グスタフ・グーギッツ
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グスタフ・グーギッツ(Gustav Gugitz、1874年4月9日 - 1964年3月3日)は、オーストリアの民俗学者、郷土史家、ウィーン文化史家、巡礼研究家。
来歴・人物
[編集]ウィーンに生れ、ウィーン大学で演劇学を学んだ。ケルンテン州の素封家の家系で余裕があったため、市井の学者としてウィーン文化誌・史と巡礼地などの宗教民俗学の研究に専念した。第一次世界大戦後のインフレで家産を失い、後半生は古書店を営み、また図書館司書となった。ウィーン学とも言うべき分野を開拓し、生前に刊行された著作は370冊を超える。また巡礼研究では、美術史のデヒーオと近似した事典形式で、オーストリア全域の1000カ所を超える巡礼地について基本データをまとめた。 1964年にウィーンで亡くなった。