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クリス・パームリー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クリス・パームリー
Chris Parmelee
ボルチモア・オリオールズ時代
(2015年6月16日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロングビーチ
生年月日 (1988-02-24) 1988年2月24日(36歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 外野手一塁手
プロ入り 2006年 MLBドラフト1巡目(全体20位)でミネソタ・ツインズから指名
初出場 2011年9月6日
年俸 $507,500(2015年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

クリストファー・マシュー・パームリーChristopher "Chris" Matthew Parmelee , 1988年2月24日 - )は、 アメリカ合衆国カリフォルニア州ロサンゼルス郡ロングビーチ出身の元プロ野球選手外野手または一塁手)。左投左打。

経歴

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プロ入りとツインズ時代

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ミネソタ・ツインズ時代
(2013年4月6日)

2006年MLBドラフト1巡目(全体20位)でミネソタ・ツインズから指名され、6月22日に契約。ドラフト当時はパワーヒッターという触れ込みだったが[2]、プロ入り後の成績は中距離タイプである[3]。契約後は傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ツインズで45試合に出場し、打率.279・8本塁打・32打点・3盗塁だった。8月にA級ベロイト・スナッパーズ英語版へ昇格。11試合に出場し、打率.227・2打点だった。

2007年はA級ベロイトで128試合に出場し、打率.239・15本塁打・70打点・8盗塁だった。

2008年はA級ベロイトで69試合に出場し、打率.239・14本塁打・49打点・13盗塁だった。

2009年はA+級フォートマイヤーズ・ミラクルで123試合に出場し、打率.258・16本塁打・73打点・2盗塁だった。

2010年はA+級フォートマイヤーズとAA級ニューブリテン・ロックキャッツでプレー。AA級ニューブリテンでは111試合に出場し、打率.275・6本塁打・44打点・3盗塁だった。オフの11月19日にツインズとメジャー契約を結び[4]40人枠入りを果たした。

2011年2月26日にツインズと1年契約に合意[5]3月14日にAA級ニューブリテンへ異動した[6]。開幕後はAA級ニューブリテンで142試合に出場し、打率.287・13本塁打・83打点だった。9月6日にメジャーへ昇格し[7]、同日のシカゴ・ホワイトソックス戦でメジャーデビュー。3番・一塁で先発起用され、初打席でジェイク・ピービーからメジャー初安打を放った。この日は4打数2安打1三振だった。その後は正一塁手として固定され、21試合に出場。打率.355・4本塁打・14打点だった。

2012年は開幕ロースター入りを果たし、開幕から一塁手として先発起用されていたが、27試合の出場で打率.179と結果を残せず、5月15日ジャスティン・モルノーが故障から復帰したため、AAA級ロチェスター・レッドウイングスへ降格[8]。AAA級ロチェスターでは15試合に出場し、打率.375・4本塁打・12打点と活躍。6月7日に再昇格した[9]。昇格後は23試合に出場したが、正一塁手のモルノーからポジションは奪えず、7月5日にAAA級ロチェスターへ降格[10]7月21日にモルノーが父親産休リスト入りしたため、メジャーへ昇格[11]。2試合に出場し、7月23日にモルノーが復帰したため、再びAAA級ロチェスターへ降格した[12]8月29日に再昇格[13]後は一塁の他に右翼手として起用された。この年は64試合に出場し、打率.229・5本塁打・19打点だった。

2013年は前年オフに正右翼手のベン・リビアフィラデルフィア・フィリーズへ移籍したため、開幕から正右翼手として起用された。開幕後は83試合に出場したが、打率は.223まで落ち込み、7月14日にAAA級ロチェスターへ降格した[14]。その後、9月8日に再昇格した[15]8月31日にモルノーがピッツバーグ・パイレーツへ移籍したこともあり、昇格後は主に一塁手として起用された。この年は自己最多の101試合に出場し、打率.228・8本塁打・24打点・1盗塁だった。

2014年2月28日にツインズと1年契約に合意した[16]が、3月27日に40人枠を外れ、AAA級ロチェスターへ降格した[17]。降格後はAAA級ロチェスターで32試合に出場し、打率.305・7本塁打・23打点と結果を残し、5月9日にツインズとメジャー契約を結んだ[18]。この年からジョー・マウアーが一塁に転向し、開幕から右翼に起用されていたオズワルド・アルシアが故障で離脱していたため、契約後は右翼手として起用された。5月25日にアルシアが復帰し、その後は定位置を確保することができないままシーズンを終えた。この年は87試合に出場し、打率.256・7本塁打・28打点だった。オフの12月13日DFAとなり[19]12月23日にAAA級ロチェスターへ降格した。

オリオールズ時代

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2015年1月26日ボルチモア・オリオールズとマイナー契約を結んだ。開幕は傘下のAAA級ノーフォーク・タイズで迎え、6月16日にメジャー契約を結んだ。オリオールズでのデビュー戦となった同日のフィラデルフィア・フィリーズ戦で6打数3安打でうち2本塁打3打点と打棒が爆発。また、この試合でチームは歴代球団記録の1試合8本塁打を記録し、19 - 3で大勝した[20]7月31日ジェラルド・パーラの加入に伴ってDFAとなり[21]8月8日にAAA級ノーフォークへ降格した。8月14日に前腕の骨折で故障者リストに入った。10月8日FAとなった[22]

