グレンキンチー蒸溜所
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グレンキンチー蒸溜所 | |
地域:ローランド | |
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所在地 | イースト・ロージアン |
所有者 | ディアジオ |
創設 | 1837年 |
創設者 |
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現況 | 稼働中 |
生産量 | 2,700,000リットル |
12年 | |
種類 | シングルモルト |
熟成期間 | 12年 |
樽の種類 | オーク |
度数 | 43% |
ディスティラーズエディション | |
種類 | シングルモルト |
樽の種類 | シェリー |
度数 | 43% |
24年 | |
種類 | シングルモルト |
熟成期間 | 24年 |
樽の種類 |
|
度数 | 57.2% |
グレンキンチー蒸溜所(Glenkinchie Distillery)はスコットランドのイースト・ロージアンにあるシングルモルト・スコッチ・ウイスキーの蒸留所。オーナーはディアジオ。現存する6箇所のローランド・モルト蒸留所のひとつである[1]。
歴史
[編集]蒸留所はその名が示すとおり、キンチー川沿いのグレン[注釈 1]に位置する。エディンバラから約24km、イースト・ロージアンのペンケイトランドに近い農地である。「キンチー」という言葉はかつての領主の名「ド・クインシー」が変化したものである。蒸留所の起源はレイト兄弟が設立した1825年頃であり、正確な資料はないものの1837年にグレンキンチー蒸留所と名乗る以前はミルトン蒸留所であったと思われる[2]。1853年、兄弟は破産し蒸留所は製材所に転用された。
1881年、ブレンデッド・ウイスキーの需要増に着目したエディンバラの投資家たちが蒸留所を再建、ジェームズ・グレイ少佐指揮の下ウイスキー生産が開始された[3]。
1969年、モルティングを停止し、モルト製造フロアはモルトウイスキー博物館に転用された。
1989年、ユナイテッド・ディスティラーズがクラシック・モルツ・オブ・スコットランドのセットに加えて宣伝するまで、グレンキンチーの名はほとんど忘れ去られていた。
2013年、グレンキンチー12年がワールド・ウイスキー・アワードのベスト・ローランド・シングルモルトに選ばれた[4]。
関連項目
[編集]注釈/脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ ゲール語で「谷」の意。
脚注
[編集]- ^ “The Whisky Barrel — Lowland Malts”. TheWhiskyBarrel.com. 8 January 2009時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年12月24日閲覧。
- ^ “Tour of Glenkinchie Whisky Distillery”. Edinbug. 15 September 2015閲覧。
- ^ “Glenkinchie Distillery”. ScotchWhisky.com. 6 June 2016閲覧。
- ^ “World Whiskies Awards 2013”. Whisky Magazine. www.whiskymag.com. 2013年5月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年8月13日閲覧。