カリフォルニア・ガールズ (ザ・ビーチ・ボーイズの曲)
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「カリフォルニア・ガールズ」 | ||||||||
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ザ・ビーチ・ボーイズ の シングル | ||||||||
初出アルバム『サマー・デイズ』 | ||||||||
B面 | レット・ヒム・ラン・ワイルド | |||||||
リリース | ||||||||
規格 | 7インチ・シングル | |||||||
録音 |
1965年4月6日(ロサンゼルス、ユナイテッド・ウェスタン・レコーダーズ) 1965年6月4日(ロサンゼルス、CBSコロムビア・スクエア) | |||||||
ジャンル | ロック | |||||||
時間 | ||||||||
レーベル | キャピトル・レコード | |||||||
作詞・作曲 |
ブライアン・ウィルソン マイク・ラヴ | |||||||
プロデュース | ブライアン・ウィルソン | |||||||
チャート最高順位 | ||||||||
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ザ・ビーチ・ボーイズ シングル 年表 | ||||||||
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「カリフォルニア・ガールズ」(California Girls)は、ザ・ビーチ・ボーイズが1965年に発表した楽曲。
ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)では72位にランクされている[2]。
概要
[編集]作詞作曲はブライアン・ウィルソンとマイク・ラヴ。バッハの「主よ、人の望みの喜びよ」のリズムから着想を得ていると言われ[3]、制作にあたってはドリフターズの「オン・ブロードウェイ」(1963年)の持つ空気や質感がウィルソンの頭にあったと言われている[4]。
バッキング・トラックの録音は1965年4月6日、ロサンゼルスのユナイテッド・ウェスタン・レコーダーズで行われた。参加ミュージシャンはキャロル・ケイ(ベース)、ハル・ブレイン(ドラムズ)、ハワード・ロバーツ(ギター)、レオン・ラッセル(ピアノ)、アル・デ・ローリー(オルガン)、フランク・キャップ(ヴィブラフォン)、ビリー・ストレンジ(タンバリン)など[5]。ボーカルの録音は同年6月4日、ロサンゼルスのCBSコロムビア・スクエアで行われた。CBSコロムビアが導入したばかりの8トラック・レコーダーでリード・ボーカルやコーラスは録られ、ブルース・ジョンストンが初めてグループのレコーディングに参加した[3]。リード・ボーカルはマイク・ラヴが担当した。
1965年7月5日発売のアルバム『サマー・デイズ』に収録され、7月12日にシングルカットされた[1]。B面は「レット・ヒム・ラン・ワイルド」。ビルボード・Hot 100で3位、イギリスで26位、カナダで2位を記録した。
カバー・バージョン
[編集]- レイフ・ギャレット - 1977年のアルバム『Leif Garrett』に収録。
- ジャン&ディーン - 1982年のアルバム『One Summer Night/Live』に収録。
- デイヴィッド・リー・ロス - 1984年のシングル。全米3位を記録した。
- ナンシー・シナトラ - 2002年のアルバム『California Girl』に収録[6]。
脚注
[編集]- ^ a b 45cat - The Beach Boys - California Girls / Let Him Run Wild - Capitol - USA - 5464
- ^ The Beach Boys, 'California Girls' | 500 Greatest Songs of All Time | Rolling Stone
- ^ a b Dillon, Mark (2012). Fifty Sides of the Beach Boys: The Songs That Tell Their Story. ECW Press. ISBN 978-1-77090-198-8 November 1, 2017閲覧。
- ^ Boucher, Geoff (August 12, 2007). “'California Girls' The Beach Boys – 1965”. Los Angeles Times. pp. F–4 November 1, 2017閲覧。
- ^ Slowinski, Craig (2009年). “The Beach Boys - The Beach Boys Summer Days (And Summer Nights!!)”. November 1, 2017閲覧。
- ^ Nancy Sinatra - California Girl (CD, Album) at Discogs