カボ・デルガード州
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カボ・デルガード州 Cabo Delgado | |
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カボ・デルガード州の位置 | |
国 | モザンビーク |
州都 | ペンバ |
面積 | |
• 合計 | 82,625 km2 |
人口 (2017年) | |
• 合計 | 2,320,261人 |
• 密度 | 28人/km2 |
等時帯 | UTC+2 (CAT) |
ISO 3166コード | MZ-P |
カボ・デルガード州(カボ・デルガードしゅう、Província de Cabo Delgado)あるいはカーボ・デルガード州は、モザンビーク北東部にある州である。面積は82,625km2、人口は1,525,634人(2002年)である。州都はペンバ(Pemba)、旧称ポルト・アメリア(Porto Amélia)。
地理
[編集]ほとんどが丘陵地で、南にナンプーラ州、西にニアサ州、北にタンザニアのムトワラ州と接し、東部にインド洋と面する。海岸に沿うように平野がある。沖合いにシーラカンスが発見されたことで有名なコモロ諸島(コモロ連合)・キリンバス諸島が浮かぶ。
州の北東の端、タンザニアとの国境のロヴマ川河口付近に、州名カボ・デルガードの由来となったデルガド岬(Cabo Delgado)がある。
治安
[編集]2010年代後半から、州内でイスラム系武装組織(アル・シャハブ[注釈 1])の活動が活発化。町や村を襲撃して組織の白黒の旗を掲げるとともに、2020年には州政府庁舎を襲撃する事件も起こした[1]。
→「デルガド岬の反乱」も参照
2020年、アル・シャバーブは天然ガス施設のある沿岸地域を掌握、内陸部に進攻し始めた。同年12月における避難民の数は、ペンバに到着した数だけでも13万人を越える規模となった[2]。
下位行政区画
[編集]- アンクアベ郡
- バラマ郡
- チウレ郡
- イボ郡
- マコミア郡
- メクフィ郡
- メルコ郡
- モシンボア・ダ・プライア郡(モシンボアダプライア郡)
- モンテプエス郡(モンテプエズ郡)
- ムエダ郡(ムウェダ郡)
- ムイドゥンベ郡
- ナムノ郡
- ナンガーデ郡(ナンガデ郡)
- パルマ郡
- メトゥージェ郡(メトゥージ郡)
- キサンガ郡
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “モザンビーク北部でイスラム過激派がカリフ制国家樹立の目標を宣言”. AFP (2020年5月2日). 2020年4月29日閲覧。
- ^ “イスラム過激派から逃れた13万人超、モザンビーク港湾都市に殺到”. AFP (2020年12月14日). 2020年12月10日閲覧。