ヤンキース時代

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2016年2月23日ニューヨーク・ヤンキースとマイナー契約を結び、同年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[23][22]。開幕は傘下のAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースで迎えた。6月4日マーク・テシェイラの15日間の故障者リスト入りに伴い、メジャー契約を結んで25人枠入りした[24]。昇格後は6月8日ロサンゼルス・エンゼルス戦で2本塁打する活躍もあった[25]が、10日に右足のハムストリングを痛めて15日間の故障者リスト入りした[26]8月13日に復帰したが、同日中に40人枠を外れる形でAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ配属された。10月5日にFAとなった[22]

アスレチックス傘下時代

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2016年11月19日オークランド・アスレチックスとマイナー契約を結び、2017年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[22]

2017年の開幕をAAA級ナッシュビル・サウンズで迎えたが、その後もメジャー昇格はなく、7月13日に自由契約となった[22]

マーリンズ傘下時代

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2017年7月26日マイアミ・マーリンズとマイナー契約を結び、傘下のAAA級ニューオーリンズ・ベビーケークスに配属された[22]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2011 MIN 21 88 76 8 27 6 0 4 45 14 0 0 0 0 12 0 0 13 3 .355 .443 .592 1.035
2012 64 210 192 18 44 10 2 5 73 20 0 0 0 1 13 1 4 52 4 .229 .290 .380 .671
2013 101 333 294 21 67 13 0 8 104 24 1 1 0 3 33 0 3 81 6 .228 .309 .354 .663
2014 87 270 250 27 64 11 0 7 96 28 0 3 0 1 17 0 2 64 7 .256 .307 .384 .691
2015 BAL 32 102 97 11 21 7 1 4 42 9 0 1 0 0 4 0 1 26 1 .216 .255 .433 .688
2016 NYY 6 8 8 4 4 1 0 2 11 4 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .500 .500 1.375 1.875
通算:6年 311 1011 917 89 227 48 3 30 371 98 1 5 0 5 79 1 10 239 21 .248 .313 .405 .717

背番号

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  • 64(2011年)
  • 27(2012年 - 2014年)
  • 41(2015年)
  • 26(2016年)

脚注

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  1. ^ Chris Parmelee Contract, Salary Cap Details & Breakdowns” (英語). 2016年2月24日閲覧。
  2. ^ Brad Weiss (2007年3月29日). “Scouting Twin Prospect #7: Chris Parmelee” (英語). Scout.com. 2016年2月24日閲覧。
  3. ^ Paul Hemmingsen (2012年3月31日). “2012 Minnesota Twins Prospects #10 Chris Parmelee” (英語). 2016年2月24日閲覧。
  4. ^ "Twins add four players to Major League roster" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 19 November 2010. 2016年2月24日閲覧
  5. ^ "Twins agree to terms with 21 players" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 26 February 2011. 2016年2月24日閲覧
  6. ^ "Twins Option Seven Players, Reassign Seven Others To Minor League Camp" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 14 March 2011. 2016年2月24日閲覧
  7. ^ "Twins to recall Benson and Parmelee from Double-A New Britain" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 5 September 2011. 2016年2月24日閲覧
  8. ^ "Twins to reinstate Morneau; Option Parmelee" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 16 May 2012. 2016年2月24日閲覧
  9. ^ "Twins To Recall Parmelee, Option De Vries" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 7 June 2012. 2016年2月24日閲覧
  10. ^ "Twins to select the contract of Sam Deduno" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 5 July 2012. 2016年2月24日閲覧
  11. ^ "Twins Place Morneau on Paternity List" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 21 July 2012. 2016年2月24日閲覧
  12. ^ "Twins to reinstate Morneau, option Parmelee" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 23 July 2012. 2016年2月24日閲覧
  13. ^ "Twins recall Parmelee" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 29 August 2012. 2016年2月24日閲覧
  14. ^ "Twins option Arcia, Escobar and Parmelee to Triple-A" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 14 July 2013. 2016年2月24日閲覧
  15. ^ "Twins to make roster additions" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 8 September 2013. 2016年2月24日閲覧
  16. ^ "Twins agree to terms with all players on 40-man roster" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 28 February 2014. 2016年2月24日閲覧
  17. ^ "Twins make roster moves" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 27 March 2014. 2016年2月24日閲覧
  18. ^ "Twins reinstate Hicks from disabled list and select Parmelee" (Press release) (英語). MLB.com (Minnesota Twins). 9 March 2014. 2016年2月24日閲覧
  19. ^ Charlie Wilmoth (2014年12月13日). “Twins Designate Chris Parmelee For Assignment”. MLB.com Trade Rumors. 2016年2月24日閲覧。
  20. ^ Manny Machado, Chris Parmelee homer twice as O's win 8th of past 9
  21. ^ Mark Brown (2015年7月31日). “Orioles designate Chris Parmelee for assignment as Gerardo Parra reports”. Camden Chat / SB Nation. Vox Media, Inc. 2016年2月24日閲覧。
  22. ^ a b c d e f MLB公式プロフィール参照。2017年7月28日閲覧。
  23. ^ Bryan Hoch (22 February 2016). "Yankees add veteran bat Parmelee to mix" (Press release) (英語). MLB.com. 2016年2月24日閲覧
  24. ^ Mark Teixeira hits DL, Yankees (smartly?) pass on Nick Swisher, call up Chris Parmelee” (2016年6月4日). 2016年6月5日閲覧。
  25. ^ Dan Martin (2016年6月9日). “Chris Parmelee makes convincing case for more playing time” (英語). New York Post. 2016年8月18日閲覧。
  26. ^ Howie Kussoy (2016年6月10日). “Yankees just can’t stay healthy as Chris Parmelee goes down” (英語). New York Post. 2016年8月18日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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