オトーヌ・パヴィア
獲得メダル | ||
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左側の女性がオトーヌ・パヴィア(右側はプリシラ・ネト) | ||
フランスの旗 フランス | ||
柔道 | ||
オリンピック | ||
銅 | 2012 ロンドン | 57kg級 |
世界柔道選手権 | ||
銅 | 2014 チェリャビンスク | 57kg級 |
銅 | 2015 アスタナ | 57kg級 |
世界団体 | ||
金 | 2011 パリ | 57kg級 |
金 | 2011 チェリャビンスク | 57kg級 |
世界ジュニア | ||
銀 | 2008 バンコク | 57kg級 |
オトーヌ・パヴィア(Automne Pavia、1989年1月3日 - )は、フランスの柔道選手。階級は57kg級。身長173cm[1][2]。得意技は大外刈[3]。2段[4]。
人物
[編集]ソンム県ペロンヌの出身。父親が柔道の指導者だったこともあり、柔道は4歳の時に始めた。なお、兄弟は7人もいる[4]。ジュニア時代に1988年ソウルオリンピック71kg級金メダリストのマルク・アレクサンドルに見出されて頭角を現すと、2008年の世界ジュニアでは2位となった[5]。2010年5月のグランプリ・チュニスでシニアの国際大会初優勝を飾った[2]。9月の世界選手権では3回戦で松本薫と対戦してGSに入ってから横四方固で敗れた[2]。2011年2月のグランドスラム・パリでは決勝で佐藤愛子と対戦してGSに入って内股で技ありを取って優勝した[2]。5月のグランドスラム・モスクワ決勝では佐藤の背負投の技ありで敗れた[2]。8月に地元フランスのパリで開催された世界選手権では4回戦でロシアのイリーナ・ザブルディナの前に一本負けしたが、世界団体では決勝で佐藤を背負投の有効で破るなどフランスチームの優勝に貢献した[2]。しかし2012年2月のグランドスラム・パリでは佐藤に0-3の判定で敗れて3位だった[2]。2012年7月のロンドンオリンピックでは準決勝で松本にGSに入ってから大外刈の有効で敗れたが、3位決定戦でハンガリーのヘドヴィグ・カラカスを破って銅メダルを獲得した[1]。2013年ではグランドスラム・パリとヨーロッパ選手権で優勝するが、世界選手権では5位に終わった[2]。2014年のヨーロッパ選手権では2連覇を達成するが、世界選手権では準決勝で宇高菜絵に有効で敗れて3位だった[2][6][7]。世界団体では優勝を飾った[8]。2015年の世界選手権では準決勝で松本に指導1で敗れたが、前年に続いて3位になった[9]。2016年のヨーロッパ選手権では2年ぶり3度目の優勝を飾った[2]。リオデジャネイロオリンピックでは準々決勝で松本に7分50秒に及ぶ熱戦の末に技ありで敗れると、敗者復活戦でもポルトガルのテルマ・モンテイロに腕挫十字固で敗れて7位に終わった[2]。その後、60kg級で活躍するイギリスのアシュリー・マッケンジーと結婚すると、2017年には女児をもうけた[10][11]。2018年には復帰戦となったヨーロッパオープン・ドブロブニクで優勝を飾った[2]。
主な戦績
[編集]- 2006年 - フランスジュニア国際 2位
- 2006年 - ヨーロッパジュニア 3位
- 2007年 - フランスジュニア国際 3位
- 2007年 - ヨーロッパジュニア 優勝
- 2008年 - フランスジュニア国際 優勝
- 2008年 - 世界ジュニア 2位
- 2010年 - グランプリ・チュニス 優勝
- 2010年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 5位
- 2010年 - ワールドカップ・タリン 3位
- 2010年 - グランプリ・青島 2位
- 2011年 - ワールドマスターズ 5位
- 2011年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2011年 - ヨーロッパ選手権 団体戦 優勝
- 2011年 - グランドスラム・モスクワ 2位
- 2011年 - グランドスラム・リオデジャネイロ 3位
- 2011年 - 世界団体 優勝
- 2011年 - グランプリ・アブダビ 3位
- 2012年 - ワールドマスターズ 5位
- 2012年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2012年 - ヨーロッパ選手権 3位
- 2012年 - ロンドンオリンピック 3位
- 2012年 - グランドスラム・東京 3位
- 2013年 - グランドスラム・パリ 優勝
- 2013年 - グランプリ・デュッセルドルフ 優勝
- 2013年 - ヨーロッパ選手権 優勝
- 2013年 - ワールドマスターズ 2位
- 2013年 - 世界選手権 5位
- 2014年 - グランドスラム・パリ 3位
- 2014年 - ヨーロッパ選手権 個人戦 優勝、団体戦 優勝
- 2014年 - 世界選手権 3位
- 2014年 - グランプリ・チェジュ 優勝
- 2015年 - グランプリ・デュッセルドルフ 3位
- 2015年 - ヨーロッパ競技大会 5位
- 2015年 - 世界選手権 3位
- 2016年 - グランプリ・トビリシ 5位
- 2016年 - グランプリ・サムスン 2位
- 2016年 - ヨーロッパ選手権 優勝
- 2016年 - グランプリ・アルマトイ 3位
- 2016年 - リオデジャネイロオリンピック 7位
- 2018年 - ヨーロッパオープン・ドブロブニク 優勝
- 2018年 - グランドスラム・アブダビ 5位
(出典[2]、JudoInside.com)
脚注
[編集]- ^ a b Automne Pavia Biography and Olympic ResultsArchived 2020年4月17日, at the Wayback Machine.
- ^ a b c d e f g h i j k l m profile
- ^ “IJF World Masters 2011 PAVIA, Automne”. 2012年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年5月31日閲覧。
- ^ a b “PAVIA Automne's multimedia info and results”. 2014年4月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年7月12日閲覧。
- ^ Automne Pavia attend l'été londonien
- ^ World Championships 2014
- ^ World Championships, Chelyabinsk 2014
- ^ World Championships, Chelyabinsk 2014
- ^ “World Championships 2015, Astana - DAY 3”. 2015年9月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年8月26日閲覧。
- ^ Summer of love for Automne and her English beau Ashley
- ^ THE FRESHNESS OF BEING MOM
外部リンク
[編集]- オトーヌ・パヴィア - 国際オリンピック委員会
- オトーヌ・パヴィア - オリンピックチャンネル
- オトーヌ・パヴィア - フランスオリンピック委員会
- オトーヌ・パヴィア - Olympedia
- オトーヌ・パヴィア - Sports-Reference.com (Olympics) のアーカイブ
- オトーヌ・パヴィア - JudoInside.com
- オトーヌ・パヴィア - 国際柔道連盟
- オトーヌ・パヴィア - Alljudo