北村小松
  • 撮影編集:茂原英朗
  • 助監督:清輔影、原研吉、根岸浜男
  • 撮影補助:厚田雄春、藤田英次郎、九里林稔
  • 撮影事務:高山伝
  • 舞台設計・装置・装飾:脇田世根一、田中米二郎、角田民造
  • 舞台配光:中島利光
  • 現像:納所歳巳
  • 焼付:阿部鉉太郎
  • 衣裳:斎藤紅
  • 結髪:菊地いよの
  • タイトル:志賀友男

キャスト

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リメイク

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サラリーマンの歌
監督 杉江敏男
脚本 猪俣勝人
長谷川公之
原作 野田高梧
製作 藤本真澄
出演者 佐野周二
角梨枝子
岡田茉莉子
小林桂樹
音楽 飯田信夫
撮影 安本淳
編集 岩下広一
製作会社 東宝
配給 東宝
公開 日本の旗 1953年9月8日
上映時間 92分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
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サラリーマンの歌』(さらりーまんのうた)は、1953年(昭和28年)9月8日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は杉江敏男モノクロスタンダード、92分。

スタッフ
キャスト
エピソード

夜間撮影を行った際には一時から四時まで、国電エビス駅寄りのガード下にロケバスが三台、ライトを大量に持ち込みホースであたり一面に水を振りまいて大雨のシーンを演出した[2]

脚注

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  1. ^ 東京の合唱allcinema、2015年3月27日閲覧
  2. ^ スターのいる町、内外タイムス、141~142ページ

外部リンク

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