クレイヴン・コテージ
クレイヴン・コテージ Craven Cottage | |
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施設情報 | |
所在地 | イングランド ロンドン フラム |
位置 | 北緯51度28分30秒 西経0度13分18秒 / 北緯51.47500度 西経0.22167度座標: 北緯51度28分30秒 西経0度13分18秒 / 北緯51.47500度 西経0.22167度 |
起工 | 1780年 (コテージとして) |
開場 | 1896年 (スタジアムとして) |
修繕 | 1972年、2004年 |
所有者 | フラムFC |
運用者 | 同上 |
グラウンド | 天然芝 |
ピッチサイズ | 100m × 65m |
設計者 | アーチボルド・リーチ |
使用チーム、大会 | |
フラムFC (1896年-2002年、2004年-) フラムWFC (2000年-2003年) | |
収容人員 | |
22,384人 | |
アクセス | |
#アクセスを参照。 |
クレイヴン・コテージ(Craven Cottage)は、ロンドン、テムズ川沿いのハマースミス・アンド・フラム・ロンドン特別区に存在するサッカー専用スタジアム。オープン当初からフラムFCがホームスタジアムとして利用している。収容客数は22,384人だが[1]>、2006年3月19日に行われた対チェルシーFC戦では22,486人の入場が記録された。
歴史
[編集]名称の由来となったコテージは1780年に第6代クレイヴン男爵ウィリアム・クレイヴンにより建設された。現在は住宅地が広がっているこの地区は、当時はアン・ブーリンが所有する猟場や森が存在していた。
この家屋は1888年に火事で失われ敷地は放棄されていた。
19世紀に現在のフラムFCの前身が誕生すると、チームはこの敷地でサッカーを競技できるように土地を整備した。土地の所有者には入場券の何割かが物納で払われていた。チケットが残る最初の試合は1886年10月10日の対ミネルヴァ戦である。観客席もすぐに設けられ、煉瓦の色からオレンジ・ボックスと称された。
これらは仮設備であったが、ロンドン・シティ・カウンシルは安全性に懸念を覚え、スタジアムを閉鎖しようとした。1905年に裁判が行われ、チームが建築家アーチボルド・リーチの設計による新スタジアムを建設することで和解された。赤煉瓦を用いたスタジアムは15,000ポンドかけて建設された。スタジアムは現在指定建造物 (listed buildings) に指定されている。
2002年から2年間全面的な改修工事が施され、その間は当時下部リーグのFAディビジョン2(3部相当)に所属していたクイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)のホームスタジアムであるロフタス・ロードを暫定本拠地として使用した。
施設概要
[編集]- スタンド
- 北スタンド (ハマースミス・スタンド)
- 南スタンド (パトニー・スタンド)
- 西スタンド (リバーサイド・スタンド)
- 東スタンド (ジョニー・ヘインズ・スタンド)
アクセス
[編集]スタジアムはロンドンのフラム地区、キングス・ロードがテムズ川を渡るパットニー橋の北詰近くの川沿いに位置する。最寄り駅はロンドン地下鉄のパットニー・ブリッジ駅(1kmほど)。
入場者数
[編集]平均入場者数
[編集]- 2007-2008: 22,658 人(プレミアリーグ)
- 2006-2007: 22,279 人(プレミアリーグ)
- 2005-2006: 20,606 人(プレミアリーグ)
- 2004-2005: 19,838 人(プレミアリーグ)
- 2003-2004: 16,342 人(プレミアリーグ)
- 2002-2003: 16,707 人(プレミアリーグ)
最多入場者数
[編集]- 49,335人 ミルウォールFC戦, 1938年10月8日(ディヴィジョン2)
脚注
[編集]- ^ “Premier League Handbook 2020/21”. Premier League. p. 18. 12 April 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。12 April 2021閲覧。