グオル・マリアル
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2012年ロンドンオリンピックマラソン競技 | ||||
選手情報 | ||||
フルネーム | グオル・マリアル | |||
国籍 | 南スーダン | |||
種目 | 長距離走 | |||
生年月日 | 1984年4月15日(40歳) | |||
生誕地 | スーダン(現 南スーダン)、ユニティ州パンリエン郡 | |||
居住地 | アメリカ合衆国 アリゾナ州ココニノ郡フラッグスタッフ市 | |||
身長 | 180cm | |||
体重 | 60kg | |||
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グオル・マリアル(Guor Marial、1984年4月15日[1] - )は、陸上選手。民族はディンカ族で、出身地はスーダン(現在は南スーダン領)ユニティ州パンリエン郡である。
第二次スーダン内戦中の難民キャンプから脱走した。紛争中に彼の親族は28人が命を落としており、20年ほど彼は親族と会っていない[2]。
2001年頃にアメリカに渡り、難民として永住権を獲得した。2011年10月のマラソンで2時間14分32秒の五輪参加標準記録を突破した。アイオワ州上院議員らの支援により、無国籍の彼は、IOCより、独立参加選手団としてロンドンオリンピック出場権が認められた[3]。当初はアメリカ代表で参加する予定だったが、無国籍という理由で叶わず、逆にIOCからスーダン代表として参加するよう打診された。しかし、第2次スーダン内戦で親族を殺された経緯からスーダンでの出場を拒否している[4]。 ロンドンオリンピックのマラソンでは47位となった[5]。
後に、南スーダンオリンピック委員会が設立・加盟されたことにより、南スーダン選手団から2016年リオデジャネイロオリンピックに出場することとなった。開会式では旗手を務めた。
脚注
[編集]- ^ Guor Marial - Athletics - Olympic Athlete London 2012
- ^ “オリンピック 自分代表のマラソン選手”. ロシアの声 (2012年8月13日). 2012年9月20日閲覧。
- ^ “マリアル“無国籍”で五輪出場へ”. サンケイスポーツ (2012年7月21日). 2012年9月20日閲覧。
- ^ “The Marathoner Without a Country”. ニューヨーク・タイムズ(電子版) (2012年7月20日). 2012年9月28日閲覧。
- ^ “「難民への理解」訴える 南スーダン出身のランナー”. 産経新聞 (2012年8月12日). 2012年9月20日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- グオル・マリアル - ワールドアスレティックスのプロフィール