クリスティアーナ・ジレッリ
| ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
ユヴェントス所属時(2019年) | ||||||
名前 | ||||||
ラテン文字 | Cristiana Girelli | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | イタリア | |||||
生年月日 | 1990年4月23日(34歳) | |||||
出身地 | ガヴァルド | |||||
身長 | 174cm | |||||
選手情報 | ||||||
在籍チーム | ユヴェントスFC | |||||
ポジション | FW | |||||
背番号 | 10 | |||||
ユース | ||||||
リガモンティ・ヌヴォレーラ | ||||||
2004-2005 | バルドリーノ・ヴェローナ | |||||
クラブ1 | ||||||
年 | クラブ | 出場 | (得点) | |||
2005-2013 | バルドリーノ・ヴェローナ | 154 | (68) | |||
2013-2018 | ブレシア | 119 | (99) | |||
2018- | ユヴェントス | 96 | (73) | |||
代表歴2 | ||||||
2012- | イタリア | 103 | (53) | |||
1. 国内リーグ戦に限る。2023年6月30日現在。 2. 2023年6月30日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
クリスティアーナ・ジレッリ(Cristiana Girelli, 1990年4月23日 - )は、イタリア・ガヴァルド出身の女子サッカー選手。イタリア女子代表。ユヴェントスFC所属。ポジションはフォワード。
経歴
[編集]クラブ
[編集]1990年4月23日、イタリア・ロンバルディア州ガヴァルドに生まれ、ヌヴォレーラで育った。薬剤師である父親が会長を務めていたリガモンティ・ヌヴォレーラでサッカーを始め、そこで14歳まで男子と共に練習していた。2004年にはバルドリーノ・ヴェローナに加入すると、2005年11月5日に15歳でセリエAにデビュー。翌2006年5月1日には初得点を決めた。デビューシーズンを7試合1得点で終えると、翌シーズンはさらに出場機会を増やし、初のセリエAのタイトルを獲得した[1]。大学は薬学を専攻したのち生物工学に転向したが、サッカーに専念するために退学[2]。バルドリーノ・ヴェローナでは2013年に退団するまで、3度のスクデットやコッパ・イタリアなどのタイトルを獲得した。
2013年の夏、ブレシアに加入した。在籍した5年間の内、初年度の2013-14シーズンと2015-16シーズンにスクデットを獲得。最終年度の2017-18シーズンにはキャプテンを務めた[3]。
2018年7月、前年度のセリエA覇者であるユヴェントスに加入した[4]。初年度にチームはセリエAを再び制すると、以降も2021-22シーズンまで連続でスクデットを獲得。ジレッリ自身も2019-20シーズンに初の得点王に輝き、続く翌シーズンも同タイトルを獲得した。2023年2月11日のフィオレンティーナとの試合で挙げたゴールによって、ユヴェントス女子において初の公式戦で100得点を達成した選手となった[5]。
代表
[編集]2013年3月6日、ニコシアで行われたキプロス・カップ2013グループステージのイングランド代表との試合でイタリア代表にデビューした[6]。
イタリアにとって20年振りのFIFA女子ワールドカップとなった2019年フランス大会では、グループステージ2戦目のジャマイカ代表との試合でハットトリックを達成し5-0の勝利に貢献[7]。チームもグループステージを首位で突破、続く決勝トーナメント1回戦では中国代表を破り、1991年大会以来となるベスト8にまで進出した。
人物
[編集]- アレッサンドロ・デル・ピエロがアイドルであり、腕には「10」と描かれたタトゥーが彫られている[8]。また、インタビューではお気に入りの女子サッカー選手としてドイツのジェニファー・マロジャンの名を挙げた[2]。
- 料理と読書が趣味で、好きな作家としてマルガレート・マッツァンティーニとマッシモ・グラメッリーニが挙げられている[8]。
- 歌手のラウラ・パウジーニのファンであり、2021年にサンレモ音楽祭にゲスト出演したときに共演を果たした[9]。
タイトル
[編集]クラブ
[編集]- バルドリーノ・ヴェローナ
- セリエA:3回(2006-07, 2007-08, 2008-09)
- コッパ・イタリア:3回(2005-06, 2006-07, 2008-09)
- スーペルコッパ・イタリアーナ:3回(2005, 2007, 2008)
- ブレシア
- セリエA:2回(2013-14, 2015-16)
- コッパ・イタリア:2回(2014-15, 2015-16)
- スーペルコッパ・イタリアーナ:4回(2014, 2015, 2016, 2017)
- ユヴェントス
- セリエA:4回(2018-19, 2019-20, 2020-21, 2021-22)
- コッパ・イタリア:3回(2018-19, 2021-22, 2022-23)
- スーペルコッパ・イタリアーナ:3回(2019, 2020, 2021)
個人
[編集]- セリエA得点王:2回(2019-20, 2020-21)
- アルガルヴェ・カップ得点王:1回(2020)
- グラン・ガラ・デル・カルチョ
- 年間最優秀女子サッカー選手:2回(2020, 2021)
- 女子年間ベスト11:2回(2020, 2021)
- パッローネ・アッズッロ
- 最優秀女子サッカー選手:2021
- イタリアサッカー殿堂:2022
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Chi è Cristiana Girelli: la bomber bresciana che ci ha regalato gli ottavi” (イタリア語). Open.online (2019年6月15日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ a b “CRISTIANA GIRELLI SI RACCONTA AD ADOTTAUNRAGAZZO” (イタリア語). AdottaUnRagazzo. 2023年7月22日閲覧。
- ^ “Anno zero per il Brescia: dopo la turbolenta estate, parte la nuova stagione tra importanti conferme e tanti nuovi volti” (イタリア語). L football (2017年8月30日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “CRISTIANA GIRELLI È BIANCONERA!” (イタリア語). Juventus (2018年7月2日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “WOMEN GIRELLI NELLA STORIA. È LA PRIMA A SEGNARE 100 GOL CON LA JUVENTUS!” (イタリア語). Juventus (2023年2月11日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “CRISTIANA GIRELLI: BOMBER DI RAZZA, LEADER PREDESTINATA” (イタリア語). DAZN (2022年3月4日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “E’ un’Italia da sballo! Cinquina alla Giamaica, le Azzurre volano agli Ottavi del Mondiale” (イタリア語). FIGC (2019年6月14日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ a b “Girelli a Sanremo porta il calcio femminile sul palco dell’Ariston” (イタリア語). Corriere della Sera (2021年3月4日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “Girelli a Sanremo: “Ora tutti sanno che c’è anche un’altra Nazionale da tifare”” (イタリア語). FIGC (2021年3月4日). 2023年7月22日閲覧。
外部リンク
[編集]- クリスティアーナ・ジレッリ - Soccerway.com
- クリスティアーナ・ジレッリ - FootballDatabase.eu
- クリスティアーナ・ジレッリ - WorldFootball.net
- クリスティアーナ・ジレッリ - FIFA主催大会成績
- クリスティアーナ・ジレッリ - UEFA
- クリスティアーナ・ジレッリ - レキップ