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オレッグ・タクタロフ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
オレッグ・タクタロフ
基本情報
本名 オレグ・ニコラエヴィチ・タクタロフ
(Oleg Nikolaevich Taktarov)
通称 ザ・ロシアン・ベアー (The Russian Bear)
戦慄のサンボテクニシャン
国籍 ロシアの旗 ロシア
生年月日 (1967-08-26) 1967年8月26日（57歳）
出身地 ソビエト連邦の旗 ソビエト連邦
ロシア・ソビエト連邦社会主義共和国ゴーリキー州アルザマス16
所属 ライオンズ・デン
→フリーランス
身長 183cm
体重 97kg
階級 ヘビー級
バックボーン サンボ（国際スポーツマスター）
柔道（黒帯三段）
柔術（黒帯四段）
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オレッグ・タクタロフ（ロシア語: Оле́г Такта́ров, ラテン文字転写: Oleg Taktarov、1967年8月26日 - ）は、ロシアの男性俳優、元総合格闘家。ソビエト連邦ゴーリキー州アルザマス16出身。UFC 6トーナメント優勝。

来歴

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12歳からサンボと柔道を始めた。ソ連国家保安委員会（KGB）で近接格闘術の教官を務めたが、22歳で実業家に転職するため退職した。しかし、1989年に柔術フルコンタクトと呼ばれる、ジャケット着用の総合格闘技に魅了され、格闘技を再開した。

UFC出場

1995年4月7日、UFC初出場となったUFC 5でトーナメントに出場。1回戦でアーニー・バーディシアに勝利するが、準決勝でダン・スバーンに敗れた。

UFC 6トーナメント優勝

1995年7月14日、UFC 6のトーナメントに出場。1回戦でデイブ・ベネトゥー、準決勝でアンソニー・マシアス、決勝でタンク・アボットを破りロシア人初の優勝を果たした。

1995年9月8日、UFC 7のスーパーファイト王座タイトルマッチで王者のケン・シャムロックに挑戦し、時間切れ引き分けで王座獲得に失敗した。

1995年12月16日、Ultimate Ultimate 1995のトーナメントに出場。1回戦でデイブ・ベネトゥー、準決勝でマルコ・ファスに勝利するが、決勝でダン・スバーンに判定負けし、準優勝に終わった。

1996年5月16日、パンクラスで初来日。日本武道館大会で柳澤龍志と対戦、判定負け。

1996年11月22日、Martial Arts Reality Superfightingでヘンゾ・グレイシーと対戦し、KO負け。

1997年10月11日、PRIDE.1でゲーリー・グッドリッジと対戦し、KO負け。

1998年、National Freesparringに出場後、俳優業に専念。

2007年6月10日、ボクシングのエキシビションでドルフ・ラングレンと対戦し、5ラウンド判定勝ち。

2007年11月30日、BodogFightにおける約6年ぶりの総合格闘技復帰戦でジョン・マーシュと対戦し、膝十字固めで一本勝ち。

2008年4月11日、YAMMA Pit Fighting 1でマーク・ケアーと対戦し、膝十字固めで一本勝ち。

引退後はロシアMMA連盟の代表を務めている[1]。

戦績

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総合格闘技 戦績
24 試合 (T)KO 一本 判定 その他 引き分け 無効試合
17 勝 2 14 1 0 2 0
5 敗 3 0 2 0
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
○ マーク・ケアー 1R 1:55 膝十字固め YAMMA Pit Fighting 1 2008年4月11日
○ ジョン・マーシュ 2R 0:33 膝十字固め BodogFight: USA vs. Russia 2007年11月30日
○ アーロン・サリナス 1R 1:24 腕ひしぎ十字固め Total Kombat 2001年5月13日
○ モティ・ホーレンスタイン 1R 3:24 膝十字固め National Freesparring 1998年2月21日
○ ミック・ティアーニー 1R 3:58 膝十字固め National Freesparring 1998年2月21日
× ゲーリー・グッドリッジ 1R 4:57 KO（右フック） PRIDE.1 1997年10月11日
○ ショーン・アルバレス 1R 0:52 KO（パンチ） Pentagon Combat 1997年9月27日
○ チャック・キム 1R 0:23 フロントチョーク World Fighting Federation 1997年2月14日
× ヘンゾ・グレイシー 1R 1:02 KO（蹴り上げ） Martial Arts Reality Superfighting 1996年11月22日
△ マルコ・ファス 30分1R終了 ドロー World Vale Tudo Championship 2
【WVCスーパーファイト選手権試合】		 1996年11月10日
○ ジョー・チャールズ 1R 4:42 膝十字固め World Vale Tudo Championship 1 1996年8月14日
× 柳澤龍志 15分1R終了 判定 PANCRASE TOUR 1996 TRUTH 1996年5月16日
× ダン・スバーン 延長R終了 判定0-3 Ultimate Ultimate 1995
【決勝】		 1995年12月16日
○ マルコ・ファス 18分1R終了 判定3-0 Ultimate Ultimate 1995
【準決勝】		 1995年12月16日
○ デイブ・ベネトゥー 1R 1:15 アキレス腱固め Ultimate Ultimate 1995
【1回戦】		 1995年12月16日
△ ケン・シャムロック 延長R終了 時間切れ UFC 7: The Brawl in Buffalo
【UFCスーパーファイト選手権試合】		 1995年9月8日
○ タンク・アボット 1R 17:45 チョークスリーパー UFC 6: Clash of the Titans
【決勝】		 1995年7月14日
○ アンソニー・マシアス 1R 0:09 フロントチョーク UFC 6: Clash of the Titans
【準決勝】		 1995年7月14日
○ デイブ・ベネトゥー 1R 0:57 フロントチョーク UFC 6: Clash of the Titans
【1回戦】		 1995年7月14日
× ダン・スバーン 1R 4:21 TKO（カット） UFC 5: Return of the Beast
【準決勝】		 1995年4月7日
○ アーニー・バーディシア 1R 2:23 チョーク UFC 5: Return of the Beast
【1回戦】		 1995年4月7日
○ マキシム・クジン 1R 1:11 チョーク White Dragon: Day Three 1993年10月23日
○ アルトゥール・アルマエフ 1R 4:25 TKO（タオル投入） White Dragon: Day Two 1993年10月22日
○ ヴァスカス・ヒルマ 1R 0:24 チョーク White Dragon: Day Two 1993年10月22日

ボクシング エキシビジョン

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戦 日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2007年6月10日 ☆ 5R 判定3-0 ドルフ・ラングレン  スウェーデン
テンプレート

獲得タイトル

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  • UFC 6トーナメント 優勝（1995年）

出演

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映画

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公開年 邦題
原題		 役名 備考
2001 エアフォース・ワン
Air Force One
2001 15ミニッツ
15 Minutes		 オレグ
2002 ローラーボール
Rollerball		 オレグチ・デネキン
2003 バッドボーイズ2バッド
Bad Boys II
2003 44ミニッツ
44 Minutes: The North Hollywood Shoot-Out		 TV映画
2004 ナショナル・トレジャー
National Treasure
2006 マイアミ・バイス
Miami Vice
2007 アンダーカヴァー
We Own the Night
2007 ボビーZ
The Death and Life of Bobby Z
2008 ボーダー
Righteous Kill		 エフゲニー・ムガラット
2010 プレデターズ
Predators		 ニコライ
2018 ザ・アウトロー
Den of Thieves
2022 マン・フロム・トロント
The Man from Toronto

ゲーム

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脚注

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  1. ^ Members IMMAF公式サイト

関連項目

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外部リンク

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