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キタダケソウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キタダケソウ
キタダケソウ
(北岳肩ノ小屋・2007年8月撮影)
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: キンポウゲ目 Ranunculales
: キンポウゲ科 Ranunculaceae
: キタダケソウ属 Callianthemum
: キタダケソウ C. hondoense
学名
Callianthemum hondoense
キタダケソウの生息地

キタダケソウ(北岳草、Callianthemum hondoense)はキンポウゲ科キタダケソウ属多年草[1]高山植物

特徴

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南アルプス北岳固有種で、高山帯の草地に生育する[1]。花茎の高さは10cm[1]。先端に直径約2cmの白い花をつける[1]。花期は6月下旬前後[1]。他の高山植物よりも早く、登山最盛期の8月には姿を消してしまう。1931年昭和6年)7月17日千葉高等園芸研究科生の清水基夫が北岳山頂直下で新種のこの植物を採取し、後にキタダケソウと名付けられた[2]

なお、ウメザキサバノオと同一種という説がある[1]

保護上の位置づけ

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近縁種

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関連画像

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キタダケソウの葉 キタダケソウが自生する
南アルプス北岳 (標高3,193m)
キタダケソウ自生地
(北岳南稜・八本歯コルを望む
トラバース道付近)

脚注

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  1. ^ a b c d e f g 〈改訂版〉南アルプス学・概論”. 静岡市. 2019年10月2日閲覧。
  2. ^ 南アルプス芦安山岳館 塩沢久仙「テーマⅠ『南アルプスの自然は今』」(PDF)『News Letter』第122号、財団法人 山梨総合研究所、甲府、2008年8月28日、2頁、2011年3月3日閲覧 

関連項目

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