キングズリー・エイミス
表示
キングズリー・エイミス Kingsley Amis | |
---|---|
誕生 |
1922年4月16日 イングランド・ロンドン、クラパム(en:Clapham) |
死没 |
1995年10月22日(73歳没) イングランド・ロンドン |
職業 | 小説家、詩人、教師 |
国籍 | イギリス |
活動期間 | 1947-1995 |
ジャンル | フィクション |
文学活動 | 怒れる若者たち |
配偶者 |
Hilary Ann Bardwell (1948-1965) Elizabeth Jane Howard (1965-1983) |
子供 | Philip Amis, Martin Amis, Sally Amis |
影響を与えたもの
| |
ウィキポータル 文学 |
キングズリー・エイミス(Kingsley Amis、CBE、1922年4月16日 - 1995年10月22日)はイギリスの小説家、評論家。息子のマーティン・エイミスも小説家。
コリン・ウィルソン、ジョン・オズボーン、ジョン・B・ウェイン、アラン・シリトーら、1950年代のイギリスの「怒れる若者たち」と呼ばれる作家たちの一人。
略歴
[編集]1922年、ロンドンに生まれる。詩人としてデビューしたが、のちに小説家に転じた。1949年から1967年までスウォンジ大学で英語の教鞭を執った。
ミステリー、SFも愛好し、SF評論『地獄の新地図』や、イアン・フレミングの小説シリーズの主人公ジェームズ・ボンドの伝記『007号/ジェイムズ・ボンド白書』をビル・タナー(シリーズに登場するMI6の幕僚主任)名義(日本語訳ではキングズリイ・エイミス名義)で執筆した。
また、イアン・フレミングの死後にロバート・マーカム名義で007シリーズの小説を1作執筆している。
受賞歴
[編集]- サマセット・モーム賞 (1955年)(Lucky Jim(『ラッキー・ジム』)に対して)
- ジョン・W・キャンベル記念賞 (1977年)(The Alteration(『去勢』)に対して)
- ブッカー賞 (1986年) (The Old Davilsに対して)
作品
[編集]
|
|
日本語訳された作品
[編集]- 『ラッキー・ジム』、福田陸太郎訳、三笠書房、1954年
- 『007号/ジェイムズ・ボンド白書』 (ハヤカワ・ライブラリ) 、永井淳訳、早川書房、1966年
- 『007号/孫大佐』ロバート・マーカム名義、 (ハヤカワ・ノヴェルズ) 、永井淳訳、早川書房、1966年 のちハヤカワミステリ文庫
- 『反死連盟』(ハヤカワ・ノヴェルズ)宇野輝雄訳 早川書房 1968年
- 『グリーン・マン』(ハヤカワ・ノヴェルズ)、小倉多加志訳、早川書房、1974年
- 『リヴァーサイドの殺人』(ハヤカワ・ノヴェルズ)、小倉多加志訳、早川書房、1977年
- 『地獄の新地図』、山高昭訳、早川書房、1979年
- 『ジェイク先生の性的冒険』、林節雄訳、講談社、1983年
- 『去勢』サンリオSF文庫、橋本宏訳、サンリオ、1983年
- 『酒について』、吉行淳之介、林節雄訳、講談社、1985年
- 『エヴリデイ・ドリンキング』、山本博訳、講談社、1985年
- 『洋酒雑学百科Q&A』、山本博訳、講談社、1986年
関連項目
[編集]- ジョン・W・キャンベル記念賞
- ブッカー賞
- コリン・ウィルソン
- フレデリック・ウェスト - エイミスの姪を殺害