KTタンストール
KTタンストール | |
---|---|
(2023年撮影) | |
基本情報 | |
出生名 | ケイト・ヴィクトリア・タンストール |
生誕 |
1975年6月23日(49歳) スコットランド エディンバラ |
出身地 | スコットランド ファイフ州セント・アンドルーズ |
ジャンル | |
職業 | シンガーソングライター |
担当楽器 | |
活動期間 | 2000年 - |
レーベル | |
共同作業者 | |
公式サイト | KTタンストール 公式サイト |
ケイト・ヴィクトリア・タンストール(英語: Kate Victoria Tunstall、1975年6月23日 - )は、KTタンストール[注釈 1](英語: KT Tunstall[5][6])の名で知られるスコットランドのシンガーソングライター。
来歴
[編集]生い立ち
[編集]スコットランド首都エディンバラ生まれ。実父はアイルランド人、実母はスコットランド人と中国人のハーフ。生後間もなく養子に出され、物理学者の義父と教師の義母の下で、ファイフ州セント・アンドルーズで育った。
4歳よりピアノを弾き始め、後に他の楽器の演奏についても学んだ[7][8]。
高校時代にはコネチカット州・ケントのケント・スクールに留学していたこともある。1996年にロイヤル・ホロウェイで学士を取得し、2011年には名誉学位を取得した。
音楽活動
[編集]2004年にデビュー・アルバム『アイ・トゥ・ザ・テレスコープ』(Eye to the Telescope)を発売。同作の収録曲「Suddenly I See」は映画『プラダを着た悪魔』やドラマ「アグリー・ベティ」の主題歌に起用された。
2006年、ブリット・アワードで最優秀女性ソロアーティストに選ばれる[9]。
2007年、「Black Horse And The Cherry Tree」が第49回グラミー賞で最優秀女性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンスにノミネートされた[10]
2024年、アイヴァー・ノヴェロ賞でアウトスタンディング・ソング・コレクション賞を受賞[11]。アイヴァー・ノヴェロ賞での受賞は2度目。
音楽性
[編集]一人で全て演奏し、一人で歌うという独特なスタイルが特徴。演奏形態としては、ギターのクラッキングの音や、タンバリンの音を演奏前に録音し、リズムを取る。AKAIのループペダルを使用。
日本のアーティストにも楽曲提供経験がある。2006年にはYUKIに「バースディ」「ユメミテイタイ」(アルバム『Wave』収録)、2007年には二千花に「Barbie」(シングル『エーデルワイス』収録)を、それぞれ楽曲提供をしている。
私生活
[編集]2008年9月6日にスカイ島にて、バックバンドのドラマー、ルーク・バレンと結婚し[12]、2013年に離婚した。
ディスコグラフィ
[編集]アルバム
[編集]- 『アイ・トゥ・ザ・テレスコープ』 - Eye to the Telescope (2004年)
- 『ドラスティック・ファンタスティック』 - Drastic Fantastic (2007年)
- 『タイガー・スーツ』 - Tiger Suit (2010年)
- 『見えざる帝国 // 三日月』 - Invisible Empire // Crescent Moon (2013年)
- 『KIN』 - KIN (2016年)
- 『WAX』 - WAX (2018年)
- 『Nut』 - Nut (2022年)
【連名作品】
- スージー・クアトロ & KTタンストール - Face To Face (2023)
コンピレーション・アルバム
[編集]- KT Tunstall's Acoustic Extravaganza (2006年)
- KT Tunstall's Acoustic Extravaganza 2 (2017年)
ライブ・アルバム
[編集]- Live from SoHo (2008年)
- Energy Live Session: KT Tunstall (2010年)
- Live at the Wiltern (2011年)
- Live in London March 2011 (2011年)
- Live Islington Assembly Hall (2013年)
- Live at O2 Shepherds Bush Empire (2016年)
シングル
[編集]- "Throw Me a Rope" (2004年)
- "Black Horse and the Cherry Tree" (2005年)
- "Other Side of the World" (2005年)
- "Suddenly I See" (2005年)
- "Under the Weather" (2005年)
- "Another Place to Fall" (2006年)
- "Hold On" (2007年)
- "Saving My Face" (2007年)
- "If Only" (2008年)
- "Fade Like a Shadow" (2010年)
- "(Still a) Weirdo" (2010年)
- "Glamour Puss" (2010年)
- "Feel It All" (2013年)
- "Invisible Empire" (2013年)
- "Made of Glass" (2013年)
- "Come On, Get In" (2013年)
- "Evil Eye" (2016年)
- "Maybe It's a Good Thing" (2016年)
- "Hard Girls" (2016年)
- "Love is an Ocean" (2016年)
- "It Took Me So Long to Get Here, But Here I Am" (2016年)
- "The River" (2018年)
- "Human Being" (2018年)
- "The River" (2018年)
- "Little Red Thread" (2019年)
- "Canyons" (2022年)
- "I Am the Pilot" (2022年)
- "Private Eyes" (2022年)
【連名作品】
- "Two Way" (2017年) - featuring ジェームズ・ベイ
- "Caledonia" (2021年) - featuring アラン・カミング
- "Shine a Light" (2023年) - スージー・クアトロ
レコーディング参加
[編集]- テイク・ラヴ Take Love (2023年) - ギルバート・オサリバンのオリジナルアルバム「ドリヴン」に収録。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 「ケイティー・タンストール」の表記もある。
出典
[編集]- ^ a b c Apar, Corey. KT Tunstall | Biography & History - オールミュージック. 2021年1月3日閲覧。
- ^ “The triumphant return of a folk-rock icon: KT Tunstall”. I:M (Inter:Mission). (2016年10月26日) 2021年1月3日閲覧。
- ^ “KT TUNSTALL booking - Rock Music Artists - Corporate Event Booking Agent”. Delafont.com. 2018年11月15日閲覧。
- ^ “KT Tunstall's new album reveals dark side”. Daily Campus (2010年10月7日). 2014年2月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月15日閲覧。
- ^ McNeish, Cameron (2014年7月2日). “KT Tunstall | Luck Is Being Ready”. The Scots Magazine (D.C. Thomson & Co. Ltd.) 2018年11月15日閲覧。
- ^ McLean, Craig (2010年9月14日). “KT Tunstall interview”. The Telegraph 2018年11月15日閲覧。
- ^ McPherson, Lynn (2012年7月1日). “Scots rocker KT Tunstall's fury at BNP election candidate stepdad”. Daily Record 2018年11月15日閲覧。
- ^ Gannon, Louise (2013年5月25日). “'I was a rock 'n' roll cliche - I had everything but I wasn't happy': How KT Tunstall suddenly saw”. MailOnline 2018年11月15日閲覧。
- ^ 2006 -The BRIT Awards
- ^ “Complete list of 2007 Grammy winners and nominees”. The Baltimore Sun (2007年2月12日). 2007年9月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2018年11月15日閲覧。
- ^ “KT Tunstall to receive an Ivor Novello Award for Outstanding Song Collection with PRS for Music”. Ivor Novello Awards. 2024年12月13日閲覧。
- ^ ケイティ・タンストールが結婚式を挙げる
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
- KTタンストール - UNIVERSAL MUSIC JAPAN
- KT Tunstall - YouTubeチャンネル
- KTタンストール - Spotify
- KT Tunstall (@KTTunstall) - X(旧Twitter)
- KT Tunstall (kttunstall) - Facebook
- KT Tunstall (@kttunstall) - Instagram
- KT Tunstall - オールミュージック
- KT Tunstall - IMDb
- KT Tunstall - BBC Music