オーシャン・ダイヤモンド
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オーシャン・ダイヤモンド | |
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基本情報 | |
船籍 |
オランダ領アンティル(1974-1986) バハマ(1986-1989) ノルウェー(1989-2003) ウォリス・フツナ(2004-2010) バハマ(2011-) |
所有者 |
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建造所 | Kristiansands mekaniske verksted |
母港 | ナッソー |
経歴 | |
竣工 | 1974年 |
就航 |
1974年(貨物船) 1986年(クルーズ客船) |
要目 | |
総トン数 | 8,282トン[1] |
全長 | 124.2 m [1] |
全幅 | 16 m[1] |
喫水 | 4.9 m |
主機関 | バルチラ Wichmann WX28V10 |
出力 | 5,502 kW |
速力 | 15.5ノット |
旅客定員 | 189名 |
乗組員 | 144名 |
オーシャン・ダイヤモンド(英:OCEAN DIAMOND)は、クァーク・エクスペディションが運航するクルーズ客船。
概要
[編集]1974年にカーフェリー「Begonia」として建造され、1986年にクルーズ客船へ改装されエクスプロレーション・クルーズラインにて「Explorer Starship」として運航[2]、極地向けのクルーズに使用。
その後クルーズ事業を検討していた川崎汽船がリース会社・メイヨーとの共同出資で「セブンシーズクルーズライン」を設立し購入費・改装費合わせて約80億円を投じ[2]、1990年2月に「ソング・オブ・フラワー」として就航し[3]、1993年2月に川崎汽船が撤退して以降は米国主体で2003年まで運航を継続。
2004年には全面改装の上2011年までポナンにて「Le Diamant」、2012年からはクァーク・エクスペディションにて「オーシャン・ダイヤモンド」として運航。晩年は期間チャーターで南極・北極・アイスランド方面への極地クルーズやフローティングホテルとして用いられ、2024年8月にトルコ・アリアガの解体場へと回航された[4]。
船内
[編集]ソング・オブ・フラワー時代
[編集]- 8デッキ「トップデッキ」[1]
- スポーツデッキ
- ウィンドスクリーン
- 7デッキ「オブザベーションデッキ」[1]
- オブザベーションラウンジ・バー
- オブザベーションデッキ
- セミスイートルーム(2名×10室 ダブルベッド、浴室、ベランダ)
- 6デッキ「サンデッキ」[1]
- ツインベッド客室(2名×23室 浴室付き)
- サウナ
- ヘルスクラブ
- グリル
- サンデッキ・バー
- プール
- ジャグジー
- 5デッキ「プロムナードデッキ」[1]
- ツインベッド客室(2名×14室 浴室付き)
- メインラウンジ
- バー
- ダンスフロア
- ショーステージ
- ライブラリー
- ベランダカフェ
- 4デッキ「メインデッキ」[1]
- スイートルーム(2名×10室 ダブルベッド、浴室、リビング)
- ダブルベッド客室(2名×17室 浴室付き)
- メインロビー
- パーサーズオフィス
- ブティック
- カジノ
- ナイトクラブ・ディスコ
- バー
- ダンスフロア
- ショーステージ
- 3デッキ「ギャラクシーデッキ」[1]
- ダブルベッド客室(2名×29室)
- レストラン「ギャラクシーダイニングルーム」
オーシャン・ダイヤモンド時代
[編集]- 8デッキ「サンデッキ」
- 7デッキ「オブザベーションデッキ」
- バルコニースイート(10室)
- オブザベーションラウンジ
- 6デッキ「キャプテンズデッキ」
- ツインルーム(10室)
- シングルルーム(2室)
- ジム
- 5デッキ「アッパーデッキ」
- ツインルーム(19室)
- メインラウンジ
- 4デッキ「メインデッキ」
- スイートルーム(10室)
- ツインルーム(17室 浴室付き)
- レセプション
- ブティック
- ディナーレストラン
- バー
- 3デッキ「ロウアーデッキ」
- トリプルルーム(6室)
- シングルルーム(9室)
- レストラン
- 船尾プラットフォーム
- 2デッキ「クルーデッキ」
- 診療所
出典
[編集]外部リンク
[編集]- Ocean Diamond - Quark Expeditions
- M/V Ocean Diamond - SunStone Shipping
- 船舶の情報と現在位置 - MarineTraffic.com