クリスティアン・ヴァンデヴェルデ
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(クリスチャン・ヴァンデヴェルデから転送)
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基本情報 | ||||
本名 |
Christian Vande Velde (Christian Vandevelde) クリスティアン・ヴァンデ・ヴェルデ | |||
愛称 | VDV, CVV | |||
生年月日 | 1976年5月22日(48歳) | |||
国籍 | アメリカ合衆国 | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 69kg | |||
選手情報 | ||||
所属 | ガーミン・バラクーダ | |||
分野 | ロードレース | |||
役割 | 選手 | |||
特徴 | オールラウンダー | |||
プロ経歴 | ||||
1998–2003 2004 2005–2007 2008– |
USポスタル リベルティ・セグロス チーム・CSC ガーミン・スリップストリーム | |||
主要レース勝利 | ||||
USAプロ・サイクリング・チャレンジ(2012) ツアー・オブ・ミズーリ (2008) ツール・ド・ルクセンブルク (2006), エネコ・ツアー山岳賞 (2005), ダンケルク4日間レース新人賞 (1999) | ||||
最終更新日 2012年1月26日 |
クリスティアン・ヴァンデヴェルデ(Christian Vande Velde、1976年5月22日- )は、アメリカ合衆国、イリノイ州のルモント出身の自転車競技選手。クリスチャン・ヴァンデヴェルデと表記する自転車競技関連情報誌、Webも少なくない。
経歴
[編集]1998年にUSポスタルサービスを契約を結んでプロ選手となるが、アシスト役に徹する機会が長らく続いたこともあってか、際立った戦績らしきものがなかった。
主要レースにおける勝利は、チームCSC在籍当時の2006年、UCIヨーロッパツアーの2.HCクラスのレースである、ツール・ド・ルクセンブルクで総合優勝、また2007年のチームタイムトライアル・アイントホーフェンで優勝したチームCSCの一員だったという程度だった。
2008年、プロフェッショナルコンチネンタルチームである、スリップストリーム(現、ガーミン・サーヴェロ)に移籍してから開花。
- 2月に行われたツアー・オブ・カリフォルニアでは総合3位。
- ジロ・デ・イタリアでは、最終総合順位こそ52位だったが、第1ステージのチームタイムトライアルでスリップストリームが勝利したことにより、同ステージ終了後にマリア・ローザを手中にした。
- ツール・ド・フランスでは、ジロでのマニュス・バクステットに代わってエースナンバーとなり、またその期待に応える走りを見せた。第4ステージの個人タイムトライアル終了後に総合6位に浮上。第6ステージ終了後には同4位に浮上し、さらにピレネー越えステージが終了した第10ステージでは、首位のカデル・エヴァンスに38秒差の総合3位に浮上した。アルプス越えステージではアシスト陣の脆弱さから苦戦を強いられたものの、大きく総合順位を落とすことなく、ラルプ・デュエズがゴールの第17ステージ終了時点でも総合6位に止まり、第20ステージの個人タイムトライアルではエヴァンス、デニス・メンショフ、さらに総合首位のカルロス・サストレらを上回る区間4位に入り、総合5位に浮上した。
- ツアー・オブ・ミズーリの総合優勝。
- ツール・ド・フランスでもチームリーダーとして出場。ステージの途中で、チームメイトのブラッドリー・ウィギンスのサポートに回るケースが見られたが、総合8位に入った。
- USAプロ・サイクリング・チャレンジ総合優勝。
- 10月10日、過去にドーピングを行っていた事を認め、全米アンチドーピング機関(USADA)は9月9日から6ヶ月の出場停止と2004年6月4日~2006年4月31の成績の剥奪処分を下した[1]。
グランツールにおける総合成績
[編集]- 1999年 : 85位
- 2001年 : 途中棄権
- 2004年 : 56位
- 2006年 : 24位
- 2007年 : 25位
- 2008年 : 5位
- 2009年 : 8位
- 2011年 : 17位
- 2012年 : 59位
脚注
[編集]- ^ USADAの公式声明 成績剥奪期間は"Appendix AA"を参照のこと。
外部リンク
[編集]- www.christianvandevelde.com(英語)
- クリスティアン・ヴァンデヴェルデ - サイクリングアーカイヴス