クイズ・キングにまかせろ!
クイズ・キングにまかせろ! | |
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ジャンル | クイズ番組 |
出演者 | 土居まさる |
製作 | |
制作 | フジテレビ |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1970年1月10日[1] - 3月28日[2] |
放送時間 | 土曜 19:00 - 19:30 |
放送分 | 30分 |
『クイズ・キングにまかせろ!』とは、1970年1月10日[1]から同年3月28日[2]までフジテレビ系列局で放送されていたフジテレビ製作のクイズ番組である。フランスベッドの一社提供。放送時間は毎週土曜 19:00 - 19:30(日本標準時)[3]。
概要
[編集]火曜 21:00 - 21:30で放送されていた『エスカレーションクイズ「対決!1対10」』を前身とする番組で、引き続き土居まさるが司会を務めていた。『エスカレーションクイズ』はフランスベッドと他社による複数社提供だったが、本番組へのリニューアルとともにフランスベッドの一社提供へ移行した。
当時のクイズ番組には優勝賞金や賞品の総額に上限が無かったこともあり、海外旅行や乗用車といった高額の賞品が賭けられて社会問題となっていた。この番組も「東京用賀の1室1000万円に相当する3LDKのマンション」をトップ賞の賞品にして[4][5]「マンションクイズ」の異名を取っていたが、これが公正取引委員会(公取委)から「射幸心を煽る」との指摘を受けるもとになった。そして製作局のフジテレビとスポンサーのフランスベッドが共に公取委から厳重注意を受け[5]、やがて番組は打ち切られた。これをきっかけに公取委と日本民間放送連盟(民放連)は「1人が1回の懸賞(クイズ番組・歌合戦番組・ゲーム番組・新聞、雑誌、商品等のいわゆるオープン懸賞)で得られる賞金・賞品の総額は100万円まで」という規制を設け、以後1996年に上限額が1000万円に緩和され、2006年に撤廃されるまでこの規制は36年間続けられた(詳しくはクイズ番組#視聴者参加型全盛期とクイズ番組の賞金上限の制限を参照)。
この当時、CXは平日19時30分-19時45分に『3000万円クイズ』というのも生放送されていたが、これも上記の理由で打ち切り対象とされた。
番組はその後、『SOSドキドキクイズ』と題してリニューアルした。こちらも同じくフランスベッドの一社提供で、引き続き土居が司会を務めていたが、賞品よりもルールと演出の面白さで魅せることに重点を置いていた。
ネット局
[編集]この節の加筆が望まれています。 |
- フジテレビ(制作局):土曜 19:00 - 19:30
- 札幌テレビ:土曜 13:30 - 14:00(1970年1月17日 - 4月4日)[6]
- 仙台放送:土曜 13:30 - 14:00[7]
- 福島中央テレビ(1970年2月 - 3月のサービス期間に放送):土曜 19:00 - 19:30[8]
- 富山テレビ:土曜 19:00 - 19:30[9]
- 石川テレビ:土曜 19:00 - 19:30[9]
脚注
[編集]- ^ a b 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1970年(昭和45年)1月10日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1970年(昭和45年)3月28日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『読売新聞』(縮刷・関東版) 1970年(昭和45年)1月 - 3月、テレビ欄。
- ^ 「放送デスクメモ」『マスコミ市民 : ジャーナリストと市民を結ぶ情報誌』第35号、日本マスコミ市民会議、1970年3月1日、58 - 59頁、NDLJP:3463605/31。
- ^ a b 日本放送協会『放送五十年史』日本放送出版協会、1977年3月10日、709 - 710頁。NDLJP:12275854/365 。
- ^ 『北海道新聞』(縮刷版) 1970年(昭和45年)1月 - 4月、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年1月17日 - 4月4日付朝刊、テレビ欄。
- ^ 『福島民報』1970年2月7日 - 3月28日付朝刊、テレビ欄。
- ^ a b 『北國新聞』1970年2月14日付朝刊、テレビ欄。
関連項目
[編集]フジテレビ系列 土曜 19:00 - 19:30 (本番組からフランスベッド一社提供枠) |
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前番組 | 番組名 | 次番組 |
クイズ・キングにまかせろ!
(1970年1月10日 - 1970年3月28日) |
SOSドキドキクイズ
(1970年4月4日 - 9月26日) |