クビレバイ
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クビレバイ | |||||||||||||||||||||
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Buccinum opisoplectum Dall, 1907 | |||||||||||||||||||||
シノニム | |||||||||||||||||||||
Buccinum opisthoplectum | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
クビレバイ(括貝) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
a kind of the true whelks |
クビレバイ(括貝、Buccinum opisoplectum)は、日本海の水深30-80mに生息する殻長約12cm以下の 肉食性の巻貝である。 ツブ貝の一種として漁獲され、市場では「灯台つぶ」と呼ばれる。腸(はらわた)にくせがなく美味い[3]。本種はエゾバイ科 エゾバイ属Buccinumに属す。
外観
[編集]長さ約12cm以下の貝殻は黄褐色の殻皮に覆われ、6層程度の丸みのある螺層には白色の強い螺肋が3~4条張り出し、その間に弱い螺肋が密に巻かれる。縫合下はしわ状になる。殻口は丸く大きく、内面は光沢のある白色。蓋は角質、足は大きくて白色に黒い斑点がある[4]。
分布
[編集]近縁の種
[編集]エゾバイ属のヒモマキバイBuccinum inclytumや太平洋北部産のシライトマキBuccinum isaotakii(水深300~600mに生息しやや大型)[5]と似ているほか、エゾボラ属のエゾボラモドキ Neptunea intersculpta(水深200~800m)[6]と遺伝子的に近縁である[7]。
化石
[編集]脚注
[編集]出典
[編集]参考文献
[編集]- 奥谷喬司『世界文化生物大図鑑貝類』(改訂新版)世界文化社、2004年。ISBN 9784418049042。全国書誌番号:20617488 。
- Seiji Hayashi (2005). “The molecular phylogeny of the Buccinidae (Caenogastropoda: Neogastropoda) as inferred from the complete mitochondrial 16S rRNA gene sequences of selected representatives”. Molluscan Research (Magnolia Press) 25 (2): 85-98. doi:10.11646/mr.25.2.4.
- 佐々木猛智『貝類学』東京大学出版会、2010年。ISBN 9784130601900。全国書誌番号:21846371 。
外部リンク
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