オーヴェル=シュル=オワーズ
表示
オーヴェル=シュル=オワーズ Auvers-sur-Oise | |
---|---|
行政 | |
国 | フランス |
地域圏 (Région) | イル=ド=フランス地域圏 |
県 (département) | ヴァル=ドワーズ県 |
郡 (arrondissement) | ポントワーズ郡 |
小郡 (canton) | Vallée-du-Sausseron |
INSEEコード | 95039 |
郵便番号 | 95430 |
人口動態 | |
人口 |
6820人 (1999年) |
人口密度 | 539人/km2 |
地理 | |
座標 | 北緯49度02分24秒 東経2度06分00秒 / 北緯49.0400度 東経2.1000度座標: 北緯49度02分24秒 東経2度06分00秒 / 北緯49.0400度 東経2.1000度 |
標高 |
平均:28 最低:21 最高:111 |
面積 | 12.59km2 |
オーヴェル=シュル=オワーズ(Auvers-sur-Oise)は、フランスのイル・ド・フランス地域圏ヴァル=ドワーズ県の村(コミューン)。ラ・ヴァレ・デュ・ソスロン小郡の小郡庁所在地。
首都パリに近い地理的条件から、シャルル=フランソワ・ドービニー、ポール・セザンヌ、カミーユ・コロー、カミーユ・ピサロ、フィンセント・ファン・ゴッホなどの画家が滞在した。特にファン・ゴッホは、この地で人生最後の時間を過ごし、70点もの作品を描いたことで知られる。なお、フランス語の発音に近い表記は、「オヴェ(ー)ル・スュルワーズ(スュロワーズ)」である(発音例)。
歴史
[編集]- 1846年 - 鉄道が開通。
- 1860年 - ドービニーが、ル・ボタン号(アトリエ兼船舶)を村の周縁に当たるオワーズ川の土手に停泊させた。ほどなく、彼の友人に当たる画家たちが彼に会いにやってきた。
- 1890年5月20日 - ファン・ゴッホが到着。その後自殺を図り死亡する7月29日までの約2ヶ月間滞在した。
観光
[編集]- ラヴー旅館 - ファン・ゴッホが滞在し没した宿屋。現在はレストランになっており、彼が過ごした部屋が公開されている。
- ポール・ガシェ医師宅
- ファン・ゴッホ公園 - オシップ・ザッキンによるファン・ゴッホ像がある。
- アブサン博物館