キャロライン・レコード
キャロライン・レコード Caroline Records | |
---|---|
親会社 | キャピトル・ミュージック・グループ |
設立 | 1973年 |
設立者 | リチャード・ブランソン |
現況 | 現存 |
販売元 | ヴァージン・ミュージック・レーベル&アーティスト・サービス |
ジャンル | ポップス全般 |
本社所在地 | カリフォルニア州ハリウッド(キャロラインUS) ロンドン(キャロライン・インターナショナル) 東京(Caroline International Japan) |
キャロライン・レコード (Caroline Records) は、ユニバーサル ミュージック グループのキャピトル・ミュージック・グループに属するレコードレーベルおよび音楽流通会社。世界最大のインディペンデントディストリビューターの一つであり、ハリウッド、ロンドン、パリ、ベルリン、アムステルダム、メヘレン、 マドリード、リスボン、ストックホルム、オスロ、メルボルン、メキシコシティ、そして東京(ユニバーサルミュージック内)にオフィスを構えている。流通をキャロラインに委託しているレーベルにはATOレコード、メキシカン・サマー、Gユニット・レコードなどがある。
歴史
[編集]1973年にリチャード・ブランソンによるヴァージン・レコード・アメリカ傘下のインディーズレーベルとしてアメリカ合衆国ニューヨークに設立された。最初のリリースはトニー・コンラッドとファウストとの共作『Outside the Dream Syndicate』であり、 初期は エッグ、 ゴング、ギルガメッシュ、ヘンリー・カウ、フレッド・フリス、タンジェリン・ドリーム、ロル・コックスヒルなどプログレッシブ・ロックやジャズのアーティストを主に扱っていた。1980年代以降はキャバレー・ヴォルテール、バッド・ブレインズ、スイサイダル・テンデンシーズ、プライマス、ホワイト・ゾンビ、スワンズ、プッシー・ガロア、ジョン・スペンサー・ブルース・エクスプロージョン、モンスター・マグネット、ヒートマイザー(エリオット・スミスが在籍)といったバンドがキャロラインから作品をリリースした。また、サブ・ポップが黎明期にキャロラインに流通を委託していた。
著名なリリースとしてスマッシング・パンプキンズのデビューアルバム『ギッシュ』、ホールのデビューアルバム『プリティ・オン・ジ・インサイド』、ベン・フォールズ・ファイヴの同名のデビューアルバムなどが挙げられる。