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オレネゴールスキイ・ゴルニャーク (大型揚陸艦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
SDK-91
BDK-91
オレネゴールスキイ・ゴルニャーク
艦歴
SDK-91
СДК-91
竣工 1976年 北造船所
所属 ソ連海軍北方艦隊
ロシア海軍北方艦隊
BDK-91
БДК-91
改称 1977年
オレネゴールスキイ・ゴルニャーク
Оленегорский Горняк
改称 2002年7月27日
所属 ロシア海軍北方艦隊
要目
艦種 大型揚陸艦
艦型 ロプーチャ級揚陸艦
工場番号 775/5
排水量 基準排水量 3,450 t
満載排水量 4,080 t
全長 112.5 m
全幅 15 m
喫水 3.6 m
機関 ズゴダ・ズルツェル製16ZVB40/48ディーゼルエンジン2 基 9,600 馬力
推進 2推進
電源 ディーゼル発電機 1 基
発電量 750 kWt
速力 最大速度 17.59 kn
巡航速度 12 kn
航続距離 6,000 /19 kn
3,500 浬/16 kn
行動期間 30 日間
乗員 87 名
武装 個艦防空用艦対空ミサイル9K38イグラ」連装発射機 2 基(9M39ミサイル32 発)
57 mm連装両用AK-725 2 基(弾数1,100 発)
122 mm20連装ロケット発射システムA-215「グラートM」 2 基(弾数320 発)
機雷 90 個
レーダー 対空・対水上捜索照準レーダーMR-302「ループカ」 1 基
水上捜索照準レーダーMR-352「ポジチーフ」 1 基
射撃管制レーダー MR-103「バールス」(主砲用) 1 基
積載物搭載量 総量 500 t
貨物室寸法 95 x 4.5 x 4.5 m
兵士 340 名
主力戦車
または装甲戦闘車両
10 両
12 両
搭載機 なし

オレネゴールスキイ・ゴルニャーク(ロシア語:Оленегорский Горнякアリニゴールスキイ・ガルニャーク)は、ロシア連邦大型揚陸艦(Большой десантный корабль)である。艦名はムールマンスク州都市労働者に因む「オレネゴールスク鉱山労働者」という意味。

概要

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ゲオールギイ・ポベドノーセツは、ポーランド人民共和国で開発された775号計画型中型揚陸艦の5番艦SDK-91(СДК-91エーズデーカー・ヂヴィチソート・アヂーン)として、グダニスクの「ヴェステルプラッテの英雄記念」北造船所(現株式会社北造船所」)で建造された。1976年に竣工すると、ソ連海軍に引き渡され北方艦隊に配備された。1977年には775号計画型は大型揚陸艦に艦種変えされ、これに伴いSDK-91もBDK-91(БДК-91エームデーカー・ヂヴィチソート・アヂーン)とその名を改められた。

1991年末にソ連が崩壊すると、BDK-91の所属もロシア海軍に移ることとなった。1992年には、BDK-91はそれまでのソ連海軍旗を降ろし、ロシア海軍の伝統的な旗である聖アンドレイ旗を掲げた。

2000年5月7日には、艦名は地元の労働者に因み、オレネゴールスキイ・ゴルニャークに改められた。2007年時点で現役である。

オレネゴールスキイ・ゴルニャークの物資搭載量は500 tまでとなっており、内訳は兵士340 名と41 tまでの主力戦車10 両、または兵士340 名と装甲戦闘車両12 両、または兵士313 名と主力戦車3 両および2S9自走砲3 両、MT-LB5 両、トラック4 両となっている。

2023年8月4日ウクライナノボロシスク港で同艦を無人機で攻撃、損傷を与えたとする映像を公開した[1]

脚注

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  1. ^ ロシア軍艦船への攻撃は保安局、海軍の合同作戦”. CNN (2023年8月5日). 2023年8月5日閲覧。

外部リンク

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