オールモスト・ブルー

『オールモスト・ブルー』
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのスタジオ・アルバム
リリース	1981年10月23日
録音	1981年
ジャンル	ロック; カントリー・ミュージック
時間	32分35秒
レーベル	F-Beat Records(UK); コロムビア・レコード(US); Demon/Rykodisc; (1994年再発); ライノ・エンタテインメント (2004年再発)
プロデュース	ビリー・シェリル
チャート最高順位
	7位（イギリス）; 50位(アメリカ);
エルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズアルバム年表
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オールモスト・ブルー(Almost Blue)は、1981年発表のエルヴィス・コステロ&ジ・アトラクションズのアルバム。全英7位を記録した。

解説

エルヴィス・コステロにとって6枚目のアルバム。プロデューサーはビリー・シェリル。アメリカのナッシュビルで録音された。

このアルバムの収録曲はすべてカントリーソングのカバーで構成される。もともとはその当時のコステロ自身の憂鬱な気持ちを反映した「ブルー」な曲を集めたものにしようと考えていたが、次第にカントリーに惹かれていき、最終的にカントリーを集めた形となった、とコステロ自身が語っている。^[1]

このアルバムからは「グッド・イヤー・フォー・ザ・ローゼズ - A Good Year for the Roses」、「スウィート・ドリームス - Sweet Dreams」がシングルカットされ、「グッド・イヤー・フォー・ザ・ローゼズ - A Good Year for the Roses」はイギリスのシングルチャートで6位になった。また、「アイム・ユア・トイ - I'm Your Toy」のロイヤルアルバートホールでライブレコーディングされたテイクもシングルリリースされた。

演奏にはジ・アトラクションズのメンバーの他、かつて「マイ・エイム・イズ・トゥルー」にギターで参加したジョン・マカフィーがギターとペダルスティール・ギターで参加している。

アルバムジャケットはジャズギタリストのケニー・バレルの「Midnight Blue」のパロディ。

オリジナル盤には「注意、このアルバムはカントリー＆ウエスタンが含まれています。了見の狭い人は拒否反応をおこすかもしれません」と書かれたステッカーが貼ってあった。

収録曲

ホワイ・ドント・ユー・ラヴ・ミー(ライク・ユー・ユースト・トゥ・ドゥ)？ - Why Don't You Love Me (Like You Used to Do)?
スウィート・ドリームス - Sweet Dreams
サクセス - Success
アイム・ユア・トイ - I'm Your Toy
トゥナイト・ザ・ボトル・レット・ミー・ダウン - Tonight the Bottle Let Me Down
ブラウン・トゥ・ブルー - Brown to Blue
グッド・イヤー・フォー・ザ・ローゼズ - A Good Year for the Roses
シッティン・アンド・シンキン - Sittin' and Thinkin
カラー・オブ・ザ・ブルース - Colour of the Blues
トゥー・ファー・ゴーン - Too Far Gone
ハニー・ハッシュ - Honey Hush
ハウ・マッチ・アイ・ライド - How Much I Lied

ボーナス・トラック (1994 Rykodisc)

ヒーズ・ガット・ユー - He's Got You (Live)
クライ、クライ、クライ - Cry Cry Cry (Live)
ゼア・ウォント・ビー・エニーモア - There Won't Be Anymore (Live)
シッティン・アンド・シンキン - Sittin' and Thinkin (Live)
ハニー・ハッシュ - Honey Hush (Live)
サイコ - Psycho (Live)
ユア・エンジェル・ステップス・アウト・オブ・ヘヴン - Your Angel Steps Out of Heaven
ダーリン、ユー・ノウ・アイ・ウドゥント・ライ - Darling, You Know I Wouldn't Lie
マイ・シューズ・キープ・ウォーキング・バック・トゥ・ミー - My Shoes Keep Walking Back to You
ティアーズ・ビフォー・ベッドタイム - Tears Before Bedtime
アイム・ユア・トイ (ライヴ) - I'm Your Toy (Live)

ボーナス・トラック (2004 Rhino)

ストレンジャー・イン・ザ・ハウス - Stranger in the House
ウィ・オッタ・ビー・アシェイムド - We Ought to Be Ashamed
レイディオ・スウィートハート(ライヴ) - Radio Sweetheart (Live)
ストレンジャー・イン・ザ・ハウス(ライヴ) - Stranger in the House (Live)
サイコ(ライヴ) - Psycho (Live)
イフ・アイ・クッド・プット・ゼム・オール・トゥゲザー(アイド・ハヴ・ユー)(ライヴ) - If I Could Put Them All Together (I'd Have You) (Live)
モーテル・マッチズ(ライヴ) - Motel Matches (Live)
ヒール・ハヴ・トゥ・ゴー(ライヴ) - He'll Have to Go (Live)
ガールズ・トーク(ライヴ) - Girls Talk (Live)
トゥー・ファー・ゴーン(ロスト・セッション・ヴァージョン) - Too Far Gone
ヒーズ・ガット・ユー(ロスト・セッション・ヴァージョン) - He's Got You
ホンキー・トンク・ガール - Honky Tonk Girl
ザッツ・ホワイ・アイム・ウォーキング - That's Why I'm Walking
ワンダリング - Wondering
ダーリン、ユー・ノウ・アイ・ウドゥント・ライ - Darling, You Know I Wouldn't Lie
マイ・シューズ・キープ・ウォーキング・バック・トゥ・ミー - My Shoes Keep Walking Back to You
ブルース・キープ・コーリング - Blues Keep Calling
ティアーズ・ビフォー・ベッドタイム - Tears Before Bedtime
サイコ - Psycho
クライ、クライ、クライ - Cry, Cry, Cry
アイル・テイク・ケア・オブ・ユー - I'll Take Care of You
ユア・エンジェル・ステップス・アウト・オブ・ヘヴン - Your Angel Steps Out of Heaven
ブラン・ニュー・ハートエイク(ライヴ) - Brand New Heartache (Live)
ゼア・ウォント・ビー・エニーモア(ライヴ) - There Won't Be Anymore (Live)
シッティン・アンド・シンキン(ライヴ) - Sittin' and Thinkin (Live)
ハニー・ハッシュ(ライヴ) - Honey Hush (Live)
アイム・ユア・トイ (ライヴ) - I'm Your Toy (Live)

プレイヤー

Elvis Costello - vocals, guitar
Steve Nieve - piano, organ
Bruce Thomas - bass
Pete Thomas - drums

サポート・メンバー

John McFee - lead guitar and pedal steel guitar

注釈

^ 1994年版「オールモスト・ブルー」のライナーノーツより

この項目は、アルバムに関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています（P:音楽/PJアルバム）。

[1] 1994年版「オールモスト・ブルー」のライナーノーツより

[1]