コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

キーショーン・デービス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
キーショーン・デービス
基本情報
本名 キーショーン・ダニエル・ウェブスター・デービス
通称 The Businessman (ビジネスマン)
階級 ライト級
身長 175cm
リーチ 178cm
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
誕生日 (1999-02-28) 1999年2月28日(25歳)
出身地 バージニア州ノーフォーク
スタイル オーソドックス
プロボクシング戦績
総試合数 13
勝ち 12
KO勝ち 8
敗け 0
無効試合 1
テンプレートを表示
獲得メダル
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
男子 アマチュアボクシング
オリンピック
2020 東京 ライト級
世界ボクシング選手権
2019 エカテリンブルク スーパーライト級
パンアメリカン競技大会
2019 リマ スーパーライト級

キーショーン・デービスKeyshawn Davis1999年2月28日 - )は、アメリカ合衆国プロボクサーバージニア州ノーフォーク出身。東京オリンピックライト級銀メダリスト。兄のケルヴィン・デービス、弟のキーオン・デービスもプロボクサー。

来歴

[編集]

アマチュア

[編集]

2019年リマで行われたパンアメリカン競技大会にライトウェルター級(64kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに1-4のポイントで敗れ銀メダルを獲得した[1]。同年、エカテリンブルクで行われた世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに0-5のポイントで敗れ銀メダルを獲得した。

2021年東京オリンピックにライト級(63kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに1-4のポイントで敗れ銀メダルを獲得した[2]

プロ

[編集]

2021年2月27日、マイアミガーデンズハードロック・スタジアムにてサウル・アルバレス対アブニ・イルディリムの前座でプロデビュー戦を行い、2回2分50秒TKO勝ち。白星デビューを飾った[3]

2021年11月、トップランク社と契約した[4]

2022年12月10日、フールー・シアターにてテオフィモ・ロペス対サンドル・マーティンの前座でファン・カルロス・ブルゴスWBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦を行い、8回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[5]

2023年10月14日、テキサス州ローゼンバーグのフォードベンド・コミュニティ・センターでWBOインターコンチネンタル・USNBC全米ライト級タイトルマッチとしてナヒール・オルブライトと対戦し、10回2-0(97-93、96-94、95-95)の判定勝ちを収めた。しかし、試合後の薬物検査でデービスの体内から禁止薬物マリファナの陽性反応が検出されたため、2023年10月26日付で裁定を無効試合に変更し本試合での防衛記録は抹消され、デービスは90日間の出場停止処分を受けた[6]。そのため、2023年12月9日に予定されていた元2階級制覇王者ホセ・ペドラザとの試合は延期されることとなった。

2024年2月8日、ネバダ州ラスベガスミケロブ・ウルトラ・アリーナにてテオフィモ・ロペスジャメイン・オルティスの前座でホセ・ペドラザとUSBA全米ライト級王座決定戦を行い、6回1分9秒TKO勝ちを収めUSBA王座獲得に成功し、2度目のUSNBC王座防衛と3度目のWBOインターコンチネンタル王座防衛に成功した。

2024年7月6日、ニュージャージー州ニューアークプルデンシャル・センターにてシャクール・スティーブンソン対アルテム・ハルチュニャンの前座でWBO世界ライト級4位・WBA世界ライト級11位のミゲル・マドゥエノと対戦し、10回3-0(99-91×3)の判定勝ちを収め、USBA王座の初防衛、3度目のUSNBC王座防衛、4度目のWBOインターコンチネンタル王座の防衛に成功した。

戦績

[編集]
  • アマチュアボクシング:93戦 80勝 13敗
  • プロボクシング:13戦 12勝 (8KO) 無敗 1無効試合
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2021年2月27日 2R 2:50 TKO レスター・ブラウン バハマの旗 バハマ プロデビュー戦
2 2021年4月3日 4R 終了 TKO リッチマン・アシェリー ガーナの旗 ガーナ
3 2021年5月8日 6R 判定3-0 ホセ・アントニオ・メザ メキシコの旗 メキシコ
4 2021年12月11日 2R 2:45 TKO ホセ・サラゴサ アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
5 2022年4月30日 6R 2:44 TKO エステバン・サンチェス メキシコの旗 メキシコ
6 2022年9月23日 5R 1:38 TKO オマール・ティエンダ・バヘナ メキシコの旗 メキシコ
7 2022年12月10日 8R 判定3-0 ファン・カルロス・ブルゴス メキシコの旗 メキシコ WBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦
8 2023年4月8日 9R 0:21 TKO アンソニー・イギット  スウェーデン WBOインターコンチネンタル防衛1
USNBC全米ライト級王座決定戦
9 2023年7月22日 10R 判定3-0 フランチェスコ・パテラ ベルギーの旗 ベルギー WBOインターコンチネンタル防衛2・USNBC防衛1
10 2023年10月14日 10R NC ナヒール・オルブライト アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 WBOインターコンチネンタル・USNBC全米ライト級タイトルマッチ
11 2024年2月8日 6R 1:09 TKO ホセ・ペドラザ プエルトリコの旗 プエルトリコ USBA全米ライト級王座決定戦
USNBC防衛2・WBOインターコンチネンタル防衛3
12 2024年7月6日 10R 判定3-0 ミゲル・マドゥエノ メキシコの旗 メキシコ USBA防衛1・USNBC防衛3・WBOインターコンチネンタル防衛4
13 2024年11月8日 2R 1:08 KO グスタボ・レモス アルゼンチンの旗 アルゼンチン IBFインターコンチネンタルライト級王座決定戦
WBOインターコンチネンタル防衛5
テンプレート

獲得タイトル

[編集]

脚注

[編集]

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]