グルコース-1-リン酸
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グルコース-1-リン酸(構造式は共役塩基) | |
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識別情報 | |
CAS登録番号 | 59-56-3 |
PubChem | 65533 |
MeSH | glucose-1-phosphate |
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特性 | |
化学式 | C6H13O9P |
モル質量 | 260.14 g mol−1 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
グルコース-1-リン酸(グルコース-1-リンさん、glucose-1-phosphate、G1P)は、1位炭素上のヒドロキシ基がリン酸化されたグルコース誘導体である。コリエステル(cori ester)とも言う。
反応
[編集]異化作用
[編集]グリコーゲン分解では、グリコーゲンホスホリラーゼの作用によってグリコーゲン分子から直接切り出される。
細胞内で使用するために、ホスホグルコムターゼの作用によってG1Pはまずグルコース-6-リン酸に変換される。グリコーゲン分解の際にグルコースではなくG1Pが切り出されてくる理由の一つは、リン酸化されたグルコースは極性が大きくなり、細胞膜を通過できなくなるためである。
同化作用
[編集]グリコーゲン合成では、G1PはUDP-グルコースホスホリラーゼの作用により、ウリジン三リン酸(UTP)と反応してUDP-グルコースとなる。この物質はグリコーゲン合成反応に使われ、再びグリコーゲンに取り込まれる。
関連項目
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