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ガレリア・ユギ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ガレリア・ユギ
GALLERIA YUGI
地図
地図
店舗概要
所在地 192-0364
東京都八王子市南大沢2-28-1
座標 北緯35度36分47.5秒 東経139度22分45.4秒 / 北緯35.613194度 東経139.379278度 / 35.613194; 139.379278 (ガレリア・ユギ)座標: 北緯35度36分47.5秒 東経139度22分45.4秒 / 北緯35.613194度 東経139.379278度 / 35.613194; 139.379278 (ガレリア・ユギ)
開業日 1992年(平成4年)6月7日[1]
施設所有者 多摩ニュータウン開発センター
施設管理者 多摩ニュータウン開発センター
延床面積 42,000 m²
中核店舗 イトーヨーカドー南大沢店[2]
店舗数 36[2]
営業時間 10:00-22:00
駐車台数 約1000台
外部リンク www.tama-nc.co.jp/facility/galleria-yugi
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商業施設が集まる南大沢駅
左からガレリア・ユギ、フレンテ南大沢、プラザA
奥は三井アウトレットパーク 多摩南大沢
夜のガレリア・ユギ
フォレストモール南大沢側から(2013年8月)
多摩ニュータウンと一体的に整備された首都大学東京南大沢キャンパス

ガレリア・ユギ (Galleria Yugi) は、東京都八王子市南大沢2丁目に所在する、多摩ニュータウン開発センター[3]が運営する商業ビルである。多摩ニュータウン計画により開発された南大沢駅前に、1992年(平成4年)6月7日に開業した[1]。建物は地上6階、地下2階[1]

概要

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施設名の「ガレリア (galleria) 」はイタリア語で屋根付きのアーケードを指し、「ユギ」は地名の「柚木」(上柚木下柚木)または「由木」に由来する。南大沢駅周辺は八王子市への編入以前は由木村に属し、京王相模原線延伸計画段階の南大沢駅の仮称は「由木平駅」であった。

東京都心から多摩ニュータウンへのアクセス鉄道として開業した京王相模原線は、1988年昭和63年)5月21日には南大沢駅まで、1990年(平成2年)3月30日には橋本駅まで全線開通した。南大沢駅は多摩ニュータウンの八王子地区の中心駅として位置づけられ、駅前の商業施設整備の先鞭としてガレリア・ユギが建設され開業した。当初の核テナントはそごう忠実屋であった。

柚木そごう

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柚木そごう
YUGI SOGO
店舗概要
所在地 192-0364
東京都八王子市南大沢2-28-1
開業日 1992年6月7日
閉業日 1994年10月3日
施設所有者 株式会社 柚木そごう
施設管理者 株式会社 柚木そごう
商業施設面積 13,150 m²
SOGO
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1990年(平成2年)9月28日、そごうが子会社として株式会社柚木そごうを設立。1992年(平成4年)6月7日、柚木そごうを開店[1]1994年(平成6年)10月3日閉店[1]。売場面積は13,150m2。開業時のキャッチフレーズは「上質生活ヶ丘・東京チェルシーテラス」

忠実屋フランツとともに核店舗として出店した。八王子そごう多摩そごうに続く東京多摩地域3店舗目の出店で、首都圏では国道16号沿いに郊外型百貨店を大量出店するというそごうの出店計画に沿ったものであったが、わずか2年余りで撤退し、そごうの店舗の中で最も短命に終わった。茂原そごうとともに、2000年7月のそごう経営破綻の前に撤退した店舗となった。

忠実屋→ダイエー

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1992年(平成4年)6月7日、忠実屋フランツ南大沢店が開店[1][4]。テナントとして寿がきや忠実屋南大沢店内店が出店した[4][注釈 1]

地元の八王子市で創業した忠実屋は、1994年(平成6年)3月1日付でダイエーに吸収合併され消滅。忠実屋フランツ南大沢店はダイエー南大沢店へ転換したが、翌1995年(平成7年)2月28日に閉店した。

これによりガレリア・ユギでは核テナント2店が相次いで撤退するという事態に陥り、イトーヨーカ堂が出店するまでの3年間は、デッドモール化したまま先行きが危ぶまれていた。

イトーヨーカドー

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1998年(平成10年)2月27日、新たな核店舗としてイトーヨーカドー南大沢店がオープンした[2]

建物は中央の吹き抜け部分を境にして、両側にシースルーエレベーターが設置されている。このエレベーターは開業当初から使用されているもので、金色の扉にそごう時代の面影がみられる。かつては吹き抜け部分に屋根がなく2つに分かれ、そごうと忠実屋・ダイエーで建物を半分ずつ使用していたが、イトーヨーカドー出店後は1店舗で1棟を使用するため、吹き抜け部分に屋根を造って増築した。

多摩ニュータウン南大沢地区の整備・入居の進展、さらに2005年に新設された首都大学東京の本部とキャンパスが南大沢駅前に設置されたことで乗降客が増加した。南大沢駅前にはほかにも、三井アウトレットパーク 多摩南大沢フレンテ南大沢フォレストモール南大沢などのショッピングセンターが集まり、八王子市南部の商業地域となっている。

主なテナント

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過去のテナント

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  • ラオックス - 2008年4月閉店
  • アバンティブックセンター - 2012年9月閉店

交通アクセス

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鉄道

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京王相模原線南大沢駅駅前に立地する。

バス

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駅前バスロータリーに、京王バス神奈川中央交通の路線バスが発着する。駅周辺の団地内を循環する路線のほか、京王堀之内駅八王子駅北野駅橋本駅聖蹟桜ヶ丘駅方面などへのバス路線があり、これらを利用することもできる。

詳細は、南大沢駅#バス路線を参照のこと。

脚注

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注釈

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  1. ^ なお、寿がきやは1999年までに関東から全店撤退し、2004年に高田馬場店を出店して東京へ再進出したが、2006年9月30日をもって高田馬場は閉店し、関東から再度撤退した[5]

出店

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  1. ^ a b c d e f 八王子辞典の会 『八王子辞典』 かたくら書店、2001年。ISBN 4-906237-78-9
  2. ^ a b c “イトーヨーカ堂、「南大沢店」開店 初の調理サービスを導入”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年3月16日)
  3. ^ 多摩ニュータウン開発センター
  4. ^ a b “寿がきや、7日第538号店の忠実屋南大沢店内店をオープン”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (1992年6月3日)
  5. ^ 名古屋で圧倒的勢力 激安ラーメン「スガキヤ」が関東地方から撤退した理由 SankeiBiz、産業経済新聞社、2017年4月16日
  6. ^ “イトーヨーカ堂、27日「南大沢店」開店 介護用品コーナーも充実”. 日本食糧新聞(日本食糧新聞社). (1998年2月13日)

参考文献

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  • 『八王子辞典 改訂版』182頁、922頁、かたくら書店、2001年発行

関連項目

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外部リンク

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