カイエンヌ郡

カイエンヌ郡
カイエンヌ郡; Arrondissement de Cayenne
	フランスの郡
	北緯4度55分西経52度19分 / 北緯4.917度西経52.317度
国	フランス
地域圏	ギュイヤンヌ
県	ギュイヤンヌ
コミューン数	10
郡庁所在地	カイエンヌ
面積 1
• 合計	17,029 km2
人口（2021年）
• 合計	180,493人
• 密度	11人/km2
INSEEコード	9731
	1 フランスの土地登記データは、河口と同様に1 km2以上の大きさの湖、池、氷河を除外したものである

カイエンヌ郡（カイエンヌぐん、フランス語: Arrondissement de Cayenne）は、フランスの海外県ギュイヤンヌ県（フランス領ギアナ）の郡。西をサン＝ローラン＝デュ＝マロニ郡、東をサン＝ジョルジュ郡と接する。郡庁所在地は県庁所在地でもあるカイエンヌ。面積は17,029平方キロメートル、人口は180,493人（2021年推定^[1]）。

歴史

1947年 6月7日、ギュイヤンヌ県にカイエンヌ郡が創設された^[2]。当時のギュイヤンヌ県は沿岸部のみを管轄しており、内陸部はフランス領イニニ（英語版）であった。

1969年 3月17日、イニニはギュイヤンヌ県に統合された。イニニの領域はカイエンヌ郡と、新たに創設されたサン＝ローラン＝デュ＝マロニ郡に分割された^[3]。

2015年、ギュイヤンヌ県は単一地方公共団体（Collectivité territoriale unique）に移行し、小郡が廃止された^[4]。

2022年 10月26日、郡東部の4コミューンがサン＝ジョルジュ郡として分立した^[5]。

2022年現在、カイエンヌ郡には10のコミューンが属している。郡とコミューンの中間に位置する小郡は現存しない。

かつてカイエンヌ郡は16の小郡（カントン）に区分されていた。2015年、ギュイヤンヌ県の小郡はすべて廃止された^[4]。

^ “French Guiana”. Citypopulation (2024年1月19日). 2024年10月21日閲覧。
^ “Décret n° 47-1018 du 7 juin 1947 relatif à l'organisation départementale et à l'institution préfectorale dans les départements de la Guadeloupe, de la Guyane française, de la Martinique et de la Réunion”. レジフランス (1947年6月8日). 2024年10月21日閲覧。
^ “Décret n°69-261 du 17 mars 1969 PORTANT REORGANISATION ADMINISTRATIVE DU DEPARTEMENT DE LA GUYANE”. レジフランス (1969年3月26日). 2024年10月21日閲覧。
^ ^a ^b “Code électoral Chapitre II : Mode de scrutin (Articles L558-3 à L558-4)”. レジフランス (2020年12月22日). 2024年10月21日閲覧。
^ “Décret n° 2022-1357 du 26 octobre 2022 portant création de l'arrondissement de Saint-Georges (Guyane) et modifiant le décret n° 2004-374 du 29 avril 2004”. レジフランス (2022年10月27日). 2024年10月21日閲覧。

表話編歴ギュイヤンヌ県（フランス領ギアナ）のコミューン
サン＝ローラン＝デュ＝マロニ郡	アパトゥアワラ＝ヤリマポグラン＝サンティマナマリパスラパパイシトンサン＝ローラン＝デュ＝マロニサイル
カイエンヌ郡	カイエンヌイラクボクールーマクリアマトゥリーモンシネリー＝トネグランデルミール＝モンジョリールラサン＝エリーシナマリー
サン＝ジョルジュ郡	カモピワナリーサン＝ジョルジュレジナ