ギ酸イソブチル
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ギ酸イソブチル Isobutyl formate[1] | |
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2-Methylpropyl formate | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 542-55-2 |
PubChem | 10957 |
ChemSpider | 10492 |
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特性 | |
化学式 | C5H10O2 |
モル質量 | 102.13 g mol−1 |
外観 | 無色ないしごく薄い黄色の液体[2] |
匂い | 果実香 |
密度 | 0.885 g/mL |
融点 |
-96 °C, 177 K, -141 °F |
沸点 |
98.4 °C, 372 K, 209 °F |
水への溶解度 | 可溶[2] |
有機溶媒への溶解度 | アルコール、エーテルに混和[2] |
危険性 | |
Rフレーズ | R11 R34 |
Sフレーズ | S16 S26 S33 S36/37/39 S45 |
引火点 | 10 °C (50 °F; 283 K) |
発火点 | 320 °C (608 °F; 593 K) |
爆発限界 | 2-8% |
半数致死量 LD50 | 3064 mg/kg(ウサギ、経口)[2] |
関連する物質 | |
関連するギ酸エステル | ギ酸メチル ギ酸エチル ギ酸ブチル |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
ギ酸イソブチル(ギさんイソブチル、英: Isobutyl formate)は、化学式C5H10O2で表される、蟻酸と2-メチルプロパン-1-オールがエステルを形成した化合物である。硫酸を触媒として、2-メチルプロパン-1-オールと蟻酸とを反応させ、分子間で脱水縮合させることで得られる。甘い果実香を持ち、香料として用いられる[3][4]。常温常圧では液体であるものの、揮発しやすく、また引火点は常温よりも低い10 ℃であり、日本の消防法では危険物第4類 第1石油類(非水溶性)に区分される[2]。