オーストラリアタガメ
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オーストラリアタガメ、ニューギニアタガメ[1](Lethocerus insulanus)は、半翅目コオイムシ科タガメ亜科タイワンタガメ属に属する水生昆虫の一種である。また、オーストラリアタガメという仮称はよく似て分布も近いL. distinctfemurにも使われる。
分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Lethocerus insulanus | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
ニューギニアタガメ |
形態
[編集]体長は日本産タガメほどの体長で、5~7cm[2][3]。オーストラリア最大の半翅目でもある。
生態
[編集]ため池など止水域に生息する[2]。また、夜に車のヘッドライトなどの光に引き寄せられることがあり[3]、ライトトラップでも採集できる[4]。
生息地
[編集]オーストラリア、パプアニューギニア、ニューカレドニアに生息する[5]。
オーストラリアでは、クイーンズランド州およびニューサウスウェールズ州の海岸および亜海岸、さらにはノーザンテリトリーの大部分を含む、熱帯および湿潤亜熱帯気候帯に生息している。ビクトリア州全域、南オーストラリア州、タスマニア州を含む大陸の南部地域には生息しない。
また、L. distinctfemurはオーストラリア大陸東側に生息する[6]。
脚注
[編集]- ^ “外国のタガメ”. tagamenosato.com. 市川憲平. 2024年7月18日閲覧。
- ^ a b “豊田ホタルの里ミュージアム”. 2024年5月3日閲覧。
- ^ a b “Giant Water Bug”. 2024年5月3日閲覧。
- ^ “むし岡だいき@昆虫YouTuber | オーストラリアのタガメ。ライトトラップに数匹飛んで来ました。 日本と同じサイズのものしか見れませんでしたが、もっと大きなものが生息しているらしい”. www.instagram.com. 2024年7月18日閲覧。
- ^ “Species Lethocerus (Lethocerus) insulanus (Montandon, 1898)”. 2012年11月30日閲覧。
- ^ Pablo J. Perez Goodwyn (2006年4月20日). “Taxonomic revision of the subfamily Lethocerinae Lauck & Menke (Heteroptera: Belostomatidae)” (英語) (PDF). Stuttgarter Beiträge zur Naturkunde A (Biologie) (ドイツ・シュトゥットガルト: State Museum of Natural History Stuttgart) (695): 1-71.オリジナルの2019-11-03時点におけるアーカイブ。 2019年11月3日閲覧。.