オシャキー・フォスター
基本情報 | |
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本名 |
オシャキー・ドミニク・ウィリアムズ・フォスター (O'Shaquie Dominique Williams Foster) |
通称 |
Ice Water(氷水) Shock(ショック) |
階級 | スーパーフェザー級 |
身長 | 173cm |
リーチ | 183cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1993年9月17日(31歳) |
出身地 | テキサス州オレンジ |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 25 |
勝ち | 22 |
KO勝ち | 12 |
敗け | 3 |
無効試合 | 0 |
オシャキー・フォスター(O'Shaquie Foster、1993年9月17日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。テキサス州オレンジ出身。元WBC世界スーパーフェザー級王者。
来歴
[編集]2012年9月8日、プロデビュー戦を行い1回12秒TKO勝ち。
2018年9月21日、オクラホマ州ショーニーのファイアレイク・アリーナにてWBC世界スーパーフェザー級シルバー王者ジョン・フェルナンデスと対戦し、10回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[1]。
2023年2月11日、テキサス州サンアントニオのアラモドームにてWBC世界フェザー級王者レイ・バルガスとWBC世界スーパーフェザー級王座決定戦を行い、12回3-0(116-112、117-111、119-109)の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[2]。
2023年5月、プロベラムを離れフリーエージェントであることを発表した[3]。
2023年10月28日、メキシコ・キンタナ・ロー州カンクンのベニート・フアレス・スポーツ・センターにてWBC世界スーパーフェザー級1位のエドゥアルド・エルナンデスと対戦し、12回2分38秒TKO勝ちを収め初防衛に成功した[4][5]。
2023年11月15日、ボブ・アラムのトップランクと契約を交わした[6][7]。
2024年2月16日、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデン内フールー・シアターでWBC世界スーパーフェザー級12位のエイブラハム・ノバと対戦し、最終回にダウンを奪い12回2-1(115-112、113-114、116-111)の判定勝ちを収め2度目の防衛に成功した[8]。
2024年7月6日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターでシャクール・スティーブンソン対アルテム・ハルチュニャンの前座で、WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチでWBC同級2位のロブソン・コンセイソンと対戦するも、12回1-2(112-116、116-112、113-115)の判定負けを喫し王座から陥落した。しかし、この判定は大きな物議を醸し、フォスターは試合後のリング上のインタビューで目に涙を浮かべながら「完封して私が勝ったと思った。簡単な試合だったと思った。頭突き以外は全く当たらなかった。再戦したい。彼らは私からこの試合を奪ったんだ」と語ったが[9]、試合を通してのパンチのヒット数でも109対76とフォスターが大きく上回り(ラウンドごとのヒット数でもコンセイソンが上回ったのは12ラウンド中2ラウンドのみ)[10]、さらに試合を放送したESPNも119-109でフォスターの勝ちと付け、解説を務めたティモシー・ブラッドリーも「喜劇」とジャッジのスコアを批判、他にもロイ・ジョーンズ・ジュニアは「これは私たちの美しいスポーツを台無しにしたくだらないことだ」、アシュリー・セオファンは「このスポーツは腐敗している。このジャッジはクビにすべきだ」、スティーブン・A・スミスは「ボクシングは私たちをこのスポーツから遠ざけ続ける。フォスターは完全に(勝利を)盗まれた。彼は文字通り12ラウンド中11ラウンドを勝ったのに、判定はコンセイソンに与えられた。(ボクシングの)プロモーターは最高の試合を実現させるのを私たちを散々待たせてただでさえ酷いのに、酷いジャッジはそれより更に酷い」などジャッジの判定に批判が殺到した[11][12][13]。
2024年7月22日、WBCはWBC世界スーパーフェザー級王者のコンセイソンとフォスターとの再戦を指令した[14]。
2024年11月2日、ニューヨーク州ベローナのターニング・ストーン・リゾート&カジノでWBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチとしてWBC同級王者のロブソン・コンセイソンとダイレクトリマッチによる再戦を行う予定[15]。
戦績
[編集]- プロボクシング:25戦 22勝 (12KO) 3敗
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
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1 | 2012年9月8日 | ☆ | 1R 0:12 | KO | テオ・ジョンソン | アメリカ合衆国 | プロデビュー戦 |
2 | 2012年9月22日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | マヌエル・ルバルカバ | メキシコ | |
3 | 2012年10月26日 | ☆ | 1R 0:36 | KO | ステファン・ナバ | アメリカ合衆国 | |
4 | 2013年11月2日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | アーロン・アンダーソン | アメリカ合衆国 | |
5 | 2014年5月10日 | ☆ | 2R 1:03 | TKO | マリオ・レイシー | アメリカ合衆国 | |
6 | 2014年7月12日 | ☆ | 4R | 判定3-0 | デビン・パーカー | アメリカ合衆国 | |
7 | 2015年8月22日 | ☆ | 1R 1:26 | KO | フランク・ジョーダン | アメリカ合衆国 | |
8 | 2015年9月23日 | ☆ | 1R 1:03 | KO | ダリアス・ジャクソン | アメリカ合衆国 | |
9 | 2015年11月6日 | ★ | 8R | 判定0-3 | サミュエル・テア | アメリカ合衆国 | |
10 | 2016年1月16日 | ☆ | 4R 2:13 | TKO | ライネル・グリフィン | アメリカ合衆国 | |
11 | 2016年2月19日 | ☆ | 7R 0:52 | TKO | ラビサス・ウィリアムズ | アメリカ合衆国 | |
12 | 2016年7月22日 | ★ | 8R | 判定1-2 | ローランド・キネア | アメリカ合衆国 | |
13 | 2017年12月29日 | ☆ | 1R 2:41 | TKO | アンドリュー・グッドリッチ | アメリカ合衆国 | |
