ガイドポスト
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ガイドポストとは、道路上に設置された30cm(センチメートル)から1m(メートル)前後の細い円柱であり、車線分離標とも呼ばれる[1]。
概要
[編集]センターライン、ゼブラゾーン(導流帯)や交差点などに設置され、1 - 2m間隔での設置が推奨されている[2]。道路鋲より高さが必要な場合に用いられ[3]、高さは道路状況によって選定される[2]。基本的に赤色と緑色が用いられる[3]。夜間は反射シートにより視認性を確保するほか[2]、ベース部にも反射ガラスを備えたガイドポストもある[4]。
商品名としてはポストコーン(NOK)[5]、セブンポスト(倉本産業)[6]、ポールコーン(積水樹脂)[4]、ガードコーン(ニッタ化工品)[7]、ポストフレックス(保安道路企画)[8]などがある。
関連する製品として、ガイドポストを洗浄する装置[9]やガイドポスト頭部に取り付ける動物を模した装飾が開発されている[10]。
高速道路の暫定二車線の区間では正面衝突事故を防ぐためにガイドポストの代わりにワイヤロープを設置する区間が増えている[11]。
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “交通安全施設”. 株式会社信越. 2019年12月25日閲覧。
- ^ a b c “車線分離標”. 道路視線誘導標協会. 2019年12月25日閲覧。
- ^ a b 村中貴士 (2018年9月13日). “地味にスゴイ! クルマの運転に欠かせない「視線誘導標」の役割とは”. GAZOO (トヨタ自動車)
- ^ a b “車線分離標”. 積水樹脂株式会社. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “ポストコーン”. NOK株式会社. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “車線分離標(セブンポスト)”. 倉本産業. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “ガードコーン”. ニッタ化工品株式会社. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “視線誘導標 ポストフレックス”. 保安道路企画株式会社. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “ピカッティ(車線分離標洗浄機)”. 東日本高速道路株式会社. 2019年12月25日閲覧。
- ^ “ポコタン”. 株式会社東大分ノヴェル. 2019年12月25日閲覧。
- ^ 『暫定二車線の高速道路のワイヤロープ設置方針について』(PDF)(プレスリリース)国土交通省道路局高速道路課、同国道・技術課、2018年6月15日 。2019年12月25日閲覧。