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カンダハール国際空港

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
カンダハール国際空港
パシュトー語: د کندهار نړيوال هوايي ډګر
Kandahar International Airport
IATA: KDH - ICAO: OAKN
概要
国・地域 アフガニスタンの旗 アフガニスタン
所在地 カンダハール州カンダハール
種類 軍民共用
運営者 運輸民間航空省英語版
アフガニスタン空軍
確固たる支援任務
運用時間 不明
標高 1,017 m (3,338 ft)
座標 北緯31度30分21秒 東経65度50分52秒 / 北緯31.50583度 東経65.84778度 / 31.50583; 65.84778座標: 北緯31度30分21秒 東経65度50分52秒 / 北緯31.50583度 東経65.84778度 / 31.50583; 65.84778
公式サイト kandaharairport.com
地図
カンダハール国際空港の位置
カンダハール国際空港の位置
KDH/OAKN
カンダハール国際空港の位置
滑走路
方向 ILS 長さ×幅 (m) 表面
11/29 3,210×45 舗装
リスト
空港の一覧
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カンダハール国際空港(カンダハールこくさいくうこう、パシュトー語: د کندهار نړيوال هوايي ډګر‎、: Kandahar International Airport)は、アフガニスタン南西部、カンダハール州カンダハール市内に位置する国際空港

概要

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20世紀末のアフガニスタン内戦では、1994年8月にカンダハールはターリバーン最初期に占領された都市となったことから、事実上、タリバーン側の国際空港となった。その後、2001年12月には、アメリカ合衆国によるアフガニスタン侵攻の激戦地となり、同年12月14日アメリカ海兵隊が空港を制圧。以後、アメリカ軍カナダ軍が駐留する、テロ対策のためのカンダハール空軍基地 (Kandahar Airfield) となった。2021年にはアメリカ軍の撤退が行われた。

2021年ターリバーン攻勢により、同年8月13日までにターリバーンが空港を含めたカンダハール市内を制圧[1]。8月15日に政権が崩壊すると、8月17日にはターリバーンの創設者で副指導者であるアブドゥル・ガニ・バラダルがカンダハール国際空港を使用して帰国した[2]

就航航空会社と就航都市

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2021年の政権崩壊以前

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旅客便

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航空会社就航地
アフガニスタン・イスラム共和国の旗 アリアナ・アフガン航空 南アジア:デリー
中東:カーブルジッダドバイ/国際
アフガニスタン・イスラム共和国の旗 カーム航空 カブール、ジッダ、ドバイ/国際、マシュハド

貨物便

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航空会社就航地
アゼルバイジャンの旗 シルクウェイ航空 バクー
スリランカの旗 フィッツ・エアドバイ/国際
イギリスの旗 コイン・エアウェイズ英語版 ドバイ/国際
アメリカ合衆国の旗 カリッタエア 東アジア:香港
中東:バーレーン
北米:ニューヨーク/JFK

脚注

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  1. ^ タリバン、アフガン第2の都市制圧と発表”. AFP (2021年8月13日). 2021年8月12日閲覧。
  2. ^ タリバン共同創設者、アフガンに帰国”. AFP (2021年8月18日). 2021年8月18日閲覧。