14 | 2018年1月20日 | ☆ | 4R | 判定2-0 | ケイリン・アルフレッド | アメリカ合衆国 | |
15 | 2018年4月13日 | ☆ | 8R | 判定2-0 | フランク・デ・アルバ | アメリカ合衆国 | |
16 | 2018年9月21日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ジョン・フェルナンデス | スペイン | WBC世界スーパーフェザー級シルバータイトルマッチ |
17 | 2019年2月23日 | ☆ | 3R 終了 | TKO | ファティウー・ファシヌー | ベナン | |
18 | 2019年7月17日 | ☆ | 8R 2:59 | KO | ヘスス・ブラボー | ペルー | WBAフェデセントロスーパーフェザー級王座決定戦 |
19 | 2019年12月5日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | アルベルト・メルカド | アメリカ合衆国 | WBCシルバー防衛1 |
20 | 2020年11月19日 | ☆ | 9R 0:58 | KO | ミゲル・ローマン | メキシコ | WBCシルバー防衛2 |
21 | 2022年3月18日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | ムハンマドフジャ・ヤクボフ | タジキスタン | WBCシルバー防衛3 WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦 |
22 | 2023年2月11日 | ☆ | 12R | 判定3-0 | レイ・バルガス | メキシコ | WBC世界スーパーフェザー級王座決定戦 |
23 | 2023年10月28日 | ☆ | 12R 2:38 | TKO | エドゥアルド・エルナンデス | メキシコ | WBC防衛1 |
24 | 2024年2月16日 | ☆ | 12R | 判定2-1 | エイブラハム・ノバ | プエルトリコ | WBC防衛2 |
25 | 2024年7月6日 | ★ | 12R | 判定1-2 | ロブソン・コンセイソン | ブラジル | WBC陥落 |
26 | 2024年11月2日 | ロブソン・コンセイソン | ブラジル | WBC世界スーパーフェザー級タイトルマッチ 試合前 | |||
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ RESULTS: O’Shaquie Foster Upsets Jon Fernandez Boxing News 24/7 2018年9月22日
- ^ O’Shaquie Foster se impone a Rey Vargas Solo Boxeo 2023年2月12日
- ^ “‘I’ll line them up and knock them down’: O’Shaquie Foster a free agent and targeting unification fights”. Bad Left Hook (2023年5月2日). 2023年6月19日閲覧。
- ^ O’Shaquie Foster rallies to stop Eduardo ‘Rocky’ Hernandez in final round: Full fight highlights and results Bad Left Hook 2023年10月28日
- ^ “WBC・S・フェザー級王者フォスター 劇的TKO勝ち 最終回エルナンデスをストップ”. Boxing News(ボクシングニュース) (2023年10月29日). 2023年10月29日閲覧。
- ^ “O'Shaquie Foster Inks Promotional Pact With Top Rank”. BoxingScene.com (2023年11月15日). 2023年11月15日閲覧。
- ^ “Notebook: Ramirez much smaller than Espinoza but still big favorite”. DAN RAFAEL (2023年12月9日). 2023年12月24日閲覧。
- ^ Foster vs Nova: Live streaming results, round by round, how to watch, start time, full card info Bad Left Hook 2024年2月16日
- ^ “Stolen valor? Robson Conceicao outclassed by O'Shaquie Foster, wins anyway”. Boxing Scene.com (2024年7月6日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “Compubox Punch Stats: O'Shaquie Foster-Robson Conceicao”. Boxing Scene.com (2024年7月7日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “Outrage at miscarriage of justice; O’Shaquie Foster laments ‘dirty game’”. Boxing Scene.com (2024年7月8日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “The promoters — making us wait for the best fights — are bad enough. Bad officials make it worse.”. Stephen A Smith (2024年7月7日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “Timothy Bradley Jr. calls O’Shaquie Foster decision loss ‘a travesty’”. Boxing Scene.com (2024年7月11日). 2024年7月13日閲覧。
- ^ “WBC orders Robson Conceicao-O'Shaquie Foster rematch”. Boxing Scene.com (2024年7月22日). 2024年8月14日閲覧。
- ^ “Robson Conceicao and O’Shaquie Foster to engage in rematch on Nov. 2”. Boxing Scene.com (2024年9月9日). 2024年10月10日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- オシャキー・フォスター (@OshaquieFoster) - X(旧Twitter)
- オシャキー・フォスター (@oshaquiefosterpromo) - Instagram
- オシャキー・フォスターの戦績 - BoxRec
空位 前タイトル保持者 シャクール・スティーブンソン |
WBC世界スーパーフェザー級王者 2023年2月11日 - 2024年7月6日 |
次王者 ロブソン・コンセイソン |