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グッビオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
グッビオ
Gubbio
グッビオの風景
グッビオの紋章
紋章
行政
イタリアの旗 イタリア
ウンブリア州の旗 ウンブリア
県/大都市 ペルージャ
CAP(郵便番号) 06024, 06020
市外局番 075
ISTATコード 054024
識別コード E256
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
公式サイト リンク
人口
人口 30358 人 (2024-01-01 [1])
人口密度 57.8 人/km2
文化
住民の呼称 eugubini
守護聖人 Sant'Ubaldo
祝祭日 5月16日
地理
座標 北緯43度21分06.44秒 東経12度34分38.16秒 / 北緯43.3517889度 東経12.5772667度 / 43.3517889; 12.5772667座標: 北緯43度21分06.44秒 東経12度34分38.16秒 / 北緯43.3517889度 東経12.5772667度 / 43.3517889; 12.5772667
標高 522 (244 - 1020)[2] m
面積 525.08 [3] km2
グッビオの位置(イタリア内)
グッビオ
グッビオの位置
ペルージャ県におけるコムーネの領域
ペルージャ県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
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グッビオ: Gubbio)は、イタリア共和国ウンブリア州ペルージャ県にある、人口約30,000人の基礎自治体コムーネ)。

概要

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グッビオはペルージャの北東、インジノ山の斜面に位置する[4][5]

中生代末の大量絶滅に関し、1977年にこの地域近傍で見られる「魚粘土」と呼ばれる地層の中から高濃度のイリジウムを含む粘土層(K-T境界)がウォルター・アルヴァレスにより発見され、隕石落下を原因とする仮説が提唱されるきっかけとなったことでも知られる。経緯およびこの説の詳細については、K-T境界およびチクシュルーブ・クレーターの項を参照されたい。

古代においてグッビオはウンブリアの中心都市であり、ラテン語ではイグウィウム(Iguvium)、中世ラテン語ではエウグビウム(Eugubium)と呼ばれた[4]。中世では重要な都市であり、1387年にはウルビーノ公国モンテフェルトロ家支配下にはいった[4]。この時代のグッビオはマヨリカ焼きの主要な産地として知られた[4]。1624年からは教皇領となった[4]

数多くの歴史的な石造建築物が残る[5]。もっとも有名なものとして1332-1346年に建てられたゴシック建築の建物であるコンソリ宮 (Palazzo dei Consoliがある[4]

毎年5月15日には町の守護聖人である聖ウバルド (Ubaldの祭りである「ろうそく祭り」 (Festa dei Ceriが開かれる[5]

冬場、街に面したインジノ山の山腹に電飾を使って描かれるクリスマスツリー (Mount Ingino Christmas Treeは、高さは約650メートル、幅は350メートルの大きさで、2021年現在、ギネスブックに世界最大のクリスマスツリーとして登録されている[6][5]

小惑星(4860) Gubbioはグッビオに因んで命名された[7]

地理

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位置・広がり

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隣接コムーネ

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隣接するコムーネは以下の通り。括弧内のPUはペーザロ・エ・ウルビーノ県所属を示す。

気候分類・地震分類

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グッビオにおけるイタリアの気候分類 (itおよび度日は、zona E, 2357 GGである[8]。 また、イタリアの地震リスク階級 (itでは、zona 2 (sismicità media) に分類される[9]

行政

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分離集落

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グッビオには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Belardello, Bellugello, Belvedere, Birello, Biscina, Borgo Torre, Branca, Caibelli, Caicambiucci, Caimariotti, Caisabatini, Camporeggiano, Canalecce, Carbonesca, Carestello, Carpiano, Casacce, Casamorcia, Casanova di Torre, Case Colle, Case Fontarcano, Case Mocaiana, Case Monteleto, Case Santa Maria Maddalena, Case Sant'Erasmo, Case Vignoli, Cima San Benedetto, Cipolleto, Colombara, Colonnata, Colpalombo, Corraduccio, Decima, Febino Casacce, Ferratelle, Fontanelle, Fonte Cese, Fonte della Salsa, Ghigiano, Goregge, Intonacato Basso, Lastreto, Le Trosciacce, Loreto Basso, Madonna del Ponte, Mengara, Mocaiana, Molino di Camporeggiano, Montanaldo, Monteleto, Montelovesco, Monteluiano, Morena, Murcie, Nerbisci, Nogna, Padule, Padule - San Marco, Palazzaccio, Petazzano, Petroia, Piaggiola, Pian Grande, Piccola Piaggiola, Pieve di Agnano, Pisciano, Ponte D'Assi, Raggio, Raggioli, Ritirata, Salia, Salia Parrocchia, San Bartolo, San Bartolomeo, San Bartolomeo di Burano, San Benedetto Vecchio, Santa Maria di Burano, San Cristoforo Basso, San Marco, San Martino in Colle, Santa Cristina, Santa Margherita di Burano, Sant'Ubaldo, San Vittorino, Scritto, Semonte, Semonte Castello, Serrabrunamonti, Sorbo, Spaccio Monteluiano, Spada, Stazione di Camporeggiano, Stazione di Padule, Torre Calzolari, Torre dell'Olmo, Troppola, Valderchia, Valdichiascio, Vallingegno, Venata, Vignoli, Villamagna, Zangolo, Zappacenere

スポーツ

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サッカー

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プロサッカークラブであるASグッビオ1910の本拠である。2017-18シーズンはセリエC(3部リーグ)に属している。

姉妹都市

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関連項目

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脚注

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  1. ^ Popolazione residente per sesso, età e stato civile al 1° gennaio 2024” (イタリア語). 国立統計研究所(ISTAT). 2024年5月25日閲覧。メニューでVista per singola areaを選択。Anno:2024, Ripartizione:Centro, Regione:Umbria, Provincia:Perugia, Comune:Gubbio を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Perugia (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年9月20日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Perugia (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年9月20日閲覧。
  4. ^ a b c d e f Gubbio』Porto d'Italiahttp://www.italia.gr.jp/citta/umbria/gubbio.html 
  5. ^ a b c d 【グッビオ(GUBBIO)】陶器と世界一大きなクリスマスツリーの街』イタリアで暮らそう、2023年8月23日https://italia.viverein.net/viaggio/umbria/gubbio/ 
  6. ^ ウンブリア州の冬の愉しみ・イベント”. イタリア政府観光局 (2022年11月24日). 2022年11月28日閲覧。
  7. ^ (4860) Gubbio = 1980 RB4 = 1980 RG5 = 1987 EP”. 2022年7月11日閲覧。
  8. ^ Tabella dei gradi/giorno dei Comuni italiani raggruppati per Regione e Provincia”. 新技術エネルギー環境局(ENEA) (2011年3月1日). 2017年1月1日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年9月20日閲覧。
  9. ^ classificazione sismica aggiornata al aprile 2023” (xls). https://rischi.protezionecivile.gov.it/it/sismico/attivita/classificazione-sismica/. イタリア市民保護局. 2023年12月16日閲覧。

外部リンク

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