キャッスル号
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(キャッスル号 (高速バス)から転送)
キャッスル号(キャッスルごう)は宮城県仙台市と青森県弘前市を結ぶ昼行高速バスである。名称は、仙台に「仙台城(青葉城)」、弘前に「弘前城」がある(あった)ので、「城」を意味する「castle」から名づけられた。
全席指定のため事前予約が必要。当路線は、ブルーシティ号(仙台 - 青森線)やうみねこ号(仙台 - 八戸線)とは異なり、運行開始当初から全席指定である。
運行会社
[編集]- ジェイアールバス東北
- 弘南バス(弘前営業所)
- 宮城交通(仙台北営業所。2021年10月に富谷営業所より移管)
運行経路
[編集]- 仙台駅東口(JRバス東北担当便のみ発着) - 仙台駅前(広瀬通・宮交仙台高速バスセンター前40番のりば) - (仙台西道路) - (仙台宮城IC) - (東北自動車道) - (大鰐弘前IC) - 弘前バスターミナル(1番ホーム3番のりば)
運行回数
[編集]- 1日6往復(各社2往復)。
運賃
[編集]※2024年6月1日現在。
- 大人片道6,000円、往復11,000円。
- 往復割引券は10日間有効。
※2010年11月1日 - 2011年3月17日までの間(ただし、繁忙期となる2010年12月17日 - 2011年1月10日の間を除く)、東北新幹線の全線開業を踏まえて高速バスの割安感を知ってもらうために、期間限定で運賃を値下げする「サンキューキャンペーン」を実施した[1]。以下の期間は大人片道運賃に限り値下げを行った。
歴史
[編集]- 1989年(平成元年)6月16日 - 1日3往復(各社1往復)で運行開始[2]。所要時間4時間[2]。
- 1992年(平成4年)5月10日 - トイレ付き車両の運行を開始。
- 199x年[いつ?] - 往復割引乗車券販売開始。
- 2000年(平成12年)8月1日 - 1日6往復(各社2往復)に増便[3]。
- 2003年(平成15年)
- 2010年(平成22年)11月1日 - 1日6往復(各社2往復)に減便。「サンキューキャンペーン」として、繁忙期を除く2011年3月17日までの期間限定で大人片道運賃を値下げ。
- 2011年(平成23年)
- 2014年(平成26年)
- 2019年(令和元年)6月21日 - 運賃改定。大人片道5,700円、往復9,400円となる[9][10]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)4月1日 - 運賃改定。往復運賃を9,400円から10,000円に値上げ[21]。
- 2024年(令和6年)6月1日 - 運賃改定[22]。
使用車両
[編集]- 原則としてトイレ付き4列シート車で運行される(増発便などトイレのない車両で運行される場合もある)。
使用車両画像一覧
[編集]-
キャッスル号(ジェイアールバス東北)
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キャッスル号(弘南バス)
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キャッスル号(弘南バス)
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キャッスル号(宮城交通)
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キャッスル号(宮城交通)
利用状況
[編集]年度 | 運行日数 | 運行便数 | 年間輸送人員 | 1日平均人員 | 1便平均人員 |
2002(平成14)年度 | 365 | 4,630 | 96,885 | 265.4 | 20.9 |
2003(平成15)年度 | 366 | 6,572 | 100,165 | 273.7 | 15.2 |
2004(平成16)年度 | 365 | 6,705 | 102,613 | 281.1 | 15.3 |
2005(平成17)年度 | 365 | 6,782 | 104,242 | 285.6 | 15.4 |
2006(平成18)年度 | 365 | 6,676 | 107,760 | 295.2 | 16.1 |
2007(平成19)年度 | 366 | 6,724 | 105,674 | 288.7 | 15.7 |
脚注
[編集]- ^ “弘前・青森 - 仙台間高速バスを期間限定値下げ/弘南バス”. 陸奥新報. (2010年9月22日) 2010年11月1日閲覧。
- ^ a b “仙台-弘前間高速バス 来月16日スタート”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1989年5月24日)
- ^ “仙台-弘前線 来月から倍増”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (2000年7月25日)
- ^ “盛岡、仙台へ臨時便/弘南バス”. 東奥日報. (2011年3月16日) 2011年3月17日閲覧。
- ^ “弘南臨時高速バス 20日以降予約制”. 東奥日報. (2011年3月17日) 2011年3月17日閲覧。
- ^ 【宮城交通】 高速バス 主な区間の運賃表(2014年4月1日改正)(宮城交通) (PDF)
- ^ “運賃改定のお知らせ” (PDF). 弘南バス (2014年6月1日). 2024年6月8日閲覧。
- ^ 平成26年7月1日 高速「仙台~青森線」「仙台~弘前線」 新運賃(宮城交通 2014年6月1日) (PDF)
- ^ “高速バス 6月21日運賃改定のお知らせ”. 宮城交通 (2019年5月20日). 2019年6月22日閲覧。
- ^ “【高速バス】2019年6月21日に運賃改定を実施します”. ジェイアールバス東北 (2019年5月20日). 2019年6月22日閲覧。
- ^ “【重要】高速バスの運休及び減便について(令和2年4月21日 20時00分現在)”. 弘南バス (2020年4月21日). 2020年4月25日閲覧。
- ^ “高速仙台弘前線 4/24からの時刻表” (PDF). 宮城交通 (2020年4月24日). 2020年4月25日閲覧。
- ^ “高速仙台弘前線 2020年7月10日、11日からの時刻表” (PDF). 宮城交通. 2020年7月13日閲覧。
- ^ “【高速バス】運行内容の変更について(12.1~)”. 宮城交通 (2020年11月30日). 2020年12月6日閲覧。
- ^ “【運行情報】高速バスの減便について(1/14 更新)”. ジェイアールバス東北 (2021年1月14日). 2021年1月24日閲覧。
- ^ “【お知らせ】「弘前仙台線」の運行再開について”. ジェイアールバス東北 (2021年3月15日). 2021年4月4日閲覧。
- ^ “【高速バス】キャッスル号(JRバス運行便)の乗降場所追加について”. 弘南バス (2021年5月7日). 2021年6月5日閲覧。
- ^ “【運行情報】仙台-弘前線(キャッスル号)一部便の運休について(4月1日)”. ジェイアールバス東北 (2022年3月15日). 2022年4月5日閲覧。
- ^ a b “【高速バス 郡山線、弘前線、酒田線】一部便運休のお知らせ”. 宮城交通 (2022年5月27日). 2022年6月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年6月6日閲覧。
- ^ “【運行情報】仙台-弘前線(キャッスル号)一部便の運休について”. ジェイアールバス東北 (2022年5月27日). 2022年7月3日閲覧。
- ^ “【高速バス】弘前仙台線 キャッスル号の運賃改定について”. 弘南バス (2023年2月14日). 2023年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年2月24日閲覧。
- ^ “【高速バス】弘前仙台線 キャッスル号の運賃改定について”. 弘南バス (2024年4月15日). 2024年6月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年6月8日閲覧。
外部リンク
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