キラー・インサイド・ミー
キラー・インサイド・ミー | |
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The Killer Inside Me | |
監督 | マイケル・ウィンターボトム |
脚本 | ジョン・カラン |
原作 |
ジム・トンプスン 『内なる殺人者』 |
製作 |
アンドリュー・イートン クリス・ハンレイ ブラッドフォード・L・シュレイ |
製作総指揮 |
リリー・ブライト チャド・バリス ジョーダン・ガートナー アラン・リーベルト ランディ・メンデルソーン トム・リッチー フェルナンド・サリシン |
出演者 |
ケイシー・アフレック ジェシカ・アルバ ケイト・ハドソン ビル・プルマン |
音楽 |
メリッサ・パーメンター ジョエル・キャドバリー |
撮影 | マルセル・ザイスキンド |
編集 | マグス・アーノルド |
製作会社 |
Muse Productions Revolution Films BOB Film Sweden AB Film i Vast Hero Entertainment Indion Entertainment Group Stone Canyon Entertainment |
配給 |
IFCフィルムズ 日活 |
公開 |
2010年1月24日(SFF) 2010年2月19日(BIFF) 2010年6月18日 2011年4月16日 |
上映時間 | 109分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
製作費 | $13,000,000[1] |
興行収入 | $4,052,191[1] |
『キラー・インサイド・ミー』(The Killer Inside Me)は、2010年のアメリカ合衆国の犯罪映画。監督はマイケル・ウィンターボトム、出演はケイシー・アフレックとジェシカ・アルバなど。原作は、ジム・トンプスンのノワール小説『ザ・キラー・インサイド・ミー』。同書の日本語訳は、村田勝彦訳の『内なる殺人者』(河出書房新社)と、三川基好訳の『おれの中の殺し屋』(扶桑社)がある。
同原作の映画化作品には1976年の『The Killer Inside Me』(監督:バート・ケネディ、主演:ステイシー・キーチ、日本劇場未公開)がある。
ストーリー
[編集]この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
1950年代の西テキサスの小さな田舎町を舞台に、人当たりのいい人望のある保安官助手が、あることをきっかけに隠されていた裏の顔を見せ、次々と殺人を犯して行くようになる姿を描く。
キャスト
[編集]- ルー・フォード: ケイシー・アフレック - 保安官助手。
- エイミー・スタントン: ケイト・ハドソン - 教師。ルーの幼馴染みで恋人。
- ジョイス・レイクランド: ジェシカ・アルバ - 娼婦。
- ビリー・ボーイ・ウォーカー: ビル・プルマン - 弁護士。
- チェスター・コンウェイ: ネッド・ビーティ - 建築会社社長。町の有力者。
- ジョー・ロスマン: イライアス・コティーズ - 建築業評議会会長。
- ボブ・マプルズ: トム・バウアー - 保安官。
- ハワード・ヘンドリックス: サイモン・ベイカー - 郡検事。
- ホームレスの男: ブレント・ブリスコー - ルーの弱みを握る。
- ジェフ・プラマー: マシュー・マー - 保安官助手。
- ジョニー・パパス: リアム・エイケン - ルーが目をかけている少年。
- エルマー・コンウェイ: ジェイ・R・ファーガソン - チェスターの息子。ルーの同級生。ジョイスに入れあげている。
公開
[編集]2010年1月24日にサンダンス映画祭でプレミア上映された[2]。同月、IFCフィルムズが約150万ドルで権利を購入し[3]、劇場公開とビデオ・オン・デマンド公開が告知された[4]。2月には第60回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で上映され、金熊賞を争った[5]。4月27日にはトライベッカ映画祭で上映された[6]。6月18日よりアメリカ合衆国の劇場で限定公開がスタートした[7]。
作品の評価
[編集]Rotten Tomatoesによれば、批評家の一致した見解は「『キラー・インサイド・ミー』はスタイリッシュで美しく撮られているが、マイケル・ウィンターボトムは登場人物から距離を置いているため、この残忍で暴力的な映画から重要な感情的背景を奪っている。」であり、128件の評論のうち高評価は55%にあたる70件で、平均して10点満点中5.69点を得ている[8]。 Metacriticによれば、33件の評論のうち、高評価は15件、賛否混在は14件、低評価は4件で、平均して100点満点中53点を得ている[9]。
出典
[編集]- ^ a b “The Killer Inside Me” (英語). Box Office Mojo. 2020年9月23日閲覧。
- ^ Uncle Creepy (2009年12月3日). “Sundance Midnight Line-up Announced” (英語). dreadcentral.com. オリジナルの2012年10月3日時点におけるアーカイブ。 2020年9月23日閲覧。
- ^ Miska, Brad (2010年1月30日). “Sundance '10: IFC Films Acquires Alba Starrer 'The Killer Inside Me'” (英語). bloody-disgusting.com 2020年9月23日閲覧。
- ^ Miska, Brad (2010年5月25日). “Official One Sheet for 'The Killer Inside Me'” (英語). bloody-disgusting.com 2020年9月23日閲覧。
- ^ “| Berlinale | Archive | Annual Archives | 2010 | Programme - The Killer Inside Me”. ベルリン国際映画祭. 2020年9月23日閲覧。
- ^ Uncle Creepy (2010年4月19日). “Tribeca Horrors 2010: The Killer Inside Me” (英語). dreadcentral.com. オリジナルの2010年5月10日時点におけるアーカイブ。 2020年9月23日閲覧。
- ^ Uncle Creepy (2010年2月19日). “The Killer Inside Me Causes a Ruckus in Berlin” (英語). dreadcentral.com. オリジナルの2010年2月23日時点におけるアーカイブ。 2020年9月23日閲覧。
- ^ “The Killer Inside Me (2010)” (英語). Rotten Tomatoes. 2020年9月23日閲覧。
- ^ “The Killer Inside Me Reviews” (英語). Metacritic. 2020年9月23日閲覧。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト - ウェイバックマシン(2012年1月16日アーカイブ分)
- キラー・インサイド・ミー - allcinema
- キラー・インサイド・ミー - KINENOTE
- The Killer Inside Me - オールムービー
- The Killer Inside Me - IMDb