キバネセセリ
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キバネセセリ | |||||||||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Bibasis aqulina (Speyer) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
キバネセセリ(黄羽挵) | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
The Yellow Awl | |||||||||||||||||||||||||||
亜種 | |||||||||||||||||||||||||||
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キバネセセリ(黄羽挵、 Burara aqulina)は、チョウ目(鱗翅目)アゲハチョウ上科セセリチョウ科に属するチョウの一種。
概要
[編集]全身が一様に黄褐色のセセリチョウ。分類学的にはアオバセセリと近く、太い胴体と大きな複眼を持つ。触角はセセリ特有のかぎ状であるが、先端がやや長く伸びる。雌は前翅に明色斑がいくつか現れる。
低山や市街地ではまったく見られないチョウだが、棲みかとなる高山の疎林や林道などでは多産し、花や湿地を求めて敏速に飛翔する。
越冬態は2齢幼虫。幼虫の食樹はウコギ科のハリギリ。葉に1つずつ産卵する。成虫は年1回発生し、7~9月に見られる。
分布
[編集]北海道・本州・四国・九州および対馬。標高の高い山地に棲むため内陸性を示す。
参考文献
[編集]- 牧林功解説、青山潤三写真『日本の蝶』成美堂出版〈ポケット図鑑〉、1994年。ISBN 4-415-08045-6。
- 日本環境動物昆虫学会編 編『チョウの調べ方』今井長兵衛・石井実監修、文教出版、1998年。ISBN 4938489112。OCLC 170389984。