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キース・ニーガス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

キース・ニーガス(Keith Negus、1957年[1] - )は、イギリス音楽学者ロンドン大学ゴールドスミス・カレッジ教授[2]。おもに、ポピュラー音楽についての研究しており、ボブ・ディランや、音楽産業、音楽における創造性などについての著作を発表している[3]

経歴

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ハートフォードシャー州生まれ[1]。中等教育を終えた後、様々なバンドでキーボードギターを演奏しながら、ミュージシャンとして生活する年月を過ごしてから、ミドルセックス大学で社会学を学んで卒業し、さらにロンドン・サウスバンク大学英語版PhDを取得した[2][3]。その後、レスター大学の教員となり、さらにプエルトリコ大学英語版を経て、ゴールドスミス・カレッジのメディア・コミュニケーション部門の教員となった。さらに、ゴールドスミス・カレッジ内の異動で、音楽部門の所属に転じている[2][3]

1998年には、著書『ポピュラー音楽理論入門 (Popular Music in Theory: An Introduction)』で、国際ポピュラー音楽学会 (IASPM) の「ブック・オブ・ザ・イヤー賞」を受賞した[4]

おもな著書

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単著

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  • Producing Pop Culture and Conflict in the Popular Music Indistry, Edward Arnold, 1992.
  • Popular Music in Theory: An Introduction, Polity Press (UK), 1996.
  • Music Genre and Corporate Culture, Routledge, 1999.
  • Bob Dylan, Equinox, 2008

共著

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  • (ポール-ドゥ・ゲイ (Paul du Gay)、スチュアート・ホール、ヒュー・マッケイ (Hugh Mackay)、リンダ・ジェインズ (Linda Janes) との共著)Doing Cultural Studies; The Story of Sony Walkman, Sage, 1997.
  • (M・ピカリング (M. Pickering) との共著)Creativity, Communication & Cultural Value, Sage.

共編著

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  • (デイヴィッド・ヒズモンダイ (David Hesmondhalgh) との共編著)Popular Misic Studies, Arnold, 2002.

脚注

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  1. ^ a b 「奥付」『ポピュラー音楽理論入門』水声社、399頁。 
  2. ^ a b c Keith Negus Goldsmiths College, University of London”. SAGE Publishing. 2016年10月13日閲覧。
  3. ^ a b c Professor Keith Negus”. Goldsmiths, University of London. 2016年10月13日閲覧。
  4. ^ 安田昌弘「訳者あとがき」『ポピュラー音楽理論入門』水声社、383頁。