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クニガミヒサカキ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クニガミヒサカキ
保全状況評価[1]
CRITICALLY ENDANGERED
(IUCN Red List Ver.3.1 (2001))
分類
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 真正双子葉類 eudicots
: ツツジ目 Ericales
: モッコク科 Pentaphylacaceae
: ヒサカキ属 Eurya
: クニガミヒサカキ
E. zigzag
学名
urya zigzag Masamune
和名
クニガミヒサカキ

クニガミヒサカキ(国頭姫榊、Eurya zigzag)は、ヒサカキ属亜高木

概要

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日本の固有種で、沖縄県沖縄島に分布する。山地の自然林内や渓流沿いなどに生育する。

常緑の亜高木は互生、長楕円形-長楕円状披針形で、長さ4-7cm、葉縁には小さい鋸歯があり、厚い革質で、表面は光沢を帯びる。葉腋に付き、下向きに咲き、直径6mm程度で、色は白色。小枝が緑色で「ジグザグ」に折れ曲がる事が特徴であり、これが学名「zigzag」の由来である。

保護上の位置づけ

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絶滅危惧IA類 (CR)環境省レッドリスト

生育地である下記の地方公共団体が作成したレッドデータブックに掲載されている。

脚注

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  1. ^ Ministry of the Environment, Japan (2016). Eurya zigzag. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T73228912A73229077. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T73228912A73229077.en. Downloaded on 01 December 2018.

参考文献

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  • 沖縄県文化環境部自然保護課編 『改訂・沖縄県の絶滅のおそれのある野生生物(菌類編・植物編)-レッドデータおきなわ-』、2006年。
  • 環境省自然環境局野生生物課編 『改訂・日本の絶滅のおそれのある野生生物植物I』 財団法人自然環境研究センター、2000年。
  • 島袋敬一編著 『琉球列島維管束植物集覧』 九州大学出版会、1997年。

外部リンク

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