キーショーン・デービス
基本情報 | |
---|---|
本名 | キーショーン・ダニエル・ウェブスター・デービス |
通称 | The Businessman (ビジネスマン) |
階級 | ライト級 |
身長 | 175cm |
リーチ | 178cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1999年2月28日(25歳) |
出身地 | バージニア州ノーフォーク |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 13 |
勝ち | 12 |
KO勝ち | 8 |
敗け | 0 |
無効試合 | 1 |
獲得メダル | ||
---|---|---|
アメリカ合衆国 | ||
男子 アマチュアボクシング | ||
オリンピック | ||
銀 | 2020 東京 | ライト級 |
世界ボクシング選手権 | ||
銀 | 2019 エカテリンブルク | スーパーライト級 |
パンアメリカン競技大会 | ||
銀 | 2019 リマ | スーパーライト級 |
キーショーン・デービス(Keyshawn Davis、1999年2月28日 - )は、アメリカ合衆国のプロボクサー。バージニア州ノーフォーク出身。東京オリンピックライト級銀メダリスト。兄のケルヴィン・デービス、弟のキーオン・デービスもプロボクサー。
来歴
[編集]アマチュア
[編集]2019年、リマで行われたパンアメリカン競技大会にライトウェルター級(64kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに1-4のポイントで敗れ銀メダルを獲得した[1]。同年、エカテリンブルクで行われた世界ボクシング選手権にライトウェルター級(64kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに0-5のポイントで敗れ銀メダルを獲得した。
2021年、東京オリンピックにライト級(63kg)で出場し、決勝でキューバのアンディ・クルスに1-4のポイントで敗れ銀メダルを獲得した[2]。
プロ
[編集]2021年2月27日、マイアミガーデンズのハードロック・スタジアムにてサウル・アルバレス対アブニ・イルディリムの前座でプロデビュー戦を行い、2回2分50秒TKO勝ち。白星デビューを飾った[3]。
2022年12月10日、フールー・シアターにてテオフィモ・ロペス対サンドル・マーティンの前座でファン・カルロス・ブルゴスとWBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦を行い、8回3-0の判定勝ちを収め王座獲得に成功した[5]。
2023年10月14日、テキサス州ローゼンバーグのフォードベンド・コミュニティ・センターでWBOインターコンチネンタル・USNBC全米ライト級タイトルマッチとしてナヒール・オルブライトと対戦し、10回2-0(97-93、96-94、95-95)の判定勝ちを収めた。しかし、試合後の薬物検査でデービスの体内から禁止薬物マリファナの陽性反応が検出されたため、2023年10月26日付で裁定を無効試合に変更し本試合での防衛記録は抹消され、デービスは90日間の出場停止処分を受けた[6]。そのため、2023年12月9日に予定されていた元2階級制覇王者ホセ・ペドラザとの試合は延期されることとなった。
2024年2月8日、ネバダ州ラスベガスのミケロブ・ウルトラ・アリーナにてテオフィモ・ロペス対ジャメイン・オルティスの前座でホセ・ペドラザとUSBA全米ライト級王座決定戦を行い、6回1分9秒TKO勝ちを収めUSBA王座獲得に成功し、2度目のUSNBC王座防衛と3度目のWBOインターコンチネンタル王座防衛に成功した。
2024年7月6日、ニュージャージー州ニューアークのプルデンシャル・センターにてシャクール・スティーブンソン対アルテム・ハルチュニャンの前座でWBO世界ライト級4位・WBA世界ライト級11位のミゲル・マドゥエノと対戦し、10回3-0(99-91×3)の判定勝ちを収め、USBA王座の初防衛、3度目のUSNBC王座防衛、4度目のWBOインターコンチネンタル王座の防衛に成功した。
戦績
[編集]- アマチュアボクシング:93戦 80勝 13敗
- プロボクシング:13戦 12勝 (8KO) 無敗 1無効試合
戦 | 日付 | 勝敗 | 時間 | 内容 | 対戦相手 | 国籍 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2021年2月27日 | ☆ | 2R 2:50 | TKO | レスター・ブラウン | バハマ | プロデビュー戦 |
2 | 2021年4月3日 | ☆ | 4R 終了 | TKO | リッチマン・アシェリー | ガーナ | |
3 | 2021年5月8日 | ☆ | 6R | 判定3-0 | ホセ・アントニオ・メザ | メキシコ | |
4 | 2021年12月11日 | ☆ | 2R 2:45 | TKO | ホセ・サラゴサ | アメリカ合衆国 | |
5 | 2022年4月30日 | ☆ | 6R 2:44 | TKO | エステバン・サンチェス | メキシコ | |
6 | 2022年9月23日 | ☆ | 5R 1:38 | TKO | オマール・ティエンダ・バヘナ | メキシコ | |
7 | 2022年12月10日 | ☆ | 8R | 判定3-0 | ファン・カルロス・ブルゴス | メキシコ | WBOインターコンチネンタルライト級王座決定戦 |
8 | 2023年4月8日 | ☆ | 9R 0:21 | TKO | アンソニー・イギット | スウェーデン | WBOインターコンチネンタル防衛1 USNBC全米ライト級王座決定戦 |
9 | 2023年7月22日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | フランチェスコ・パテラ | ベルギー | WBOインターコンチネンタル防衛2・USNBC防衛1 |
10 | 2023年10月14日 | ― | 10R | NC | ナヒール・オルブライト | アメリカ合衆国 | WBOインターコンチネンタル・USNBC全米ライト級タイトルマッチ |
11 | 2024年2月8日 | ☆ | 6R 1:09 | TKO | ホセ・ペドラザ | プエルトリコ | USBA全米ライト級王座決定戦 USNBC防衛2・WBOインターコンチネンタル防衛3 |
12 | 2024年7月6日 | ☆ | 10R | 判定3-0 | ミゲル・マドゥエノ | メキシコ | USBA防衛1・USNBC防衛3・WBOインターコンチネンタル防衛4 |
13 | 2024年11月8日 | ☆ | 2R 1:08 | KO | グスタボ・レモス | アルゼンチン | IBFインターコンチネンタルライト級王座決定戦 WBOインターコンチネンタル防衛5 |
テンプレート |
獲得タイトル
[編集]脚注
[編集]- ^ Keyshawn Davis Wins A Silver Medal At The Pan American Games Boxing Scene 2019年8月2日
- ^ American Keyshawn Davis Wins Silver in Men's Lightweight Boxing at Tokyo Olympics NBCニュース 2021年8月8日
- ^ Top Prospect Keyshawn Davis Knocks Out Lester Brown In Second Round Of Pro Debut Boxing Scene 2021年2月27日
- ^ Top Rank signs Olympic boxing medalists Keyshawn Davis and Richard Torrez Jr. ESPN 2021年11月17日
- ^ Keyshawn Davis Batters Tough Juan Carlos Burgos, Wins Wide 8-Round Unanimous Decision Boxing Scene 2022年12月10日
- ^ “Keyshawn Davis Issued 90-Day Suspension, Oct. 14 Fight Versus Albright Changed To No-Contest”. Boxing Scene.com (2023年10月27日). 2023年12月22日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- キーショーン・デービス (@KeyshawnDavis8) - X(旧Twitter)
- キーショーン・デービス (@businesskeyshawn) - Instagram
- キーショーン・デービスの戦績 - BoxRec