オープン (スティーヴ・ヒレッジのアルバム)
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『オープン』 | ||||
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スティーヴ・ヒレッジ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1979年8月 リッジ・ファーム・スタジオ | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック | |||
レーベル | ヴァージン・レコード | |||
プロデュース |
スティーヴ・ヒレッジ ニック・メイスン("Getting Better"のみ) | |||
チャート最高順位 | ||||
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スティーヴ・ヒレッジ アルバム 年表 | ||||
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『オープン』(Open)は、イギリスのギタリスト、スティーヴ・ヒレッジが1979年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。オリジナルLPは7曲入りだが[2]、1990年のCD化に伴い、アルバム『ライヴ・ヘラルド』(1979年)のサイド4に収録されていた4曲とビートルズのカヴァー「ゲッティング・ベター」が追加されて曲順も変更された[3]。また、2007年のリマスターCDは末尾にボーナス・トラックが2曲追加され、14曲入りとなっている[4]。
解説
[編集]「ゲッティング・ベター」はニック・メイスンとの共同プロデュースで録音され、1978年にシングルとしてリリースされた[5]。後にCDの冒頭に収録された4曲は1978年秋に録音され[6]、オリジナルLPに収録された7曲は1979年8月に録音された[2][6]。「アースライズ」はウム・クルスームの曲を元にしたインストゥルメンタルで、後にラシッド・タハがこの曲に注目し、ヒレッジとタハの長年にわたる共同作業のきっかけとなった[6]。
本作は1979年10月27日付の全英アルバムチャートで71位を記録した[1]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はスティーヴ・ヒレッジ作。
LP
[編集]Side One
[編集]- "Day After Day" (Steve Hillage, Miquette Giraudy, Dave Stewart) - 6:17
- "Getting in Tune" - 3:16
- "Open" (S. Hillage, M. Giraudy, Paul Francis) - 5:16
- "Definitive Activity" (S. Hillage, M. Giraudy, P. Francis, Andy Anderson, D. Stewart) - 4:43
Side Two
[編集]- "Don't Dither Do It" - 5:04
- "The Fire Inside" (S. Hillage, M. Giraudy) - 6:15
- "Earthrise" (Oum Kalsoum, S. Hillage) - 8:34
CD
[編集]- トーキング・トゥ・ザ・サン - "Talking to the Sun" (S. Hillage, M. Giraudy) - 5:59
- 1988アクティヴェイター - "1988 Aktivatior" - 2:28
- ニュー・エイジ・シンセサイズ - "New Age Synthesis (Unzipping the Zype)" (S. Hillage, M. Giraudy, A. Anderson, John McKenzie) - 8:52
- ヒーリング・フィーリング - "Healing Feeling" (S. Hillage, M. Giraudy) - 6:07
- アースライズ - "Earthrise " (Oum Kalsoum, S. Hillage) - 8:35
- オープン - "Open" (S. Hillage, M. Giraudy, P. Francis) - 5:17
- デフィニット・アクティヴィティ - "Definite Activity" (S. Hillage, M. Giraudy, P. Francis, A. Anderson, D. Stewart) - 4:43
- ゲッティング・ベター - "Getting Better" (Lennon-McCartney) - 2:59
- デイ・アフター・デイ - "Day After Day" (S. Hillage, M. Giraudy, D. Stewart) - 6:19
- ゲッティング・イン・チューン - "Getting in Tune" - 3:15
- ドント・ディザー・ドゥ・イット - "Don't Dither Do It" - 5:05
- ザ・ファイア・インサイド - "The Fire Inside" (S. Hillage, M. Giraudy) - 6:13
2007年リマスターCDボーナス・トラック
[編集]- ドント・ディザー・ドゥ・イット(1974パワー・トリオ・バッキング・トラック) - "Don't Dither Do It (1974 Power Trio Backing Track)" - 4:44
- 4・エヴァー・レインボウ(パート3・オルタナティヴ・ミックス) - "Four Ever Rainbow (Part 3 Alternative Mix)" - 8:55
参加ミュージシャン
[編集]トラック・ナンバーは上記「CD」に準拠。
- スティーヴ・ヒレッジ - ギター、ボーカル、シーケンサー、ヴォコーダー、モーグ・シンセサイザー
- ミケット・ジローディ - シンセサイザー、ヴォーカル、ヴォコーダー
- デイヴ・スチュワート - モーグ・ソロ(on #12)、ピアノ(on #13)、リズムギター(on #5 - #7, #9 - 12)、バッキング・ボーカル
- ジャン=フィリップ・リキエル - モーグ・ソロ(on #12)
- ポール・フランシス - ベース( on #5 - #7, #9 - 12)
- アンディ・アンダーソン - ドラムス(on #1 - #12)
- ジョン・マッケンジー - ベース(on #1 - #4, #8)
- マイク・ハウレット - ベース(on #13)
- ピエール・ムーラン - ドラムス(on #13)
脚注
[編集]- ^ a b STEVE HILLAGE | Official Charts Company - 「Albums」をクリックすると表示される - 2015年4月19日閲覧
- ^ a b Steve Hillage - Open (Vinyl, LP) at Discogs
- ^ Steve Hillage - Open - Featuring Studio Herald (CD, Album) at Discogs
- ^ Steve Hillage - Open (CD, Album) at Discogs
- ^ Steve Hillage - Getting Better / It's All Too Much (Vinyl) at Discogs
- ^ a b c 2007年リマスターCD(VJCP-68804)ライナーノーツ(マーク・パウエル)