エンゲル (バンド)
エンゲル Engel | |
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フィンランド・ヘルシンキ公演 (2012年2月) | |
基本情報 | |
出身地 |
スウェーデン ヴェストラ・イェータランド県 イェーテボリ |
ジャンル |
メロディックデスメタル[1] インダストリアル・メタル[1][2] デスメタル[2] オルタナティヴ・メタル[2] ヘヴィメタル[2] |
活動期間 | 2005年 - 現在 |
レーベル |
SPV/Steamhammer シーズン・オブ・ミスト ゲイン・ミュージック・エンタテインメント トゥルーパー・エンタテインメント |
公式サイト | engelpropaganda.com |
メンバー |
ミカエル・セーリン (ボーカル) マーカス・スーネソン (ギター) スティーヴ・ドレナン (ベース) オスカー・ニルソン (ドラムス) ニクラス・エンゲリン (ミュージカル・ディレクター、ギター) |
旧メンバー |
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エンゲル (Engel)は、スウェーデンのメロディックデスメタルバンド。オルタナティヴ・メタルやインダストリアル・メタルから影響を受けている。
略歴
[編集]2005年に元イン・フレイムス、元ガーデニアンのニクラス・エンゲリン (G)と元ザ・クラウンのマーカス・スーネソン (G)を中心にロバート・ハケモ (B:元ガーデニアン)、ダニエル "モジョ" モイラネン (Ds:元ロード・ベリアル)、マグナス・カラヴォルン (Vo:元ヘッドプレート)の5人で結成[3]。『踊れるようなリズムとメタルの組み合わせ』をコンセプトに結成された[4]。バンド名は、ニクラスのサッカーでのニックネームに由来し、ニクラス所有のレコーディング・スタジオも同じ名前が付けられている[4]。
中心人物の2人に加えて、他のメンバーも他バンドで活動歴があるメンバーが揃っていたためか、同年7月には早くもライヴデビューしている。ライヴ活動初期から、トリヴィアムやアーチ・エネミーとライヴを行う[4]。2006年に、ロバートが脱退し、ヨハン・アンドレアセン (B)が加入。更に同年中にヨハンからマイケル・ホーカンソン (B)にメンバーチェンジしている。2007年に1stアルバム『Absolute Design』を自主制作する。同アルバムは、SPV/Steamhammerから北米リリースされることとなった。リリース後には、アトレイユ、ダーク・トランキュリティ、スティル・リメインズ、デッド・バイ・エイプリルらとツアーを行う。
2008年にマイケルが脱退し、スティーヴ・ドレナン (B)が加入。2009年から2ndアルバムの制作を開始する[3]。同アルバムは、2010年にリリースされる。同アルバムからレーベルをシーズン・オブ・ミストに移している。日本では、トゥルーパー・エンタテインメントから日本盤が先行リリースされた。日本で最初にリリースされたためか、バンド公式サイトではトゥルーパー・エンタテインメントリリースの日本盤が2ndアルバムのディスコグラフィに掲載されている[5]。同年10月に初来日しLOUD PARKに出演した[3]。また同年中にダニエル "モジョ" モイラネンが脱退しジミー・オラウソンが加入した。
2011年には、イェスパー・ストロムブラードが脱退したイン・フレイムスにニクラスが正式メンバーとして加入した。ニクラスは、イェスパー脱退前からライヴギタリストとしてイン・フレイムスに参加していたが、正式メンバーとなったことでバンド存続の危機に陥る[3][注釈 1]。結局、ニクラスはバンド存続を決め、イン・フレイムスとエンゲルを並行して活動することになる[3]。2012年4月にはアーチ・エネミーのオープニング・アクトとして2度目の来日を果たした[3]。同年5月、3rdアルバム『Blood of Saints』をリリース。
2012年11月、ボーカリストのマグナス・カラヴォルンが脱退[6]。以降のライヴでは、ひとまずセッションとしてTwelvestepで活動経験の有るレンネがボーカルを務めることとなった[6]。その後、2013年1月に新ボーカリストとして、デグレイデッドで活動するミカエル・セーリンが加入した[7]。2014年にドラマーのジミー・オラウソンが脱退、ミザレーションで活動するオスカー・ニルソンが加入した[3]。同年に4thアルバム『Raven Kings』をリリース[3]。
2018年5月、5thアルバム『Abandon All Hope』をリリース。中心メンバーのニクラス・エンゲリンがイン・フレイムスでの活動を中心としているため、ミュージカル・ディレクターという立ち位置となった[8]。引き続き作曲はエンゲリンが全曲を担当しており、ギターも担当している。しかしながら、バンドメンバー写真にはエンゲリンは写っておらず、メンバークレジットでも、"+"が名前の前に付記されている。
メンバー
[編集]現ラインナップ
[編集]- ミカエル・セーリン (Mikael Sehlin) - ボーカル (2013- )
- マーカス・スーネソン (Marcus Sunesson) - ギター (2005- )
- ザ・クラウンでも活動。
- スティーヴ・ドレナン (Steve Drennan) - ベース (2008- )
- オスカー・ニルソン (Oscar Nilsson) - ドラムス (2014- )
- ニクラス・エンゲリン (Niclas Engelin) - ミュージカル・ディレクター、ギター (2005- )
旧メンバー
[編集]- マグナス・カラヴォルン (Magnus "Mangan" Klavborn) - ボーカル (2005-2012)
- ロバート・ハケモ (Robert Hakemo) - ベース (2005-2006)
- ガーデニアンでも活動。
- ヨハン・アンドレアセン (Johan Andreassen) - ベース (2006)
- アマランスでも活動。
- マイケル・ホーカンソン (Michael Håkansson) - ベース (2006-2008)
- ダニエル "モジョ" モイラネン (Daniel "Mojjo" Moilanen) - ドラムス (2005-2010)
- ジミー・オラウソン (Jimmy Olausson) - ドラムス (2010-2014)
- マリオネットでも活動。
ライヴセッション
[編集]ディスコグラフィ
[編集]- 2005年 Demo 2005 (Demo)
- 2005年 Engel (Demo)
- 2006年 Demo 2006 (demo)
- 2007年 Absolute Design
- 2010年 スレナディ Threnody
- 2012年 Songs of the Dead (EP)
- 2012年 ブラッド・オブ・セインツ Blood of Saints
- 2014年 レイヴン・キングス Raven Kings
- 2018年 アバンダン・オール・ホープ Abandon All Hope
注釈
[編集]脚注
[編集]- ^ a b Engel reviews music, news - sputnikmusic・2017年1月28日閲覧。
- ^ a b c d “Engel|Biography”. オールミュージック. All Media Guide. 2017年1月28日閲覧。
- ^ a b c d e f g h http://www.trooper.co.jp/artist_engel.html
- ^ a b c d Engelin, Niclas (2010年4月7日). “ENGEL|激ロックインタビュー”. 激ロック. 2012年6月30日閲覧。
- ^ http://engelpropaganda.com/discography/
- ^ a b “ENGEL Parts Ways With Singer - Nov. 9, 2012”. BLABBERTMOUTH.NET (2012年11月9日). 2012年11月23日閲覧。
- ^ https://www.facebook.com/photo.php?fbid=10152409030655175&set=a.471634665174.390928.24568495174&type=1&stream_ref=10 2014年3月19日閲覧。
- ^ a b 奥野高久、エンゲル「アバンダン・オール・ホープ」(日本語)『Abandon All Hope』、トゥルーパー・エンタテインメント、日本、2018年。QATE-10109。
- ^ “Band”. Engel Official Website. 2018年9月29日閲覧。